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ミカヅキ『ガルデンバンデン35世』

2008.05.29 22:28

ミカヅキX

ガルデンバンデン35世

ガルデンバンデン35世は、快楽主義者のカエルであった。
彼の楽しみは、かたつむりの抜け殻を、口の中で、右に左に転がす事である。
何も考えずに、長い舌を使って、右にぐるりん、左にぐるりん。

ガルデンバンデン35世は、沼面の王であった。
カエルにしては大きなその体を、沼の真ん中の岩の上に乗せ、ぐるりんぐるりん。

ある日、パンドラという娘がやってきてこう言った。

「祝福のキスはいかが?」

ガルデンバンデン35世の先祖は、魔女に呪われた48人の王子の一人だった。

「ゲロ」

ガルデンバンデン35世は、一声あげると沼の中に飛びこんだ。

少女は、後に残されたかたつむりの殻を一瞥して、つまらなさそうに帰っていた。


ミカヅキX
こういうのなら、永遠にいけそうだ。05/29 22:29

水上 える
キスすれば王子に戻れたかもしれないのに…でもカエルの生活の方が楽しそうだ…05/30 00:32

モモと
戻れなかった王子。あれ、王様?05/30 00:50

野良(--)
内容を考えちゃうと難しいんだよな。
構想が無駄に長くなる。05/31 21:10
最終更新:2009年10月16日 02:23
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