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える『猫』

2008.05.02 00:17

水上 える

ぴん、とはった真っ赤なひげが印象的な猫だった。
毛並みは薄いピンク色。
色素遺伝子をいじったペット用の小動物はここらでは珍しくない。
だが、1匹でぽつりと埠頭にいるのは妙ではあった。
このつやつやとした毛並みで、整った凛凛しい顔立ち、愛嬌がありながらもどこか鋭い眼光。
普通なら、盲目的にそれを愛する貴婦人のひざの上にでもいるのがお似合いだろう。
まわりに飼い主らしい人影も見えない。
猫は飄々とした足取りで、海を眺めながら歩を進めていた。

いま、この猫がこの島全体を統括するサーバーに直接アクセスしていることなど、誰が考えようか。
猫はちろりと舌なめずりをした――それにとって、情報はまるで角砂糖のように甘かった。
口の中に入れると、ほろほろと崩れて分解され吸収されていくところも同じだった。

さて、猫はこの島を使って、何をしようと、何処へ行こうとしているのか……

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今回も、目指せ48ネタで、がんばっていこうと思います。
ね、のらさんたこさん!みんなもだぜ!


モモと
おいらにそんなこと……無理という言葉は使い古したのでなんか言葉がないか探してみます。
もじゃもじゃなネタなんか出るかしらん?
ひげって猫に生えてるはずのものなのに、何故かもわさとしたひげを思い浮かべてしまった・・・不覚!!05/02 19:50

野良(--)
今回のネックは盲目的かな。意外とひげと角砂糖は相性がよさそうだ。
さあ、48ネタがんばるぞー。05/02 20:07
最終更新:2009年10月23日 02:15
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