2008.04.21 01:00
水上 える
「忘レモノだよ、坊や」
男はそう言って、小さなチップをこちらに投げてきた。反射的に受け取る。が、
「……俺のじゃないよ」
銀色の冷たい記憶チップは、まったく見たことのないものだった。
「いいや、おまえのさ」
男は俺の首をつかんだ。ビリッと電流のようなものが走ったと感じた――俺の神経機能が一瞬停止する。
その隙に男は俺の手からチップを取り、後頭部のスリットに無理やり差し込んだ。
「あ……うわあああああああああああああああ!!」
膨大な何かが、俺の記憶野に流れ込んでくる。洪水のように、自我が押し流されると感じるほど。
体中が引き裂かれたような痛み。回路が焼き切れるんじゃないかと思えるほどの。
「未完成品のおまえには、これが必要なのさ。覚えておきな、この罪を」
その場にくずおれる俺に背を向けて、男は去っていった。
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ちょっとSFっぽい感じで。。。
野良(--)
お、なかなか面白そうな書き出しじゃないか。
SF的なものとはなかなか斬新だな。04/21 18:21
水上 える
SFっぽいの好きなんですけどねーー
知識がないとねえ(__04/23 01:10
最終更新:2009年10月25日 01:18