2008.04.28 22:37
野良(--)
「お兄様っ。『忘れ物』を届けに参りましたわっ!」
「……はい?」
学校で授業を受けていると、突然飛びこんできた女の子に重箱を突きつけられた。重ねた着物に膨れ上がった、五歳ぐらいの見たこともない少女に。
「……ええと、君、誰?」
「っ! ヒドイですわ、お兄様っ! こんなに可愛い妹のことを無視するだなんて!」
「いや、僕に妹なんて……」
「無理もありませんわ、あんなことがあったんですもの……」
「あんなこと? いや、まったくさっぱりこっれっぽっちも心当たりが……」
「でも大丈夫! あのおぞましい事件に『引き裂かれた』お兄様との絆、私がきっちりばっちりむっちり取り戻してみせますわっ!」
「はい?」
「というわけで先生様! 兄は急用ができたので早退いたしますわ!」
「え? あ、はい。お大事に……」
「ちょ、先生!?」
「さあ、お兄様。行きますわよ」
「へ、う、うわぁ?」
怒涛の展開に教室中が驚愕に襲われている間に、僕は少女に手を掴まれ、教室から引きずり出されていた。
全く一度も面識もない少女に。
そのまま廊下を駆けながら、不気味な笑いにただ引かれる。
「ちょ、ちょっと! 君、一体誰なのさ!」
「ふふふ、お兄様。なにがなんでも受けいれていただきますわ。私の家族を『完成』させるために……」
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コミカルなものを、と心がけてノリだけで描いてみた。ここからドタバタ活劇が始まることを期待する。
幽水晶
なんか萌え系展開を狙ってませんか。いや、ロリコンでそれはないのか…?
女の子がドSっぽくて楽しそうです。04/29 00:22
水上 える
忘れ物を届けに来たくせに教室から連れ出すとは、なんという支離滅裂なキャラ…
多重人格探偵サイコで、死体で家族を作る回を思い出しました。04/29 00:33
野良(--)
ドタバタコメディってのも一度は挑戦してみる価値があるのかもしれない。04/29 23:38
最終更新:2009年10月25日 01:41