2008.03.22 15:10
abendrot
この記録は、一人のクゥ族の男性が語った、この世界の現実の話である。
名前:シュヴァルツ・イョット
性別:男
種族:クゥ族
特殊能力:夢見。他人の夢に入ることができる。
職業:夢魔。クゥ族の、伝統的な職業。
人の夢に入って、「白葉の黒花」(ハクヨウのコッカ)を咲かせる。
夢で「白葉の黒花」が咲いた人間は、「漆黒の一声」と呼ばれる、
クゥ族独自の特殊能力を一度だけ使える。
夢魔はどの種族の人間の夢にも入ることができるが、
「白葉の黒花」を咲かせるのは、アー族の夢に限られている。
アー族:この世界で最大の部族。
特別な力はないが、その代わりに他の部族よりも優れた技術力を持つ。
その国テ・アーは、この世界の最大の国家であり、世界の中心となっている。
筆者も、もちろんアー族である。
クゥ族:「漆黒の一声」と呼ばれる、特殊な力を持つ一族。
声を出さずに特殊な力を発揮するツェット族の「純白の視線」と違い、
彼らは声を出すことで特別な力を発揮する。
かつてはエス・クゥと呼ばれる国家を築き、小国ながらも独自の文化を持っていたが、
世界の人口を数パーセント減らしたといわれるあの大災害「崩壊」によって国は壊滅。
ばらばらになった一族は、その後統一国家を作ることなく、
世界中に散らばってアー族に混じって生きるようになる。
ただし、自身の血族に異常な誇りを持つ彼らは、今もアー族と交わることなく純血を保っているらしい。
(シュヴァルツ他、多数のクゥ族が証言しているが、真偽の程は、現在も確認中)
ツェット族:イクス・ツェットという小さな集落に住む、最小数の部族。
アー族やクゥ族と比べて4倍の寿命をもち、他の部族との繋がりを殆ど持たない。
独自すぎる文化のせいで、他部族との正常な関係を持てないのではないか、とも言われている。
彼らと唯一交流があったのが、クゥ族の夢魔たち。
夢魔が咲かせる「白葉の黒花」も、夢魔がツェット族の「純白の視線」の力を
借り受けているものではないかといわれている。
ただ、ツェット族でなければ制御不能といわれている「純白の視線」を
クゥ族の夢魔が使いこなせるとは考えられず、
夢魔とツェット族とのつながりは、夢魔でしか知りえない関係があるのではないかと考えられる。
シュヴァルツは、私に語った。
「俺が話せるのは、俺の真実だけだ。それは世界の現実であっても、真実ではない。だから俺の話を聞いて、あんたがどんな風に受け止めるのかは勝手だ。好きなようにすればいい。だが、はっきり言っておく。俺は――俺は、俺の「真実」が正しいものだったとは思っていない。心の底から、後悔しているんだ」
そして、彼は私が何とか聞き取れるほどの小声で、こう付け加えた。
「――死ニタイト思ウクライニ、ナ」
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まだまだここから広げていくような感じで。
主人公は、シュヴァルツなのか、それとも、「筆者」なのか。
内容は、シュヴァルツの語った話なのか、それとも今から何かが起こるのか。
その他、考えようによっては様々なお話になるんじゃないかなぁと思います。
野良(--)
なかなかややこしい背景設定ですな。
結局「漆黒の一声」なるものでどういうことができるのかはわからないのだが、
流れからみて「純白の視線」よりも強い力なのかなとは思うのだけど。
特殊な設定は特殊ゆえに広げにくいような気はするのだが、
なにか核となるストーリーは作りやすいとも思う。03/24 01:41
水上 える
おお、なんかかっちょいい。
夢魔が職業でくるとは思わなかったなあ。03/26 01:01
abendrot
ヤヤコシイの大好きなんです、ワタシ_| ̄|○
でも、確かに、何かメインになるものを決めないと、ただ無駄にヤヤコシイだけの設定になってしまうのかもしれませんね。03/28 23:57
最終更新:2009年10月26日 23:24