2008.02.04 23:09
abendrot
道具(?)
名前:おわりと『はじまり』の刀
銘:『雪』月花(セツゲツカ)
性質:超『身勝手』
説明
刀匠・雪月花(本名・志木 雅<シキ ミヤビ>)によって手がけられた、刀。
名前の由来は、この刀が雪月花にとって最後となった作品であり、且つ彼女の新たな人生の幕開けの意味を込めて。(注:これ以降、彼女が刀を作らなかったために「最後の作品」となった。これを最後の作品に、という彼女の意思はなかったので、はじめ、この刀は単に、「偲ブ雪」という名をつけられていた。後に改名し、現在の名に至る)
一度鞘から抜き放ちその刀身をあらわにすると、何故か事件・厄介ごと等は全て使用者にとって有利な、しかし周囲からすると身勝手極まりない解決を迎える。
お話
日本のどこかの山奥に、時代遅れな刀匠が住んでいました。
刀匠の名は、志木星雲。志木雅の父親。
彼は、時代の中で薄れ行く、美しい刀鍛冶の伝統を次世代に――という高尚な思いは欠片もなく、ただただ有り余る志木家の財産を、道楽である刀造りに注ぐ、そんな人なのです。
ちなみに、「有り余る志木家の財産」とは、笑うしかないような金額の現金に加え、地方に持つ先祖代々の土地をウィークリーマンショ●にしたり、大手チェーンスーパーにしたり、飲食店、コンビニ、ドラッグストアに、駐車場。
その家賃収入のお陰なのか、志木家は衰退することなく金持ちのままでいることができたのです。
とにかく、そんな感じで働く必要のなかった星雲は趣味に走りまくり、挙句、母屋とは別に作った工房(山奥)に引っ込んでしまう始末。
そんな父を見て育った雅は、父の仕事を刀鍛冶と勘違いするほど、幼い頃から工房に張り付いていました。
もちろん、刀を鍛えるために。
ところが、彼女の腕は父を遥かに凌ぐ、生まれた時代を間違えた名匠の域。
幼い頃から恐ろしいまでの才能に恵まれ、なんと、十を少し超えた頃には既に刀匠・雪月花を名乗るようになっていたのです。
彼女の作る刀身は女性のような滑らかさを持ち、また刃を鍛えれば猛々しい獣の爪のごとく「斬れ」ました。
次第に彼女の刀は「女が鍛えた刀」という看板を掲げずとも飛ぶように売れ、刀マニアの皆々様の間では、刀匠・雪月花の刀といえば知らない人はいないというほどになっていました。
しかし、おわりは突然やってきました。
もっとも、彼女にとっては『はじまり』となった、あの事件が起きたのです。
あれは、『雪』が降りしきる真冬のこと。
いつものごとく、『身勝手』な父・星雲が売り払った彼女の「偲ブ雪」を、買い手に届けようと、志木本家で出かける用意をしていた雅の元に、一本の電話が。
「雪月花、その刀は君以外のモノにはふさわしくないヨ」
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現代ファンタジー?ぽくやってみました。
変なところの設定だけ決めて、多分肝心な設定は何一つ決めていません。(雅なんて、何歳なのかも決まってないし)
また、刀が身勝手なのは、刀自身に意思がある(喋ったり、人間に変身したり?)としてもいいですし、抜いた途端に使用者の人格が変わるでも面白いかな。
話自体は、ギャグ・シリアスともにいけるかなー。
でも、おそらくはギャグでしょうね。
abendrot
……メモ帳に書いて貼り付けたら、白いラインが入ってしまいました--;02/04 23:11
野良(--)
しゃべる剣ってのは結構ベタなところだが、抜くと人格をのっとられるとかってのは面白そうだな。02/05 19:43
幽水晶
刀とかそういうネタは大好きです!ギャグとかシリアスとかが詰め込めそうで面白そうです。
勝手に想像が働いてなんかこう……。言い表せないっ!02/06 19:00
abendrot
思いっきり妄想しちゃってくださいっ(違
刃物を持つと人が変わる……うわぁ、それじゃあただの変人(´へ`; でも、「人格変わる」じゃなくて、のっとられるのは面白いかもしれませんよねー。02/08 10:56
水上 える
雪の白さをイメージして白背景とは凝ってるなあ…と思ったらそんなオチが…
あの事件ってなんだろう、気になるぜ。
でもギャグにいっちゃうんだ…ああ、刃物を持つと人が変わる、私のことですか? いえーいリストカットしちゃうぞ!!
「君以外のモノにはふさわしくない」とか言われちゃうと、何度もいろんな人の手に渡っては持ち主か誰かが斬殺されて雅の元に戻ってくる、みたいなちょいホラー話を妄想してみたりしますよ。02/09 00:28
最終更新:2009年11月02日 03:10