積算温度

積算温度とは、日平均気温を足していった値。

農業では、積算温度が栽培管理の一定の基準になることがあります。

稲作の場合は、田植えから出穂まで、出穂後から収穫時期の目安に積算温度を用います。
(当然気象条件により異なるため、積算温度のみで判断はできませんが、一つの目安となります)
例えばあきたこまちの場合は、収穫の目安となる出穂後の積算温度は950~1,050℃です。

また、催芽前に浸種(種を水に浸しておく作業)をする時間の目安としても積算温度が用いられています。この場合は日平均気温ではなく、日平均水温を用いますので、正確には「積算水温」です。
(水稲種子の浸種の積算温度は一般的に100~120℃です。)

最終更新:2014年02月13日 22:10