CEC

CEC(塩基置換容量)
CECは保肥性(ほひせい/土の粒の中に肥料成分を蓄える力)の目安です。
値が高いほど、肥料成分を土中に蓄えることができ、逆に低い場合は、肥料を撒いても、肥料成分が流失してしまいます。

土壌中の粘土及び腐植などは、マイナスに荷電しており、陽イオンを引き付ける力があるため、陽イオンである(カルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、アンモニウム、水素など)を吸着し保持することができるため、保肥性が高まります。

一般的に火山灰土や腐植が多い土はCECが大きく、砂地土壌などは小さくなります。
CECの値が低い場合は、堆肥や土壌改良剤などを投入してCEC値を高める方法があります。
 

最終更新:2014年02月07日 11:48