「その女の人あんたの事が大事で、喜ばせようと思って頑張ってたんでしょ?」
「なのに犬と同じなの?」
「ありがとうって言わないの?」
「役に立たなきゃ捨てちゃうの?」
「ねぇ、この世界って守る価値あるの?」
「私なんのために闘ってたの?」
「教えてよ…今すぐあんたが教えてよ」
「でないと私……」
堕ちていく、堕ちていく。
どこまでも暗い奈落の底へと少女の魂は堕ちていく。
身体は既に動く骸。こんな身体で想いを寄せる少年の前に立てる訳が無い。
目指したモノには到底至らず。想いは告げられる事すらなく。
只々嘆きと悲哀のみが募り、心に溜まった澱みは少女の心から希望を奪い去っていく。
あたしって、ほんと────。
魂が砕け、絶望が芽吹くその刹那────。
落ちていた宝石にさやかの足が触れて────。
座へと届いた少女の嘆きがある英霊の逆鱗に触れたッ!
◆ ◆ ◆
「え………?」
美樹さやかはキョロキョロと周囲を見回す。確かに電車に乗っていたのに、何故か廃墟に佇んでいた。
ソウルジェムを確認すると、真っ黒に濁りきっていた宝石は、魔法少女に成り立ての頃の様に青い輝きを放っていた。
「え?なんで⁉︎」
疑問に答える者など当然存在せず、代わりに一陣の風が吹いた。
啾々と吹く夜風が、随分と前に枯死したであろう枯れ木の梢を揺らしている。
樹と風の立てる音に、亡者が呻きながら這いずり回っているかの様な気がして、さやかは我が身を抱きしめた。
「嗤わせる。高々この程度で絶望したのか」
不意に後ろからかけられた声に、さやかの全身が発条と化して後ろを向いた。
「誰よ?アンタ」
振り返ったさやかの眼は、艶やかな繭袖(けんちゅう)の布地に龍の刺繍をあしらった長衫を纏った男の姿を捉えていた。
均整のとれた長身は、男の麗貌と相まって美丈夫と呼ぶに相応しい。 陽光の下、街中を闊歩すれば、老若を問わず異性の目を引くだろう。
だがさやかの気を引いたのは、男の容姿ではなくその眼差し。
何もかも諦めた目をしてる。空っぽの言葉をしゃべってる。
眼だけはさやかを見ているが、意識は全然別のことを考えている。
────この眼。何処かで。
さやかの思考は、男の言葉で遮られた。
「見て分からんのか?愚鈍だとは思ったがここまでとはな」
心からの蔑みが込められた男の声と表情とが美樹さやかの逆鱗に触れたッ!
「なんでアンタにそんな事言われなければ────」
言葉が途切れる。気がついた時にはさやかの身体は地面と水平に飛んでいた。
「グハッ!」
枯れ樹の一つに背中からぶつかって漸く止まる。
男の方に目を向けたさやかは、男が緩やかに足を降ろすところを見た。
距離を詰めて蹴り飛ばす。只それだけの事だが、さやかの目に映りもしなかったその速度は、正に超常存在であるサーヴァント。
「想いを寄せる相手に己の気持ちを伝える努力を何もせず、只嘆くだけ。これを愚鈍と言わず何と言う。
その程度の想いだから、他の女に奪われるのだ」
「…アンタに何が判る!こんな体で抱きしめてなんて言えない!キスしてなんて言えるわけが無いッ!」
己の嘆きを慟哭を、全て否定されたさやかの激昂は、男に更なる侮蔑と、怒りの念を抱かせた。
「判るとも。お前の絶望…ソウルジェムとやらの濁りこそが、俺の現界に際しての魔力となったのだから」
つまりこの男は、さやかの絶望を余さず飲み干して、その上でさやかを嘲っているのだった。
「俺の妻はな、どれ程想っても想いの届かぬ愛する男に、自分の気持ちを伝える為に、獣共に自分を輪姦させた」
男の言葉を聞いてさやかはよろめいた。男の言葉は今までに受けてきた魔女の攻撃全てを合わせたものよりも重かった。
「その上で魂は五等分され、五つの電脳に収まった。そして猶も魂の欠片の入った人形を獣共に苛まれ続けた。
それ程までの事をしてあの娘は想いを伝え、そして叶えたのだ。
お前は一体何をした?自分の想いを伝える為に、一体何をした?どんな犠牲を払った?」
「わ…わたし………は…」
何もしていない。想いを伝える為に何も行動しなかった。
「理解できたか?貴様に嘆く資格は無い」
男はさやかの慟哭を、嘆きを、ただの一言で切り捨てた。
「それにな、お前は一体何の為に魔法少女とやらになったのだ?
好きな男の不幸を嘆きを見過ごせなかったからだろう」
男の声は変わらず平坦なまま。だが"変わった''。
さやかの身体が震える。男の声に含まれたもの。大紅蓮地獄の氷ですら暖かく感じる程に凍てついた声。その冷たさの裡に込められた、焦熱地獄の焔ですらが涼風と感じられる程に熱い激情。
────殺意。
男はさやかに対し、真正の殺意を抱いているのだった。
「お前は何の為に今まで血を流してきた?
正義とやらを行う為だろう」
さやかの視界が横に流れた。男に蹴り飛ばされたのだと理解した時には、地面に転がっていた。
「男は幸を得た。お前は正義とやらを為した。ならば何故嘆く。
貴様は理解する事が出来るか?愛する女の嘆きを只見ることしか出来なかった俺の心が。
俺が彼女に捧げられる全てが彼女には塵芥程の価値も無く、自分の全てが彼女にとって無駄だと知った俺の絶望が」
さやかの襟首を掴んで持ち上げ、男は更に裡にある激情を吐露する。
「お前は一体何を嘆く。願いを叶えておいて何を哀しむ。望んだものを得ていながら、未だに足りぬと泣き喚くのか」
「け…けど、こんな身体────」
急激に遠ざかる男の姿。顔を殴られたと理解したのは、鼻梁に熱と痛みを感じてからだ。
肉体に蓄積された魔女との戦闘経験が、意識とは関係無く咄嗟に受け身を取る。
「ガハッ」
身を起こそうとしたさやかの胸を、男の足が踏みつけ、地面に縫い止めた。
「この身体は、脳を除いて生身の部位が無い。貴様は俺にはあの娘を愛する資格は無いとでも言いたいのか?」
脚に力が篭り、胸骨の軋む音をさやかは聞いた。
「俺の生きた時代はな、脳以外の生身を持たず、用途に応じて義体を変える、そんな人間が普通に居たぞ」
「グハッ………あ、あああああッ!」
胸骨と肋骨に亀裂が走る。その音の悍ましさと苦痛にさやかは絶叫した。
「痛みを感じ、傷つけば血を流す、お前の身体は正しく人のものだろう。
これでなお人の身で無いというのならあの娘はどうなる。
機械の身体に五つに裂かれた魂の一欠片をいれただけのあの娘は」
男にさやかの嘆きは理解出来ない。身体に対する概念が違い過ぎる。
男にさやかの慟哭は理解出来ない。愛する女の魂の一欠片を収めたガイノイドに、変わらぬ愛を捧げ続けた男なれば。
「身体などに拘る蒙昧な貴様には理解出来まい。真に大切なものはな、心であり………魂だ」
さやかの身体が痙攣したかの様に震えた。震える唇が途切れ途切れに言葉を紡ぎ出す。
「わたしって………本当にバカ。………わたしは何も失ってなかった…願いなんてとっくに叶えていた………………。
後悔なんてする理由が無かった………………。なのに…そんな事に気付きもしないで…アンタのおかげで目が醒めた………」
男は無言。冷え冷えとした眼差しをさやかに注いだままだ。
だがさやかの胸を圧迫する重さが緩んだのは、さやかの言葉が届いたからか。
「有難うアサシン………………………。わたし決めた。生きて帰る…必ず生きて帰って………恭介に告白する」
「好きにすれば良い」
男の────アサシンの脚が上がり、解放されたさやかは蹌踉めきながら立ち上がった。
アサシンを真っ直ぐ見つめて、さやかは問う。
「アサシン…貴方は好きな人の為に聖杯を望むんだよね」
「当然だ。彼女が地獄を望めば地獄に落とし、世界を望めば世界を獲る。
花は彼女の為だけに咲けばいい。鳥は彼女の為だけに鳴けばいい。
彼女の為になるのであれば、世界であっても捧げよう。ましてや英霊如き」
「その事を止めはしない。けれどこれだけは誓って。マスターは殺さないって」
「マスターを殺すのがサーヴァントを斃す最も確実で安全な手段であり、サーヴァントを失っても、他のサーヴァントとの再契約が可能だと知らないのか」
「私は正義の魔法少女だから、マスターを殺す事は認められない………だから、お願い、誓って、マスターを殺さないって」
「………………修羅場では何が起こるか判らん。たが、善処はしよう」
「有難う」
さやかは解っていた。アサシンが誓いを守る意思を持たない事を。 令呪を用いてでも誓わせようとしたさやかの意志を読んでの応えだという事を。
それでも構わない。アサシンに人を殺させない様にするだけだ。美樹さやかは正義の魔法少女であらうと望み、その望みを叶えたのだから。
「アサシン………最後に聞かせて…貴方の名前と、願いを」
さやかの呼びかけに、背を向けて霊体化しつつあったアサシンが振り向いて言葉を紡ぎ出す。
「俺の願いなど彼女の為のみ存在する。
『彼女の幸を永劫のものとする』此れのみだ」
アサシンの姿が揺らぎ、虚空に溶け込む様に消えていく。
アサシンの姿が薄らぐのに合わせるかの様に風が吹きすさび、夜気を震わせた。
唸りを上げて吹く風の中で、さやかはアサシンの名乗りをはっきりと聞いた。
「劉豪軍(リュウ・ホージュン)」
名乗りと共にさやかに向けられた視線。
その視線がさやかの記憶を呼び覚ました。
何もかも諦めた目。それは、さやかの知る魔法少女の一人。
暁美ほむらの目と同じだった。
【クラス】
アサシン
【真名】
劉豪軍(リュウ・ホージュン)@鬼哭街
【ステータス】
筋力:E 耐久:E 敏捷:E 幸運:E- 魔力:E 宝具:E(通常時)
筋力:C+ 耐久:D+ 敏捷:C+ 幸運:E- 魔力:B 宝具:B (内功使用時)
【属性】
中立・悪
【クラススキル】
気配遮断:C
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
アサシンの場合はスキルにより、初撃に限り攻撃対象に直感や感知に類するスキルがない限り、気配遮断のランクは落ちない。
【保有スキル】
内功:A+
呼吸法により丹田に気(サーヴァントとしては魔力)を練り、全身に巡らせて、森羅万象の気運の流れに身を委ねる技法。
このスキルが低下すれば、後述の戴天流、軽身功スキルも低下し、使用不能ともなれば、戴天流、軽身功スキルも使用不能となる。
呼吸法により魔力を幾らでも精製することができる為、実質的にアサシンは無尽蔵の魔力を持っているに等しい。
修得の難易度が非常に高く、Aランクで漸く『修得した』と言えるレベル。
使うと内傷を負い、内臓や経絡に損傷を齎す……が、セイバーは宝具により内傷を負う事が無い。
戴天流:A(A++)
中国武術の二つの大系のうちの一つ、『内家』に属する武術大系。
型や技法の修練に重きを置き、筋肉や皮膚など人体外部の諸要素を鍛え抜く武術大系である『外功』と対になる武術大系。
外功の“剛”に対する“柔”であり、力に対する心気の技である。体内の氣が生み出すエネルギー“内勁”を駆使することにより、軽く触れただけで相手を跳ね飛ばしたり、武器の鋭利さを増したり、五感を極限まで研ぎ澄ましたりといった超人的な技を発揮するほか、掌法と呼ばれる手技により、掌から発散する内勁によって敵にダメージを与えたり治癒能力を発揮したりもする。
内家功夫は外家功夫より修得が難しく、その深奥に触れうるのはごく一握りの者しかいない。
修得の難易度が非常に高く、A+ランクで漸く『修得した』と言えるレベル。
敵手の“意”を読んで、“意”より遅れて放たれる攻撃を払う事で、“軽きを以って重きを凌ぎ、遅きを以って速きを制す”事が可能となる。
ランク相応の魔力放出、矢避けの加護の効果を発揮する複合スキル。
効果を引き出すには、其れに見合った内功スキルが必要になる。
アサシンは絶技に開眼してはいないが、練達の武人であり、修得した戴天流の武功は、宝具の効果により、極めた者の其れを遥かに凌駕する。
内勁の込められた刃が齎すは因果律の破断。凡そ形在るもの全てを斬断する。
内功を充分に練らなければ使用不能だが、練る事さえ出来れば、同等の功の持ち主か、宝具でもない限り防げない。
一刀如意:A
意と同時に刃を繰り出す剣の境地。通常は意に遅れて刃が放たれる為に事前に察知する事が可能となるが、この境地に至れば事前に知ることは不可能となる。
攻撃に際しCランク以下の直感と心眼(偽)を無効化し、Bランク以上の直感と心眼(偽)の効果を半減させる。
鬼眼:A
心眼(真)の上位互換スキル。
卓越した観察力と洞察力により個人戦闘は元より、組織運営、集団戦闘、対外交渉に至るまでを予測し、最善の手段を取る事ができる。
武では無く智を以て青雲幇(チンワンパン)に迎え入れられ、隆盛へと導いたアサシンの持つ''智"の顕れ。
但し、予測する為には情報を必要とし、質量伴った情報で有る程予測の精度は高まる。
裏を返せば知らない事は予測出来ない。
狂愛:A+
精神を病む程の愛。一人の女に己の全てを捧げた結果、周囲の事がな全く気にならなくなっている。精神的なスーパーアーマー。
このスキルの為にアサシンの幸運値はマイナス方向に突き抜けているが、アサシンは全く意に介していない。
このスキルは外せない。
軽身功:B+
飛翔及び移動の為の技術。多くの武術、武道が追い求める運体の極み。単純な素早さではなく、歩法、体捌き、呼吸、死角など幾多の現象が絡み合って完成する。
アサシンの縮地は宝具との組み合わせにより、技法の域を超えている。
その速度は複数の残像を伴いながら間合いを詰め、複数人数から同時に攻撃されたと誤認させる程。
アサシンにとって、間合いとは存在しないに等しいものである。
【宝具】
電磁発勁
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:なし 最大補足:自分自身
対サイボーグ気功術である。体内の氣の運行によって瞬間的に電磁パルス(EMP)を発生させ、それを掌力として解き放つ,
EMPにより電子機器を破壊する轟雷功"及び轟雷功"に耐えうるシールドを施した電子機器を瞬時に焼き切る紫電掌''が存在する。紫電掌は電磁パルスに耐えられる戦闘用サイボーグを倒す為に編み出された技である為、同ランクまでの電撃に対する守りを無効化する。
Aランク以上の内功スキルがなければ使用不能。
黒手裂震破
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人
内家掌法の絶技。胸への掌打を以って五臓六腑を四散させる。
受けた者の胸に黒い手形が付くのが特徴。
対象の対魔力により効き目が減少し、Cランク以上の対魔力の持ち主には無効化される。
内勁駆動型義体
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:なし 最大補足:自分自身
生前に己の肉体を寸分たがわず再現させた、史上初の内剄駆動型義体の試作品が宝具化したもの。
アサシンの肉体をを完全に再現した義体であり、経穴まで存在する。
この為内功を駆使できるが、義体そのものの性能は、生身より多少丈夫というだけである。
人造器官の強度とパワーで駆使する内功は尽きること無く、内傷を負うことも肉体の限界に縛られることも無い、全ての流派を過去の遺物とセイバーが豪語する程。
この宝具により戴天流スキルは()内の値となる。
この身体で軽功を繰れば、敏捷の値がA++にまで引き上げられる。
絶縁体で構成されている為に電撃系の攻撃を無効化する。
しかし、首筋だけは接続端子がある為に電撃が通る。
痛みも疲労も感じず、出血も無い為に、継戦能力はかなり高い。
しかし、損傷を回復魔術で治すことが出来ず、自然回復の速度も通常より遥かに遅い。
この義体の為にアサシンを知る者達から、その実力を過小評価された逸話から、無冠の武芸の効果を発揮する。
【人物背景】
望むならば世界の全てを手に入れる。そう思うほどに愛した妻が実際に愛していたのは自分ではなく実の兄というどうしようもない悲劇。
「兄を愛してるけど、兄は自分が幸せだと本気で思ってるから、自分の思いには気付いて貰えない」
「だから地獄に落ちた自分の姿を見せて、兄を振り向かせたい」
と妻が望んだので、実際に妻を地獄に落として、義兄で有り弟弟子でもある主人公に、妻の気持ちに気づかせようとした。
取り敢えず主人公にマカオで重傷負わせて、妻を仲間四人に輪姦させる。その後妻の脳内情報を全部吸い出して、五体のガイノイド(人間の脳内情報を入力したアンドロイド)に五分割して入力。
そして妻そっくりのガイノイドを自分の手元に置き、残りの4体は仲間に分ける。
うち一人は義兄の事を嫌っていて、女を嬲り殺すのが趣味というロクデナシだが、妻が望んだ事なので無問題。
自分は妻そっくりのろくに反応を返さない人形をひたすらひたすら愛でる。
端麗を模したガイノイドの肌に5mm傷付けられた程度で、傷付けたメイドを原型無くなる力で殴り殺す程にに愛している。
義兄が戻ってくると、仲間四人はおろか、自身が属する組織すらも妻への贄として義兄により壊滅させる。
最後は荒涼と荒れ果てた妻の邸宅で義兄である主人公と決戦。恨み言まじりにネタバレかまして主人公を精神的に嬲りながら刻み殺そうとするも、
絶技に開眼してい主人公と相打ちになって死ぬ。
最後の最後まで主人公に呪詛を吐いていた。
英霊となった事で、端麗が幸を得た事は知っている。ならばその幸を永劫不変のものとする。
それが豪軍の願いである。
CV
鈴置洋孝(旧) 速水奨(新)
【weapon】
レイピア
【方針】
聖杯を獲る。手段は選ばない。
【マスター】
美樹さやか@魔法少女まどか☆マギカ
【能力】
剣とか沢山出せる。見た感じはサーベル。
刀身射出したり蛇腹剣にしたり出来る。
投擲して使う事もある。
再生能力が高く、生半可な攻撃では戦闘不能になる事はない。
痛覚を遮断する事でゾンビじみた戦い方を可能とする。
ソウルジェムという宝石に魂を封入する事で、肉体の損傷や痛みを無視して戦う事を可能とするが、魔法少女としての力を使う程、精神的な苦痛を感じる程、ソウルジェムは濁っていく。
ソウルジェムが肉体から100mも離れてしまえば、肉体を制御できなくなり、肉体は只の死体となる。
【人物】
正義の魔法少女を目指した少女。色々あってソウルジェムが濁り切り魔女化する直前にこの事態に巻き込まれた。
【聖杯への願い】
帰還
【方針】
生きて帰る。アサシンには聖杯を取らせたいが、人殺しはさせない。
最終更新:2018年06月05日 21:38