往  此  散  地   一 一
  く  処  れ  の   片 片    外道
  先  が  ぬ  果   の の
  は  何  花  て   現 夢    
  何  処  た  よ   に に   修羅道
  処  か  ち  り   映 映 
  か  を  は  還   る る  
  を  │  識  え   こ こ    人間道
  │  │  っ  り   の の 
  │  │  て  み   夢 現
  │  │  し  れ     
        ま  ば     
        う     





◇◆◇◆



 更けゆく夜。流されることのないうろこ雲。
 その雲を垣間見に、対岸の彼方で機能を停止させた様々な自動化工業機械《プラント》たちは十六夜で影絵を地上に這わせてまるで墓場だ。
 それもそのはず、既に此処は奇奇怪怪たちが跳梁跋扈する隔絶された黄泉國。
 修羅の巷と化した“見滝原”に昨日までの何事も無い平穏さはもう二度戻っては来ない。
 闇に濁った暗黒世界。それを欺む銀色に撩乱と狂い咲いたネオンの毒花。数え切れないほどひしめいたあう赤と青の光点。全て音なく幽邃な眺めである。

 頭の悪い悪戯好きの子供やサカリのついた不良連中でさえも絶対に近づかないある場所。
 工場をぐるりと覆うキープアウトの黄色テープと鎖は封印めいて、漂わせる暗い虚無の雰囲気は庶民たちの感覚からは程遠かった。
 そして、ある一組の秘密の特訓所でもある。




“────ねぇ、お侍さん。“あたしに剣を教えてよ”────”


  それは剣道のけの字も知らない少女の必然的な提案。
 嫌がるサーヴァントに彼女は令呪まで使って無理やり云うこときかせてようやく始めたヒミツの特訓である。





 それはやがて──────


              ──────酷烈の極みに達する。







 ──────上から降ってくる黒い影。

          呶   
          ッ
          !

 何かが常夜灯に衝突し、衝突音が近所の野良猫たちをどやしつけるように響いた。
 花弁のような鮮紅へ落としながら、常夜灯はみるみる黒ずみ、消えかかっていく。



 呀呀────ッ! 

         呀────ッ! 

                呀呀────ッ!



 その残響をかき消し、一斉に啼く夜鴉。
 不気味に哭り響く声明〈こえ〉、それと黒い羽根をひとひら残し、空虚〈そら〉へと飛び去った。
 彼等の騒ぎの元凶は突如、墜落してきた隻手。肘から断たれたか細い女のもの。
 それに遅れて地べたへと衝突する袈裟斬られて喉から肋骨まで大口を開けた一人の少女。
 少女の満身に生々しく刻まれた斬切跡がその闘の激しさを物語っていた。
 長い息の詰まる沈黙の後、やがて少女の背後から地面へと毒々しい朱色の大翼となって流れ出る血潮。
 傍目には問答無用とばかりに斬り殺されて死んでいるようにしか見えない。
 10メートル以上から墜ちれば内臓破裂や脳挫傷、即死が当たり前のこと。
 だが、しかし──────









 もとより少女は──────人に非ず。







 ──────完全な沈黙に伏している彼女のその死相濃い面貌がふと、僅かに動いた。








 美樹さやかは『魔法少女』である。この程度で仆れることなど絶対にありえない。









 ──────わななく肉体《からだ》。

「──────かふっ」

 波打たせる波紋もまだ消えぬ血汐の領海に浮かぶ一つの襤褸切れは満身の筋肉と骨が別世界の音を呻きたてて、枯れた心臓から血を噴き上げた。
 さやかの体内を駆け巡る魔力により、代謝機能は活性化すると、溺れかかったような声を上げ、呼吸を再開させ────────

「はぁ──────はぁ──────はぁ」

 ──────“美樹さやか”は甦った。
 激しい呼吸の吐きながら、リズムを正しく、強くする。
 のそりと身を起したさやかは二、三度、少量の血を喀いて、ギクシャクした動きで立ち上がった。

 コキ。

 ゴリゴリ………ゴリッ

 メキュ!

 それは外れた骨の関節が繋がる音だった。

 美樹さやかの魂はひょんなことから出逢った謎の生物・キュゥべえとの契約に折に肉体と分離され、ソウルジェムに加工された。
 とりわけ彼女は癒やしに優れた能力のおかげ様でソウルジェムが無事な限り常人なら即死に至る致命傷や“この程度”の肉体の損傷では命に別状はない。

「ぁあ…………………」

 然らでだに血の気の失せた顔色は一層朱色を美しく際立たせている。
 頸根から形容絶する顔、肩、胸、腰から下、疵がどんどん塞がってゆく……。
 唇の十文字に開いた口が塞がる。
 眼窩からせり出す右眼──────乾いて消え去る流血──────
 無数の腱と断ち切られた骨が組まれて、破かれた血管が紡がれる。桃色の肉がくっついて、白い皮膚が貼りついた──────!
 骨が、肉が、神経がジグソー・パズルのように合わさり、そのつなぎ目を曖昧に消滅する──────!

 無くした右腕──────

       手の無い右腕──────

             指の無い右手──────

                   爪の無い指──────傷一つない肢体へと!

 五秒とかからぬその変化。まるで時間が遡行したかのような悪夢!
 一から十まで総て見た!只の屑肉が、只の少女に変わる様を!
 なんと美樹さやかの五体は、生き生きとした血肉が満ちてきたのである!
 たった今凄絶な死に様を見せた醜悪な残骸はもう居ない!



「流石に、ちょっとビビっちゃったな……」

 頸をコキリと鳴らす。眼はまだ紅い。

「へへっ……はははっ……あたしって、こんなケガでも治るんだ……」

 自らを両腕で抱きしめてそう独り言を洩らすと、再び彼女は身を震わせて笑う。自分の身に起きた現象になんともいえぬ自虐の快楽を覚えた。

「ハハハハハ……ッ」

 血管が透けてもおかしくないような白い肌。
 眉間から鮮血を滴らせながら、自分をからかうその苦笑はゾッとするような陰気な声色で形相も歩く死者がこの世にあるものなら、まさしくそれであったろう。

「あ゙あ゙~~~~ここまで来るとマジで笑える……!」

 むしろ清々しい光を帯びている。

「アハハハハ──────アッハハハハハハハ……ッ!」

 今、この少女の肚の中で渦巻くものは一体何色だろう。
 薄闇とは、別の影が彼女を包みこんで、その笑顔は何か別のものに見える。

「アッハッハッハッハッハッハッ──────」

 ──────“正義の味方”。それもわずかな間にすぎなかった。 夢に酔えど醒めれば現。
 理想はトランプの塔より簡単に崩壊し、夢はシャボン玉よりあっさりと弾け飛んだ。
 なにもかも、めちゃくちゃだ。
 自分の期待とはあまりにも真実《げんじつ》は乖離していた。
 少し前の彼女なら断片が浮き上がっただけで絶叫したくなるような経験・体験ばかり。
 そこはこの斗いが初まる前と変わりない。
 一寸先は冥土。未来永劫死ぬまで悲惨極まりないこの単調な毎日。
 ──────それをこの手で変えてやる。
 云わば、美樹さやかは、己の気力の糧をこの聖杯戦争の戦いに賭けていた。
 どうにもならないこの魄の虚しさは、もはや無道な刺激以外には癒やす術はない。
 これは美樹さやかの、魔法少女としての生ける証とたてんとする無慚な現実への反逆である。

「ハハハ……ッ…………」


『少女三日会わねば刮目して見よ──────なぁんて』


 長い影法師を這わせて一歩一歩、歩いてくる浪人。
 力強い太い声が、さやかを釘付けにした。

「……なによそれ、」

 男は皮肉っぽい笑みを浮かべて、

『一体どういう原理かは己にはサッパリだが、まぁ己と“似たような”モンってことだけ理解した。冗談みたいな話だが…………いや、本当……』

 ただ男の眼だけは笑っていない。蒼ざめた額は脂汗で濡れている。

「……ねぇ、おじさん……もう一回して……もう一回……」

『やなこった。帰ってオレは寝る』

 令呪の楔めからやっとのこと解放され、肝の冷える思いから肩をボキボキ鳴らす。

『けどよぉ、今まで木刀さえ一度だって握ったこともない女が
そんなモン振り廻して…………一体誰に使うつもりだよ?』

 見据えたまま鼻を鳴らす。
 額から目蓋に走った十文字の隻眼。薄い不精髭。『卍』の一文字を背負った黒白の着流し姿。
 まるで時代劇か任侠映画から飛び出てきた凶状持ちかゴロツキ、そのまんまの面体。その扮装……。月影にもはっきりと判るむさ苦しい男。
 まさにどこの馬の骨とも神とも魔とも知れぬ英霊である。

「うるさい……」

『大体よツラも根性も青いし、ひん曲がってんだよ。誰が見てもよ。暗れぇよ~暗れぇ~』

「うるさい……」

 さやかの細い眼が、ジッと見ている。昏い粘着質な眼であった。

『なぁーに、そう一生懸命かねぇ』

 彼は背中を向けて立ち去ろうとする。

 ──────トスッ


 ──────トス。トス。


 美樹さやかは前へ出た。いつの間にさやかは再び洋剣を握っていた。

 ──────トスッ、トスッ、トスッ、トスッ、トスッ、トスッと、不気味な鋼の旋律。

『いい加減に』

 黙ったままの美樹さやかはマントをヒラリ、と横に展くと彼女の足元に円陣と散る、






 │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │
 │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ 
 ト ト ト ト ト ト ト ト ト ト ト ト ト ト ト ト ト ト ト 
 ス ス ス ス ス ス ス ス ス ス ス ス ス ス ス ス ス ス ス 
 ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ




 ──────不吉な鋼の旋律。その正体はどこからともなく刀尖から落ちて突き刺さったさやかの洋刀である。

『おい』

 万次はギロリと眼を剥いた。
 研ぎ澄まされた鋼たちは相克する男女を映す。
 ──────彼我との距離約八メートル。

 彼女は言った。

「…………嫌、まだ帰りたくない」

 と。



 ──────構えは必殺の刀法。

 ──────目標、サーヴァント・アルターエゴ。通称“百人斬りの万次”。


『あア、そうかよ──────ッ』

 万次は怒りに声も出ぬうちに、

            度ッ   度ッ
 ──────吟ッ 吟ッ 吟ッ!
      度ッ       度ッ

 万次はダラリと腕を下げたまま鳩を取り出す魔術師のように彼のゆるい着物の内と両袖の中から硬い繊維のこすれあう官能的な音色とともに円陣に散る、刃刃刃……!
 薄明かりを吸って夜光虫のごとく光るそれは鋭利で奇怪奇天烈!
 無念と云う残留思念を放つ手裏剣、斧、槍、鉈、野太刀、両刃剣、引っ掛け鈎……──────どれ一つとして、眼を引きつけずにはいない名状し難い異型、意匠!
 まるで拷問道具か猪の解体用の何かような臓物臭の芳る昔々幾人もを斬り殺した武器たち。

 さやかはそれを冷たい眼で見つめた。そして、

 ──────足元はそこかしこに環状列剣。

「シューティング────────……」






  ──────彼女の限界まで双手に番える洋剣。投じる数、合計二七本。

       弩ッ────!


       弩弩ッ弩弩弩弩弩弩 ────!         



 肺の空気一粒残らず気合いに代えて──────ッ!


             散!




            弩ッ 弩ッ      弩ッ
 弩ッ
  弩ッ    弩ッ      弩ッ
    弩ッ             弩ッ 

     弩ッ_人人人人人人人人人人人人人人人人人_  弩ッ
       >           弩ッ    <
       >  スティンガァァ────ッ!!!   <
       >      弩ッ弩ッ       <     弩ッ 
    弩ッ  ̄^YY^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^弩ッY^Y ̄  弩ッ
   弩ッ       弩ッ         弩ッ      弩ッ
          弩ッ            弩ッ
                         弩ッ
                          弩ッ


 ──────大音声とともにソレは噴出する!

『──────ええいッ何だッ!結局またソレかよッ!?(大体、一々叫ぶ必要あるのかソレ!?)』


 金属の光芒。破竹の勢いで四方八方から繰り出される無数の洋剣。 凶光舞う。奔る。唸り飛ぶ風に乗って己がサーヴァントに襲いくる。


「クソッタレッ……てめェ一体あと何本出すつもりだ?』

 しかし、万次は八丁畷の奉行人よろしく、万次はひらり中指先に引っ掛け、愛刀“四道”をギュインギュイン 手のひらで風車みたいに輪す。
 翔ける洋剣をかいくぐり、その白刃が駆け抜ける。

 可可可可可可可可ッ!

 撥ねとばして躍り狂う人斬り包丁。
 豪放と精妙が渡り合い、力と業とが激突し、彼等の鎮火した闘志を再び燃え上がっていく。
 更に万次は袖口から別の刀が飛び出しててくる。
 飛び交う刀身。咬み合う火花。防ぐと、

       銀ッ!   金ッ
               牙ッ!

 いたずらに彼の周囲を壊してながら、波ッと火花を乱れ咲いて砕け散った。

『格好つける前に動かねェと死ぬぞ!』

 仮借なき“妹守辰政”の一閃、二閃、三、四、伍……


「あっそ──────これなら?」

         断ッ!

 先ほどの一斉射出から間髪入れず、そのままさやかは四肢を縮め地に突き、

『──────このぉクソッタレ……!』

 背後から風のように飛んで現れる魔法陣を足場に颯っと蹴ると、一発の弾丸と化して宙を駆けた。

「ヤァ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁぁ──────ッ!」

 二人の距離が、急速に縮まってゆく。
 彼めがけた神風めいた突撃。刀身を寝かせ突き出された剣尖。これには万次も躱わすことも出来ずに正面衝突する。

 万次の頭部へ渾身の一刀を撃ち込んだ、
 ──────左眼から後頭部まで、剣が翔け抜ける。

 もう一刀。さやかはそこから胴を真一文字にかっさばく、
 ──────肋骨を鈍い骨の音とともに裂くとホースで撒かれたように真紅の虹が迸り、夥しい血汐を飛び散らせる。

 ──────それでも、

 “妹守辰政”がさやかの肉体《からだ》中を走り去る。
 振り戻した剣は赤い尾を引いて、抉りだされる傷口から再び血が舞う。と、彼女の手脚が舞い上がり、壁に地面に血飛沫が跳ねとんだ。
 彼女の肉体は縦横四つの肉塊に分断される。
 バラバラに斬り刻まれた肉片、グシャグシャ引き吊り出されたになった臓物、意識せず漏らした声にもならない苦鳴。宙を舞ったぶつ切りの手足たちがやっと落ちてくる。
 さやかは血反吐を吐き出し、床に転がる。
         ──────────双方、相討ち。


 腹腔の中身を派手に撒き散らしつつ太股あらわの大の字を描いて地面に呉輪と、地面に伏せる。
 手足のないさやかの達磨の身体は羽をもがれ蠢き這いずりまわる糞蠅のように、
 それとも、まるで腐った果実のように転がっていく……。
 鍔下まで互いの腹腔を突き破る刀と剣。腹から生えたままの刀身。

『ゴブッ……ッ!』

 まるで口に含んだ液体を吹き出したような喀血。
 誰にも聞こえはしない断末魔。形容つかぬ絶鳴。
 満身を無数の深い切開痕を晒して穴だらけになっている。
 生血がだらだらと伝い落ちるその顔。

「……………」

『死に損ないの小便臭いガキが……ッ
 どんな曰わくがあるかしらねぇが血迷いやがって、クソが……』

『……これが未通女の斗い方かよ……ッ!?……さやかぁあぁ……てめェ……』

 血涙を流す目は喪い、激しい苦痛の名残が残っている。

『それに……こんなのは……剣でも何でもねぇじゃねーか……』

 万次は俯せにぶっ倒れた。





 キィィィィィ……

 ──────流血の領海を蠢くナニカ。

          キィ……キィ……
   キュ 
     キュ 
      キュ キュ
  キィ  
 ──────それこそがこの男の宝具“血仙蟲”。 それは究極の延命術。

           キィィィィィ ィィ

 万次の肉体でさざ波を立てる奇妙な蟲。その数は幾千幾万幾億……。

 蟲たちは徐々に万次の疵の内側を満たしていった。






 説明は以上。ご覧の通り彼ら主従は──────生半死なない。

◆◇◆◇

【出典】無限の住人
【SAESS】 アルターエゴ
【性別】男性
【真名】万次
【属性】中立・中庸
【ステータス】
筋力C++ 耐久A+++ 敏捷B
魔力D   幸運EX   宝具C++

【クラス別スキル】
無窮の命:EX
無限を活きる者。
マスターなしで現界できる単独行動スキル。
ただし、霊体化できない。お腹は減る。睡眠も必要。

狂化:E+
意志疎通の可能な思考力を保つ。
狂化の恩恵は筋力と耐久よりも痛みに耐えられる根性。

自己修復:A+
一定時間経過するごとに傷は自動的に治癒されていく。
それは修復ではなくもはや停滞の域に達している。

被虐体質:B
戦闘において、敵の標的になる確率が増す。何故か。
相手の必殺技を一度は必ず受けなければならない。

【保有スキル】
戦闘続行:A++
捨て身同然自滅スレスレの戦闘行動で格上の実力者たちと彼は肉薄する。
勝っても負けてもボロボロ……。

鶏鳴狗盗:B+
武器を蒐集し、管理する能力。
戦闘したサーヴァントの武器を奪える。
相手の同意があれば譲渡貸付可能。返却の義務はない。
そんなものドコに仕舞っているんだ?なんて考えてはいけない。絶対に。
また、騙しうちや奇襲の成功率を上げる。
汚くない……格好悪くない……!

改臓肢儀:A
血仙蟲によって自身の肉体と他者の肉体とを付属・融合させる適性。
自身の肉体の欠損を他者の肉体で補うことができる。
更にステータスをパーツに準じて上昇させることが可能。


【宝具】
『血仙蟲』
ランク:C++ 種別:常時発動宝具 レンジ:自身 
けっせんちゅう。
万次の体内に潜む蟲。 この宿主は不死身となり、『血仙蟲を埋め込まれた時点での肉体を忠実に再現する』
サーヴァントは通常であれば脳や霊核を急所とするが、不死身である彼はその意味を失くし、
万次の肉体の負傷・損傷は常時自動的に治癒され、肉体の状態を保持する。

それどころか他者の肉体で修復の間に合わない欠損を補う事も可。
その肉体に依存し、ステータスを上昇させることができる。
美樹さやかとの魔法の影響か普段より数段蟲たちの生きがいいです。

『武器屋』
ランク:E-~? 種別:対人宝具 レンジ:自身 
えものや。
武器一杯の四次元ポケット。
着物の中・袖の下から現れる多数の武器を隠し持っており、相手の武器を自分のものにすることができる。
戦闘中のサーヴァントからでも武器を拝借・譲渡が可能。
手に掴めるもの限定で、例え担い手のサーヴァントが消滅したあとでも他者の宝具を自分のものとして使うことができる。
武器・宝具が破損・消失した場合は修復は不可能。

現在も『無限の住人』劇中の剣客たちの武器を多数所持している。

【 weapon 】
  • 四道
  • 妹守辰政
  • 小天狗などなど、“単行本要把握推奨”

【人物背景】
卍とも呼ぶ。旗本であった上司の堀井重信と九九人を斬り、『100人斬り』と称される侍。
そして八百比丘尼により、喇嘛僧の秘術『血仙蟲』を身体に埋めこまれ不老不死となった浪人。
血仙蟲を植えられたのは20代頃、そのままの姿で老化は停滞しているがえらく老けてみえるオッサン顔。
ちなみに、中の人は関智一さんだ。キムタクではない。
時系列は本編終了後。


【出展】 魔法少女まどか☆マギカ
【マスター】美樹さやか
【人物背景】
見滝原中学校の2年生。
幼馴染の上條恭介には思いを寄せており、腕を怪我した彼に毎日献身的な看病をしていたが、絶対に治らないその腕を治すために契約を決意、自分が信じる正義のために戦う。高速近接戦闘と回復能力を持った青い魔法少女。

【 weapon 】
  • サーベル
複数の剣を自身の足元に展開し飛び道具として相手に投げつける攻撃
実はこれ刀身を発射したり、分離する特殊ギミックが裏設定で存在する。
必殺技はサーベルを連続投擲する『シューティングスティンガー』

  • 断身九印
片腕で扱える事を前提に作られた特注刀。
これ一本で斬る・刺す・捌く・刃を折る・缶を開ける・栓を抜く・ゆで卵を輪切りにする等さまざまな機能があり便利。
万次からパクった。

  • 錦連・三途ノ守
相手にワッパを掛けてそのまま切り落とす手錠式鎖鎌。
万次からパクった。


【能力・技能】 
  • 自己修復能力
癒やしの魔法。治癒能力。
その能力の応用によって自らの痛覚を遮断したバーサーカー戦法と得意とする。







 よう旦那、もう聞いた!?

 ほーお、誰から聞いた?

 _人人人人人人人人人人人人人人人人_
 >                 <
 > “死なない剣士”のそのウワサ!<
 >                 <
  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄


 しかし、“ある神様”は言った、『この世に永遠のモノなど無い』!(ドドンッ!)

 なんと!
      つまりつまり~~?
                それはそのはぁ~~?

         ふひょひょひょひょひょひょひょ!!

 ──────今のババア誰……?


 _人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
 >                          <
 > 見滝原の住人の間ではもっぱらのウワサ!(予測)  <
 >                          <
  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄


  見習い剣士の武者修行!

  それは熾烈を極めるけもの道!

  目指すは悪党百人斬りーー! 


        悪
        ・
        即
        ・
        斬
        !
最終更新:2018年06月10日 14:40