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アラもう聞いた? 誰から聞いた?
永遠に続くエンドロールのそのウワサ
誰にも邪魔されずに平和で優しく愛おしい世界
誰かが望んだ永遠の世界
あなたがそこに迷い込めば――――………
あれ? 忘れちゃったかな? こう言うのさ。
『哀れで悲しいトミーサム、色々ここまで御苦労様。でも冒険はお終いだ』
『だってもうじき夢の中。夜の帳は落ち切った。キミの首もポトンと落ちる』
『さあ――嘘みたいに殺してあげる。ページを閉じて、さようなら!』
【真名】
ナーサリー・ライム@Fateシリーズ
【クラス】
アサシン
【属性】
中立・悪
【ステータス】
筋力:D 耐久:D 敏捷:C 魔力:A 幸運:B 宝具:EX
【クラススキル】
気配遮断:A
『おまつりはおわったよ。あとかたもなく。
おまつりはおわったよ。もういらないから。
おまつりはおわったよ。みんなもきえていった。
おまつりはおわったよ。ほんとははじまってもいなかったのさ』
【保有スキル】
変化:A+
『変化なんかいらない。変わるなんて必要ない。
君は僕で、僕は君。
夜は闇に等しく、闇は暗に等しく。
暗で見る夢は、貴方に等しい』
自己改造:A
『自身の肉体にまったく別の肉体を付属・融合させる適性。
このランクが上がれば上るほど正純の英雄から遠ざかっ
カカ、かかか関係ない関係ないそんなのまったく関係ない!
みんなが死んだのは誰のせいだ? みんなが不幸になったのは誰のせいだ?
誰も彼も関係ない! 全部お前が悪いんだ!』
一方その頃:A
『楽しくみんなと笑い合い、細やかな願いを叶えて回り、また明日ねと手を振って。
そんなものが罪滅ぼしのつもりか。
懺悔ってのは免罪符じゃないんだよ。今更言っても遅いけどね』
【宝具】
『誰かの為の物語(ナーサリー・ライム)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1
『この物語はエンドロール。
流れる文字の背後に映される、細切れになった過去の追憶。
全てはもう終わってしまって、取り返しがつくことなど何もない』
固有結界。サーヴァントの持つ能力が固有結界なのではなく、固有結界そのものがサーヴァントと化したもの。
マスターの心を鏡のように映して、マスターが夢見たカタチの疑似サーヴァントとなって顕現する。
ナーサリー・ライムというサーヴァントであると同時に字義通りの固有結界でもあり、
この聖杯戦争の舞台である見滝原市と重なり合うようにして存在している。
鏡合わせとなった現実と固有結界は互いに干渉することがないが、出入りできる入口は複数存在し、
またアサシンの意思次第で新たに作り出すことも消し去ることもできる。
夕暮れの路地裏から迷い込むこともあるし、玄関の扉を開けばそこが固有結界に繋がっていることもあれば、
学校の踊り場にある姿見に手が吸い込まれることもある。眠りに落ちた先の夢がこの世界ということもあるだろう。
裏世界たる固有結界の内側にあって、マスターの見る悪夢の具現たる怪物が湧き出ることもある。
一体二体程度であることもあれば、無尽蔵に湧き出ることもある。
『永久楽土・空想世界(フールズ・グラスゲーム)』
ランク:C 種別:対己・対界宝具 レンジ:0 最大捕捉:1
『物語は永遠に続く。
か細い指を一頁目に戻すように。
あるいは二巻目を手に取るように。
悲しい読み手が、現実を拒み続けるかぎり』
自身や創造物の時間を巻き戻す、「明日を拒絶し、同じ今日を永遠に繰り返す」力。
ラッセルとアサシンの場合、七日間の夢を繰り返し上映している。
ただし、絵本の内容が何度読んでも同じであるように、既に決定された結末を変えることができないように、
彼らの行動もまた固定される。
詠唱による時間回帰だが、時間を操る第五魔法とは違い自身とその創造物にしか効果は適用されない。
【weapon】
割れた酒瓶、血濡れたナイフ、歪んだバット
『これは貴方の攻撃性そのもの。 どうか、お気をつけて』
マスターの強すぎる罪悪感が物質として現実に固定された器物。
物質でありながら想念であり、また罪悪感という強い指向性を持つため一種の概念武装にも近しい性質を有している。
罪悪のコート
『これは貴方の防衛心そのもの。どうか、怖がらないで』
マスターの強すぎる罪悪感が物質として現実に固定された器物。
物質でありながら想念であり、また罪悪感という強い指向性を持つため一種の概念武装にも近しい性質を有している。
【人物背景】
特定個人ではなく絵本のジャンルであり、一種の概念。子供たちの英雄。
決まった形を持たず自らを召喚したマスターの心を鏡写しにして現界する。
本来的にはキャスターで呼ばれるはずのサーヴァントだが、
マスターであるラッセルの強烈すぎる罪悪感と自らを血濡れた殺人鬼と定義する心からアサシンのクラスとして固定された。
外見はラッセルとそっくりの少年であり、言動は彼の夢に登場した「情報屋」と酷似している。
【サーヴァントとしての願い】
???
【備考】
戦闘スタイルについて。
weapon欄のナイフやバットによる白兵戦が主な戦い方。
ステータス相応の膂力や素早さはあるが、基本的にその挙動は素人。
どこからか酒瓶を取り出しては無数に投げつける(あるいは勝手に飛んでくる)こともある。
見た目はある種間抜けだが、サーヴァントの膂力と罪悪感という一点に概念特化されてる影響からか威力は剣呑。
固有結界について
基本的にはEND ROLLに登場する夢の世界(街とダンジョン双方含む)そのままの構造。
ダンジョンには雑魚敵が湧くし、街には人が住んでいる。
ダンジョンの雑魚的はある程度魔術や戦い方を心得ていれば問題なく対処できる程度。
街の住民は基本的に友好的(見滝原のNPCに近い存在)なので雑談や買い物もできる。
固有結界の入り口は扉や鏡、穴といった「境界」の属性さえ見出すことができればどこにでも開けることができる。
この入口を作る行為は戦闘態勢には含まれない。
時間巻き戻りについて
筆者としては「固有結界内の物体や人物(マスターとサーヴァント除く)を七日周期でループさせ延々と同じ行動をとらせる」ものとしている。
外部の人間が何かしら働きかけることで多少は行動がズレるが、よほどのことがなければ平常通りに運行される。
ただし詳細は後続の書き手にお任せします。その時々の都合で新しく設定を追加しても構いません。
最終更新:2018年06月12日 17:16