見滝原市にある高級ホテル。その中のとあるレストランを貸し切りにしている者がいた。
外国から旅行のため来日した貴族令嬢、そういう設定を与えられた少女は憮然とした面持ちで対面に座る男を見やる。
男は少女の眼光に気づいているはずだろうに、まるで気にも留めることなく百点満点と言える作法で食事を進めている。
作法も知らぬ野蛮人と過ごすよりはマシとはいえ、主を前にこうも泰然自若とされては少女としても愉快ではない。
ともかく、あちらからのアクションが望めないなら自分から話しかけるしかないか。
「確認するのだけど、あなたが私のサーヴァントなのよね?」
問いを投げて初めて男は食事をする手を止めこちらに反応を示した。
「もちろんそうだとも。敢えて聞くまでもないことだろうに」
「ええ、あなたがもっとサーヴァントらしければ私としても余分な労力を割かずに済んだわ。
サーヴァント。人理に刻まれた境界記録帯(ゴーストライナー)、英霊の似姿。
ふん、あなたのどこが英霊なんだか。聞いたこともない真名に一般人みたいな姿、おまけに主人への態度もなってない」
英霊たる者に対する明確な侮辱、それを聞いても男が激昂する様子はない。その事実が少女をより苛立たせる。
つまりは自分はこの男に歯牙にもかけられていないのだ。
「君がどう思おうと私は私でしかない。
それに座から派遣された英霊の影というのも考え方次第ではそう悪いものでもないさ。
聖杯戦争に召喚されたサーヴァントはやがて座にその時の記録だけを持ち帰る。つまり記録は持ち帰れるわけだ。
人類史、この聖杯戦争に限って言うならば数多ある並行世界や全く異なる世界から見滝原という一つの都市に集った英霊たち。
それほどの者たちなら私の才能を刺激してくれるだろう。ここで得たインスピレーションは必ずや座の私に繋がる。
そして何より……人理に刻まれ座に登録されたこの私は、不滅だ」
異様なまでの前向きさ、決して揺るがぬ自信。
どちらも少女が未だ持ち得ない、これから持てるかさえわからないものをこの男は持っている。
自分の中の何かが揺れていることを自覚し、それを必死に押しとどめる。
私はマスターでありサーヴァントを使役する者。使役される側の、如何に魔術師の及ばぬ神秘を纏うとはいえ使い魔の言うことに逐一振り回されるなどあってはならない。
あの現代魔術科(ノーリッジ)の変人講師でもあるまいに。
「大した自信ね。それで?あなたは三大騎士クラスに著しく不利なキャスターというクラスで、その貧弱なステータスでどう私を勝たせてくれるというの?」
「心にもないことを言うのは良くないな。オルガマリー・アースミレイト・アニムスフィア」
ワインを一口呷り、少女―――オルガマリー・アースミレイト・アニムスフィアの何かを見透かしたように不敵な笑みを浮かべる男、キャスター。
「君は今、大きな不安を抱えている。
魔術師とはいえまだ十一の、日本人ですらない少女が見知らぬ極東の都市に一人投げ出されたというだけで、どれほどの精神的重圧か察するに余りある。
使用人はそれなりにいるようだが彼らは全てNPCであり、君の本当の知り合いというわけじゃない」
「…このぐらい大したことじゃないわ。ええ、聖杯戦争ならこの程度のことは起こり得るでしょうね」
子供の強がりだ。そんなことはキャスターでなくても容易に察せられる。
現にオルガマリーの目は寝不足か充血しており、キャスターの召喚から幾ばくかの時間が流れた今でも膝の震えは完全には止まっていない。
この状況下で未だ強がっていられること自体評価に値することではあるのだが。
「投げ出された先が十数年も先の未来だったとしても?
君は本来2004年の時代の人間。故に君はこの見滝原を覆う結界を突破して外へ出られたとしても帰る場所がない」
「心配なんて無用よ。それこそ聖杯戦争を勝ち抜いて、聖杯に元いた場所への帰還を願えば良いだけ。
なら私たちが考えるべきはどう聖杯戦争を戦うか。違う?」
「だが君はそう思っていないだろ?」
ビクリと、僅かに少女の肩が震えた。
それを見逃すキャスターではない。彼女の本音を引き出すためさらに畳みかける。
「君は利発な少女だ。それにどうやら英霊や聖杯戦争について何らかの予備知識を持っているらしい。
だからこの聖杯戦争が如何に異質なものか理解できる。同時に聖杯戦争を起こした者の思惑が読めないこと、得体の知れなさに恐怖を感じている。
ひょっとすると聖杯戦争に乗ること自体が取り返しのつかない事態を招くのではないか……そういう可能性まで考慮している。
けれどサーヴァントは生前果たせなかった願いを叶える、あるいは未練を拭うために令呪による束縛を受け入れて現界した者たちだ。
そのサーヴァントの前では優勝を目指すマスターらしいマスターを演じなければならない。
でなければ戦う意思のないマスターと見做され反逆される恐れがあるからだ」
初めてオルガマリーが黙り込んだ。
サーヴァントに見抜かれた。自分の内にある戸惑いと恐怖を。
何が何だかわからないなりに、キャスターに内心を悟らせないことだけは上手くやれていると思っていたのに。
記憶を取り戻し、自分が聖杯戦争に巻き込まれたことを理解した日の夜は恐怖と混乱から一晩中ベッドの中ですすり泣いた。
一夜明けて、少しばかり冷静さを取り戻して自身の置かれた状況について思考すると、疑問ばかりが頭に浮かんできた。
時計塔にいたはずの自分をどうやって誰にも気づかれずに拉致し、そしてどうやって2018年という未来に送り込んだのか?
拉致しておいてただ殺すでもアニムスフィアへの人質にするでもなくこれほど手の込んだ殺し合いに参加させるのは何故なのか?
冬木でもないのにどうやって英霊召喚の術式やサーヴァントを召喚・維持せしめるリソースを準備したのか?
(使い魔を通してでしか確認していないが)街を覆う結界は何なのか?
アニムスフィアの調査した聖杯戦争のデータには存在しなかったソウルジェムとは何か?
そもそもこれだけの、それこそ神霊にも届き得る領域の事象を起こせる力を持つ者が主催したならわざわざ聖杯という願望器を作る必要もないのでは?
―――これは、本当に聖杯戦争なのか?
考えれば考えるほど不気味だった。
しかも知らぬうちに頭の中を弄られ、絶対に知らないはずの日本語や日本文化、この時代の機械の使い方が一通り頭に詰め込まれている。
人知を超えた、人ならざる者の力や思惑が働いているように思えてならなかった。
そんなものの思惑をどう読み取る、どう抗う。
自分と同じように強制参加させられたマスター全員の命なんて背負えるわけがない。
いくら君主(ロード)の家系とはいえ一魔術師にこんな巨大な魔術儀式をどうこうするなんてできるわけがない。
さりとて召喚されたサーヴァントにそんな弱気を悟られるわけにもいかない。令呪で自害させようにもそれをすると敵のサーヴァントから身を守る術がなくなる。
そう、サーヴァントだ。以前この目で見たことがあるからこそわかる。サーヴァント一騎ですら魔術師には手に余る。
手詰まりだった。
サーヴァントが闊歩しているであろう街に出たくもなかったのでひたすらホテルの自室の魔術防御を固めていた。
サーヴァント相手にそんな行為がさしたる意味を持たないと知りながら、自分を誤魔化すためだけに意味のないことを続ける自分がどうしようもなく惨めで嫌だった。
―――そして、そんな内心にずけずけと踏み込んでくる傲岸不遜なキャスターが最悪に嫌いだった。
「先に言っておくわ。私はお前みたいな誰に何を言われても平気で自分を保っていられる自己完結したやつが嫌いよ」
「そうか。それで?」
「…それでもあなたはこの聖杯戦争で何かを為せると言うの?
こんなどこまでも胡散臭い儀式で、こんなどうしようもないマスターに呼ばれて!
それでも何とかできると、本気でそう言えるの?」
「誰に向かってものを言っている」
チッチッチと指を振りニヤリと笑うキャスター。
心底気持ち悪い笑顔だった。
「全く君は頭が回るわりに肝心のことが見えていない。
この状況を打破できる者なら目の前にいるじゃないか。神の名は捨てたが、神の才能を持つ男が」
キャスターの持つ唯一の宝具、ライダーガシャットとかいうアイテムをチラつかせながら傲岸に言い放つ。
本人が言うには文字通り世界を変える力を持つ、ゴッドマキシマムとかいう頭の悪い名称だったことを思い出す。
「君は運が良い。あらゆる不可能を可能にするこの私を引き当てたのだから。
正直に言えば私も最初から願望器なんてものを景品にしたデスゲームの運営なんて信用していなかった。そもそも人の命を完全に消すゲーム自体が気に入らない。
こんな下らないゲームは木っ端微塵に破壊するつもりだったんだ」
「あなた……聖杯が欲しくないの?
ええ、いくら疑わしいとはいえもし本物ならそれこそ根源にだって到達できるかもしれない願望器なのよ?
手に入るものならどれだけ他人を蹴落としてでも求めるのが普通じゃないの?」
「神の才能を持つ私にそんなものは必要ない」
どこまでも傲慢に、しかしどこまでも真っすぐな瞳で言い放つキャスター。
己に出来ないことなど何もないと本気で確信している者の目だ。
やはり、嫌いだ。その嫌いな男を直視できず、つい俯いてしまう。
「しかし…魔術師とはそういうものなのかもしれないが、そこまで子供らしさを削ぎ落さなくてもいいだろう」
「馬鹿にしてるの?」
「いいや、そんなつもりはない。もっと素直になっても良いということさ。
君は理不尽に殺人ゲームに巻き込まれた被害者で、しかも子供だ。そんな目に遭わせた相手に対して怒っても誰も咎めやしない。
君は自分がどうすればいいのかということは考えても、自分がどうしたいのかは考えたことがないだろ?」
キャスターにしてみれば、思ったことをストレートに口にしただけだったのだろう。
けれどその言葉はオルガマリーの中に埋もれていた記憶を思い起こさせるには十分だった。
“立ち上がったわけじゃない。―――単に、うずくまる方が辛いだけだ”
“諦めなかったわけじゃない。―――単に、思考を止められないだけだ”
“勝ってみたくないか、オルガマリー”
絶対に自分とは相容れないと確信できるあの若き君主(ロード)の言葉と執念。
短い人生の中で、初めて天体科(アニムスフィア)でもなく君主(ロード)でもない、ただのオルガマリーを必要だと言われたあの瞬間。
それまで感じたことのない、熱いものが胸の内にこみ上げてきたのではなかったか。
そう、その感情は確か―――
「そう、だったわね」
顔を上げたオルガマリーに、キャスターが僅かに関心した様子を見せる。
少女の瞳には先ほどまでの疲れただけの色ではない、燃え滾る鮮烈さが宿っていた。
「私は、怒るべき時には怒っても良かったんだ」
聖杯戦争。あるいは、その名を借りた別の魔術儀式であるかもしれない殺し合い。
その理不尽、底の見えない規模と悪意に押し潰されて、最近のことであったはずの魔眼列車の事件で一度は得たはずの答えさえ見失っていた。
「…お馬鹿なマリー。しゃんとなさい」
祈るように、誓うように。小さな声で今はもういない従者によく言われた小言を反芻した。
今ならはっきりと思える。私をこんな目に遭わせたやつが許せないと。
その怒りのままに戦っても良いのだと。
「キャスター、方針を伝えるわ。
この聖杯戦争は信用するに値しない。姿も影も見せない主催者が額面通りに優勝者の願いを叶えるとは思えないわ。
私の父は以前冬木という土地で行われる予定の第五次聖杯戦争について調べていたのだけど、英霊の召喚以外は似ても似つかないぐらい形式も
ルールも違う。
何より冬木の聖杯戦争は誰が何のために主催し、どれだけの歴史があるかが調べればわかる程度にははっきりしていた。でもこの聖杯戦争にはそれがない。
だから私たちは知るところから始めなければならない。この見滝原という舞台の裏に何があるのかを」
調べる、と簡単に言ったが実際には魔術師としての観点からしてもおぞましい手段が用いられていたのだが今ここでキャスターに語ることでもない。というか語りたくもない。
キャスターは微塵も揺らぐことなく泰然としたまま確認を取ってくる。
「つまり君の方針は聖杯戦争への反抗だと?」
「……それは状況次第ね。いくら信用ならないと言ってもこの聖杯戦争の主催者が途方もない、何らかの力を持っていることだけは疑いようもないもの。
そいつの思考形態は人間のそれとも魔術師のそれとも違うのかもしれない。
情報が出揃った時点でどう足掻いても聖杯戦争の転覆も脱出も不可能と判明した、なんてことは当然考えられるわ。
そうなった場合は生還を最優先として優勝狙いに舵を切るしかない。
私には一部とはいえアニムスフィアの魔術刻印が移植されている。刻印を遺せず死ぬなんていうのは魔術師にとっては親殺しにも勝る罪なのよ」
主催者に対する怒りを自覚しようとも、怒りに支配され魔術師として為すべきことを見誤ってはならない。
オルガマリーには自らの血に流れる責任がある。死にたくないという感情とは別に死んではならない理由がある。
故に手段を問わず生還こそを第一義としなければならない。
優勝という選択肢は完全には捨て去らず、可能な限り長く保持しておく。
「私の神の才能にかかればこんなゲームを打ち砕くなど容易いが、まあ見てもいないものを信じられないのも無理はない。
経営者をしていたこともあるからな、実績なくして信用が得られないことぐらいは理解しているとも。
だが君はすぐに知るだろう。レベル10億の力を」
キャスターとして現界した男、その真名を檀黎斗。
彼は確信している。己の才能こそがこのゲームに終止符を打つことを。
時代から拒絶されるほどの巨大な才能がこの世界では求められていると信じている。
無論、サーヴァントとなった以上大小様々な制約は付いて回るのだろう。
だがゲームでは縛りなど当然付いて回るもの。取り立てて騒ぐほどのことでもない。
真のゲームマスターが誰なのか、それを思い知らせてやろう。
「私のゲームに終わりはない」
―――さあ、この世界に神話を打ち立てよう
【クラス】
キャスター
【真名】
檀黎斗@仮面ライダーエグゼイド
【ステータス】
筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運A 宝具EX
【属性】
混沌・善
【クラススキル】
陣地作成:EX
魔術師として自らに有利な陣地「工房」を作る能力。ただし檀黎斗は通常の陣地作成能力を持たない。
代わりにライダーガシャットの起動時にゲームエリアと呼ばれる独自の領域を展開する。
彼の保有するゴッドマキシマムマイティXガシャットは見滝原市全域をゲームエリアとすることができる。
道具作成:-
檀黎斗は通常の道具作成スキルを持たず、彼自身の保有スキルで代用している。
【保有スキル】
クリエイター:EX
ライダーガシャットと呼ばれる特殊なアイテム、及びそれに付随する武器や道具を作成する。黎斗はこのスキルを道具作成スキルの代わりとして使用する。
限定的ではあるが時間操作、死者蘇生、新たな生命種の創造など人類を新たなステージへ導き得るほどの神の才能。
後述の星の開拓者との併せ技によってランクEXの宝具に相当するガシャット、技術さえ開発することができる。
天才ゲーマー(偽):A
あらゆるゲームを攻略する才能。
ゲームであるライダーガシャットを用いた戦闘における各種判定に中程度のボーナスを得る。
元々黎斗が有していた能力ではなく父・正宗から生まれたバグスターであるアナザーパラドを吸収したことによって得たスキル。
星の開拓者:EX
人類史においてターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。
生命の在り方、再生医療に革命を起こした檀黎斗はEXランクを所有する。
彼の場合は「現在の人類では不可能なことを可能にする技術を生み出す」ことに特化している。
【宝具】
『最上級の神の才能(ゴッドマキシマムマイティX)』
ランク:EX 種別:対人(自身)宝具 レンジ:1~999 最大捕捉:-
檀黎斗が天才ゲーマーMこと宝生永夢をも超えるほどのゲームの腕前を身に着けたアナザーパラドを吸収し、天才ゲーマーの力を得たことで生み出したライダーガシャット。
ゲーマドライバーに装填することで仮面ライダーゲンム・ゴッドマキシマムゲーマーレベルビリオンに変身する。
レベル0形態のゲンムがゴッドマキシマムゲーマに搭乗したような状態となり、合体状態では伸縮自在の手足を伸ばしたり、背中のブースターで飛行(少なくとも大気圏突破、再突入までを問題なく行える程度)、胸部からビームを照射する機能を標準装備している。
またゴッドマキシマムゲーマからゲンムを射出・分離して個別に戦うこともできる。分離してもステータスに変化はない。
変身中は黎斗のステータスが以下の通りに変化する。
スペックは黎斗の匙加減ひとつで自由に設定できるが、通常のクラスのサーヴァントの霊基に収まる範疇を超えることはできない。
当然ながらステータスを高く設定するほど維持に必要な魔力消費は跳ね上がる。逆に消耗を抑えるために敢えてステータスを低く設定することもできる。
筋力E~EX 耐久E~EX 敏捷E~EX 魔力E~EX 幸運A 宝具EX
唯一最大の特殊能力として黎斗のアイデア一つであらゆるゲームを生み出す能力を持ち、生み出したゲームに存在する技や能力を自由自在に取り出して使用する。
この能力の応用により、デフォルト状態のゴッドマキシマムゲーマーに存在しない能力や耐性であっても自由自在に付与できる。例として原作では「コズミッククロニクル」というゲームを生み出し、「宇宙は時の概念を歪める」という能力によって仮面ライダークロノスのポーズ能力(時間停止)を無効化した。
なおこの能力は厳密には変身したゲンムの能力ではなく、ガシャット自体に備わった能力である。故に変身前であっても生み出したゲームを起動し能力を使うことができる。また複数のゲームを同時に起動することも可能。
まさしく世界を意のままに操る神の如き力であるが、サーヴァントとなった今では通常のクラスのサーヴァントの力量の限界を超えるような事象は実現できない。
また大規模・強力な能力を使用するとその分魔力消費も増大する。
自己主張の塊のような変身音声により、変身音声を聞いた瞬間対峙したサーヴァントは黎斗の真名を自動的に認識・把握する。
【Weapon】
ゲーマドライバー:仮面ライダーゲンムへの変身ベルト
ガシャコンキースラッシャー:ゴッドマキシマムゲーマーの専用装備。黎斗は主に分離状態の時に使用する。
対応するボタンを押すことでブレード、アックス、ガンの三つのモードに切り替えられる。
【人物背景】
かつて神を名乗っていた男。ゲンムのやべーやつ。
英霊として座に登録されたことでまたしてもコンティニューの機会を得た。
【聖杯への願い】
命を消すことを前提とした下らないゲームなど木っ端微塵に破壊してやる
【方針】
戦闘になった場合極力サーヴァントのみを倒す。
マスター、NPCの殺害は避ける。ただしバグスターウィルスに感染・消滅させてデータを保存する分には問題ない。
【マスター】
オルガマリー・アースミレイト・アニムスフィア@ロード・エルメロイⅡ世の事件簿
【聖杯への願い】
聖杯戦争自体が信用ならないので脱出ないしゲーム転覆の機会を狙う。
ただし生還が第一であるため、脱出が不可能な場合優勝を狙う選択肢はギリギリまで捨てない。
【能力・技能】
歴史ある魔術師の家系として一流の魔術回路を持つ。
何の準備もなくとも魔力を凝集させた高密度の魔弾を放ち、然るべき準備を整えれば大魔術も発動できる。
また幼いながらアニムスフィア家次期当主としての教育は受けており、高い洞察力や分析力、政治力を有している。
無意識ながら俯瞰的な視野から物事を見通すことに長ける。
【人物背景】
魔術協会の総本山、時計塔の天体科の君主(ロード)、マリスビリー・アニムスフィアの娘。11歳。
異なる時空の未来においては人理継続保障機関フィニス・カルデアの所長を務めることになる人物。
性格は気高く高慢で寂しがり屋、やや神経質でネガティブ。
魔眼蒐集列車の事件終了後からの参戦。
【方針】
誰が、何のために、どのようにして聖杯戦争を開いたかを調査し見極める。
特に聖杯の有無やその性質については慎重に調べたい。
最終更新:2018年05月04日 16:02