ハンニバル

【CLASS】アーチャー
マスタートリノ・リード
【真名】ハンニバル・バルカ
【性別】男性
【身長・体重】183cm・79kg(ジョージ・ペパード サイズ)
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷C 魔力C 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:D
単独行動:A
【固有スキル】
軍略:B
戦闘続行:A
 往生際が悪い。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
無窮の用兵:A+
 ひとつの軍団で無双を誇るまでに到達した軍事手腕。
 自陣戦力と地形戦力の完全なる掌握により、
 いかなる魔力的制約の影響下にあっても宝具を行使できる。
【宝具】
『象どる山塊(ヴォーロックス)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:5~30 最大捕捉:40人(×37)
 軍事行動として初のアルプス山脈越えを達成した彼の偉業たる象徴が宝具と化したもの。
 ハンニバルと行軍を共にした37頭の戦象軍団を具現化する。
 常時開放して更に騎乗も可能なのは部隊のリーダー格だった3m超サイズのインド象一頭だけだが
 いざ戦闘となれば他の2m超サイズのアフリカ象三十六頭らを射出、前進突撃させて攻撃できる。
 鈍重ながら、二十騎前後の部隊を編成して一斉突撃を命じることでAランクの防御結界を破壊する。
※ちなみにインド象だけ『スールー』という名前がある。意味は「シリア人」。
 結界破壊数はアルプス登山で死亡した頭数。説によって曖昧だが17~1頭が無事イタリアに進んだ。
『纏繞畔霧(トラシメヌス・カーリーゴ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:10~50 最大補足:500人
 感覚阻害、魔力封印の広域結界。
 周囲に漂う大源(マナ)に外皮を与え、ハンニバルの支配権に置く。
 濃密な気配を持つ霧状に顕現した大源(マナ)はハンニバル以外の干渉を受けなくなるため
 結界内の敵対勢力の視覚を遮断し、大気に満ちる魔力を必要とするような魔術発動を強く制限する。
『両翼包囲殲滅砲撃(アンプレクスス・フェニキアクス)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:0~50 最大捕捉:500人
 『纏繞畔霧』内部でのみ行使可能な、ハンニバルの力の本質。
 ハンニバルの支配下にある大源(マナ)を自在に攻撃、防御、奇策に転用して繰り出す。
 一発一発に大魔術並の魔力が凝縮された魔弾を四方八方から雨あられのように放ったり
 媒介となるものに膨大な魔力を纏わせての性質強化や投擲した際に大幅な軌道補正を加えられる。
 ただし、小源(オド)の通った人体に対して直接的な介入を施すことは出来ない。
 結界内部の大源(マナ)を使い尽くすと『纏繞畔霧』が効力を失い、この力も消失する。
【Weapon】
『ファルカタ』レンジ:1~2 最大補足:1人
 グラディウスのルーツとなった、イベリア人の用いた両刃剣
『無銘・投槍』レンジ:8~30 最大補足:1人
 鐙の存在しない時代で極めて巧みに馬を操ったヌミディア人の用いた投擲用の短槍。
 足場の不安定な状況下での投擲でもレンジや速度、及び命中率が殆ど減退しない。
 ハンニバルはこれを二本所持しており(騎兵隊の配置(右翼、左翼)にかけている)、
 『両翼包囲殲滅砲撃』発動中の大技として敵の死角から急所を穿つ必殺の二連投撃に活用する。
【解説】
 紀元前3世紀頃のカルタゴの英雄で、イタリア半島を恐怖に陥れた地中海史上有数の戦術家。
 幼少期に父や義兄と共にイベリアへ渡り、26歳で二人亡き後のイベリア統治を受け継いだ。
 それからすぐにイベリア侵略を目論む古代ローマ共和国との開戦の火蓋を切り、第二次ポエニ戦争は勃発。
 下馬評では圧倒的不利と思われたハンニバルだったが数々の奇策を持ってして戦況を次々と打開、
 僅か二年足らず、約4万の戦力をもってイタリア半島内部に10万以上の死者を生み出させた。
 しかし、ローマを和平交渉へと屈服させるまでは至らずカルタゴ本国の厭戦気分も手伝って戦争は泥沼化、
 長期戦に持ち込まれたハンニバルは抵抗を続けるもザマ会戦にて人生初の大敗を喫した後、降伏する。
 終戦後のハンニバルは戦後復興に果敢に乗り出すも政敵の手引きにより亡命を余儀なくされ、ローマによる侵略の及ばぬ地域を転戦。
それもやがて追い詰められ最期は自ら毒を盛って命を絶った。

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最終更新:2016年07月05日 15:17