ヤクモ・クレアラント

【名前】ヤクモ・クレアラント
【容姿】
二十代半ばの実年齢とは裏腹に、どう見ても三十過ぎのオッサンと言われる。
身長180cmに対してやや細めの体躯。無精髭と窶れたコートが大体の原因。
非常に目つきが悪く、まるで猛禽類か犯罪者のようだと例えられる。
その所為なのかは不明だか、普段は中折れ帽子を深く被って目を隠している。
【魔術】
  • 操影魔術
読んで字の如く、影を操る魔術。影の形を変え、擬似的な魔力回路を書き加え、手足のように使役する。
影を介して遠くの光景を見たり、影そのものに実体を与えることで戦闘にも応用ができる。
が、燃費が良好とは言い難く、一定以上の無茶を行えばその分だけ身体に負担が帰ってくるというデメリットつき。
新興の魔術である為、未だ発展途上の技術であるのが現状である。
【礼装】
  • 墨濁綺晶
影から作り上げた漆黒の結晶。解き放つことで操影魔術を様々な形で補助する使い捨て礼装。
そしてその幾つかは、彼の身体の中に直接埋め込んである。
いざとなれば、影の使えない環境での魔術行使や、直接的な身体能力の強化にも転用が可能。
ただし、後者に関しては後の反動が相当に恐ろしいことになるのだけは確かだが。
【目的】
家の復興/時計塔への復讐
【性格】
クレバーに成りきれない二枚目半。
復讐を大望と掲げるが、どこかに迷いや虚しさを抱いたりもする半端な復讐者。
そもそもがお人好しで、戦争に進んで参加するような人物なのではないのだが。
【概要】
新興の名門であったクレアラント家であったが、時計塔の権力闘争に巻き込まれてその権威は失墜した。
師でもあった父は失意の中で病に倒れ、そして婚約者も非業の死を遂げてしまった。
その原因は表向きは不明であったが、手段が解らずとも誰が仕向けたのかは容易に想像できた。
その為の復讐が、彼の本来の目的である。願望機を手にしたならば、その力によって復讐を成し遂げ。
仮に戦争に敗北したとしても、その瞬間に別の形での復讐を行う為のサーヴァントも召喚した。
パンドラの箱による、倫敦全域を巻き込んでの復讐劇──それが彼にとっての切り札である。

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最終更新:2016年07月05日 15:18