【クラス】 ランサー
【真名】
エリザベス一世
【容姿】
黒みがかった金髪。豪奢なドレス……は動きにくいからだろうか、膝が見えるくらいまで短くなっている。本人曰く当世風のファッションとのこと。日本の影響を受けすぎではないか。
生前の重たげなドレスではなくて、軽装の、見ようによってはドレスに見えなくなるような物を着ている。瞳の色は青。
【性質】秩序/中庸
【ステータス】
筋力C 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具B
【スキル】
対魔力C
魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。
サーヴァント自身の意思で弱め、有益な魔術を受けることも可能。なお、魔力によって強化された武器や、魔術によって作られた武器による物理的な攻撃は効果の対象外。
Cランクでは、魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。
騎乗C
乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない
。また、英霊の生前には存在しなかった未知の乗り物(例えば古い時代の英雄にとっては見たことも無いはずの、機械仕掛けの車両、果ては飛行機)すらも直感によって自在に乗りこなせる。基本的に「騎兵」クラスは非常に高ランクでこのスキルを持つ。
Cランクでは野獣ランク以外を乗りこなすことが出来る。
王族特権A
イギリス国王としての特権。イギリスの土地に連なる英雄のスキルならば一時的に再現ができる。だが、再現はBランクまでとなる。
デメリットとしてイギリスの英霊に対しての戦闘行為は彼女のランクを一つ下げる。これは彼女自身が『イギリスと結婚する』とまで言った発言から来ており、自国民を傷つける行為が英霊としての格を落とすためである。
護国の王B
こと防戦にあたっては、自分の領土を定めることで自分のステータスを一ランク上げることができる。
相手が自国の破壊をすればするほどその報復として魔力が上がる。対照的に、その領地内の人民から批判されるとランクが下がっていく。
また、イギリス国民に対しての効果は発揮できず、守る対象から排斥した時点でランクは全てEになる。
【宝具】
落陽の艦隊〈スパニッシュ・アルマダ〉
ランク:B
種別:対軍宝具
レンジ:100~500
最大捕捉:300人
エリザベス一世の名声、その代表例であるアルマダ海戦の再現。
本人がその場にいないため間接的な成果に過ぎず、その力は実際の参加者が使う宝具よりは下がっている。だが、それを使役したのは間違いなくエリザベスであるため、使用が可能となった。
火船を8隻ぶつける。遠距離からの大量砲撃、また、最大解放をすると固有結界として相手をスペイン艦隊に見立てて、圧倒的不利な状況で火攻めを行うことができる。
最大解放以外は、自分の陣地では使用できない。
但し、非常に燃費が悪い。そもそも資源がカツカツな状況で行われた作戦であることが影響しているのだろうか。
【概要】
ランサーなのに宝具が艦隊というサーヴァント。彼女が史実で槍を使ったという事実はないが、本人曰く『王たる者槍術は身につけているべし』らしい。
ホームであるイギリスで召喚された為、ステータスが向上しているが、近代の英霊かつ本人はただの王族なので、強化された状態でもこの程度のステータスに収まった。