『    』

「お前の事が、大嫌いだ」


【名前】ブランク

【容姿】
喪服の様な黒いブラウスを着た黒髪の少女。
髪は長く、前髪がX字に交差している。

【魔術】
人としておおよそ最低スペックの身体能力と魔力、魔術回路を持ち、魔術師として呼ぶには失笑物。
しかしその弱さと世界への呪いが混ざり合った結果、常に自身が半ば世界から嫌われた状態となり、〝生理的に受け付けない〟という感情を相手に植え付ける。
つまる所全ての存在に嫌われるという呪いであり、何もないのに触れるのすら憚れる汚物のような扱いを受ける。
これを物ともしない者がいるとしたら、相当に器が大きいか歪んだ嗜好を持つ者だけだろう。

【目的】
世界をぶち壊して独りになる。

【性格】
世界や他人に何も期待していない、しかし自分を認めて欲しい、でも構って貰いたくない、歪みに歪み自分以外に理解者のいなくなってしまった性格破綻者。
承認欲求と自己顕示欲が強いが、その割にコミュニケーションは苦手でプライドが高く他人を下に見る、しかし嫉妬深く他人が持ち自分が持たない物全てを気に入らない。
自分以外に自分の心を理解出来る者は居らず、自分で自分を認め自分が自分の世界の全て。しかし他人がいなければ何も出来ない破綻した人物。
しかしその実態は、名前も何も持たない自分に苛立ちそれを反転させて自分以外に向ける事で自身を保つ空っぽな少女。

【概要】
破滅願望系女子、魔術師としての才能はまるで無いが、憎悪から来る努力と人生全ての幸運を使いマスターとなる。
マスターとしての性能は言わば生きたハンディキャップ、サーヴァントの性能はガタ落ちし、宝具解放もギリギリの魔力で行われる。
それならば外部からサーヴァントに魔力を供給すればいいと思われるが、『自分の使うサーヴァントに異物が加わるのが気に食わない』という歪んだ独占欲の為にそれすらも行わない。
只管サーヴァントの足を引っ張り、その原因が自分の性格であると知っていて開き直るという異常なマスター。映画ならすぐ死ぬタイプ。
本来ならば聖杯に参加者として選ばれる筈もないのだが、何らかの歪んだ因果が彼女を引き寄せ、反英霊を伴う最悪のマスターとなった。

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最終更新:2016年07月09日 15:53