博報堂は「CSRに関する生活者の意識調査」と題した調査をまとめた。それによると消費者からみてIT(情報技術)・インターネット関連会社が最優先すべき企業の社会的責任(CSR)活動は、不祥事やミスへの迅速対応が首位を占めた。IT・ネット関連企業はインサイダー取引などの不祥事が目立つ印象があるためとみられ、法令順守の強化などの取り組みが一段と必要になりそうだ。
調査は自動車、パソコン・家電、食品・飲料などのメーカー、流通業、金融など15業種を対象にしている。業種別でみると、大半の業種で取り組むべきCSR活動の1位に「安全で質の良い商品サービスの提供」が求められ、総合順位でもトップだった。しかし、IT・ネット関連会社では「不祥事やミスへの対応」(50%)が1位。2位も「法を順守し、不正な行為をしない」(48%)だった。
このほかにIT・ネット関連会社が既に取り組んでいると思われるCSR活動について尋ねたところ、「従業員が自分でキャリアを選択し能力が生かせる」(58.5%)などと回答する声が多かった。今年3月、首都圏・阪神圏在住の男女800人を対象にネット調査を実施した。(2006.8.25/日本経済新聞)
最終更新:2006年08月25日 09:46