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キヤノンは24日、デジタル一眼レフカメラの入門機「EOS Kiss(イオス・キス)」の新製品「Digital(デジタル) X」を9月8日に発売すると発表した。現行の入門機「デジタル N」に比べ、画素数や焦点機能、連続撮影など基礎性能を向上させた。
 デジタル一眼レフカメラ市場では、キヤノンとニコンの2強が8割のシェアを握っていたが、7月21日にソニーが入門機「α100」で参入し、2強のシェアを食い始めている。
 キヤノンは、性能面でα100と真っ向勝負するEOS Kissの新製品を、需要期の運動会シーズンに合わせて投入することで、「12月までにEOS Kissだけで、デジタル一眼レフカメラの市場シェア45%を獲得したい」(販売を担当するキヤノンMJの芦沢光二専務)とし、ソニーを迎撃する。
 デジタル Xは有効画素数をデジタル Nの800万画素から1010万画素に引き上げ、α100の1020万画素と並ぶレベルにしており、今後、入門機でも1000万画素タイプが主流となりそうだ。
 また、レンズ交換式カメラの「一番大きな弱点」(岩下知徳・キヤノンイメージコミュニケーション事業本部長)だった、レンズ交換時やカメラ内部から発生するごみの対策もキヤノンの一眼レフで初採用した。さらに、上位機種「EOS 30D」と同じ自動焦点機能を搭載し、現行機種よりもオートフォーカスの精度を高めた。連続撮影も現行機種の2倍に向上した。
 店頭価格は、本体が約9万円、ズームレンズ2本付きで13万円強とほぼ現行機種並み。月18万台の生産を予定している。
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【用語解説】画素
 画像を構成する単位で、画像を分割した領域(面積)をさす。英語ではピクセル。デジタルカメラの画質を決める解像度は平面上に並んだ受光素子の縦×横で計算される画素数で決まる。画素が小さく、数が多いほど画質は良くなるが、記録する情報量も多くなり、画像処理に時間がかかる。
(2006.8.25/フジサンケイ ビジネスアイ)
最終更新:2006年08月25日 13:17