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 「デジタルテレビが見られる」をうたい文句にできるのも07年まで。2008年以降に向けて、国産パソコンメーカーは、新たな付加価値の提案に迫られそうだ。

 調査会社のIDCジャパンが31日に発表した「国内パソコン市場テレビチューナー搭載パソコン出荷予測」によると、デジタルチューナー搭載パソコンの出荷台数が、07年から08年にかけてアナログチューナー搭載パソコンを上回り、早くも“一般化”してしまうことが分かった。

 パソコンへのデジタルテレビチューナー搭載は05年後半に大手国産メーカーが開始した。家庭向けパソコン(約561万台)に占める2006年のアナログチューナー搭載率は約25%だったのに対し、デジタルチューナーは数%にとどまる見通しだ。

 NEC、富士通、東芝などが発表した秋冬シーズンのモデルでも、デジタルチューナー搭載モデルの拡充や、ハイビジョン映像が記録できる次世代DVDドライブ(駆動装置)の搭載がセールスポイントとなっている。

 これまでは、地上デジタルチューナーをパソコンに搭載するには技術も必要なほか、すでに搭載しているメーカーが部品を独占的に利用しているために、立ち上がりは遅かった。

 しかし、アナログテレビの停波は2011年に迫っており、消費者の関心も今後、急速に高まるという。デスクトップでは07年に、ノートパソコンでは08年には、デジタル搭載率がアナログ搭載率を上回る見通しだ。
(2006.9.3/フジサンケイ ビジネスアイ)
最終更新:2006年09月03日 05:20