設備構造⑪ - fdeo@ウィキ

• 方形区画に対する所要ヘッド数換算
  • I[m]:横方向全長
  • J[pcs]:奥行方向全長
  • n_I[pcs]:横方向ヘッド数量
  • n_J[pcs]:奥行方向ヘッド数量
  • n_A[pcs]:所要合計数量
    
    
    
    

• 取付位置に対する規格
  • 取付面に対し0.4[m]以上の梁等に因る区画内に設置
  • 1.8[m]以下の梁等相互間隔に対し省略可能
  • ダクト/棚等における1.2[m]超過の幅/奥行に対し当該下面に設置
  • 取付面/デフレクター間距離に対し0.3[m]以下に抑制し設置
  • 取付面各任意位置/ヘッド軸心に対し直角に設置
  • 放水障害の撤去
    • 垂直方向
      • 原則:デフレクター下方向0.45[m]以内
      • 例外:易燃性可燃物に対し0.9[m]以内
    • 水平方向0.3[m]以内
  • 開口部への設置に対し当該上枠上方0.15[m]以内の壁面に設置
  • 凍結への危惧環境を除き乾式/予作動式流水検知装置の2次側に対し上向型ヘッドを採択し設置

小区画型ヘッドの取付

• 対象用途/設備
  • ホテル
  • 共同住宅
  • 病院の病室
  • 特別施設水道連結型スプリンクラー設備

• 単位ヘッド毎の防護範囲
  • 水平距離2.6[m]以下
  • 面積13[㎡]以下

• 取付位置に対する規格
  • 天井に対し室内面に設置
  • 他標準型ヘッドに準拠
    • 乾式/予作動式に対する項目は除外

側壁型ヘッドの取付

• 対象用途
  • 小区画型ヘッドに準拠
    • 特別施設水道連結型スプリンクラー設備に対する項目は除外
  • 通路の壁

• 単位ヘッド毎の防護範囲
  • 水平距離1.8[m]以内
  • 放水方向距離3.6[m]以内

• 取付位置に対する規格
  • 壁に対し室内面に設置
  • 取付面に対し0.15[m]以内に抑制し設置
  • 放水障害の撤去
    • 垂直方向:0.45[m]以内
    • 水平方向:0.45[m]以内
  • デフレクターは天井面に対し0.15[m]以内に配置し設置

閉鎖型スプリンクラーヘッドの標示温度

• 最高周囲温度/標示温度
  • 39[℃]未満:79[℃]未満
  • 39[℃]以上/64[℃]未満:79[℃]以上/121[℃]未満
  • 64[℃]以上/106[℃]未満:121[℃]以上/162[℃]未満
  • 106[℃]以上:162[℃]以上

• 標示温度の色彩表示
  • 黒色:60[℃]未満
  • 地金:60[℃]以上/75[℃]未満
  • 白色:75[℃]以上/121[℃]未満
  • 青色:121[℃]以上/162[℃]未満
  • 赤色:162[℃]以上/200[℃]未満
  • 緑色:200[℃]以上/260[℃]未満
  • 黄色:260[℃]以上

開放型スプリンクラーヘッドの取付

• 対象用途
  • 劇場等舞台部に設置

• 防護範囲
  • 天井/小屋裏各部分に対し水平距離1.7[m]以下に抑制し設置

• 放水区域
  • 大規模な防護範囲に対し放水区域を分割
  • 放水区域の分割に対し最大4以下に制限
  • 複数放水区域への分割に対し放水区域相互の重複を伴う設置に因り有効に放水
  • 火災時の有効な放水に対し居室部分の放水区域を5以上に分割

• 取付位置に対する規格
  • 天井/小屋裏に対し室内面に設置
  • すのこ/渡りの併設に対し下面に対し設置
  • すのこ/渡りにおける可燃物の欠如に対し天井/小屋裏への取付を省略
  • 取付面各任意位置/ヘッド軸心に対し直角に設置
  • 放水障害の撤去
    • 垂直方向
      • 原則:デフレクター下方向0.45[m]以内
      • 例外:易燃性可燃物に対し0.9[m]以内
    • 水平方向0.3[m]以内

放水型スプリンクラーヘッドの取付

• 放水型スプリンクラーヘッドの構成
  • 構成は開放型スプリンクラー設備に類似

• 対象/全高

地下街	店舗/事務所等	6[m]超過
	地下道	10[m]超過
準地下街		6[m]超過
可燃物の運用 消火困難な部分	指定可燃物の 運用部分	6[m]超過
	百貨店等
その他部分		10[m]超過