4.3.3.3 予作動式流水検知装置概要
- 予作動式流水検知装置
- 別称:プリアクションバルブ
- 用途:予作動式スプリンクラー設備に対し採択
- 接続状態:装置二次側からスプリンクラーヘッド迄低圧縮空気での充填配管に接続
- 特性
- スプリンクラーヘッドの感熱/破損開放に対し弁は閉止
- 火災報知設備の感知器における火災の検出に因り開放
- 動作推移:火災報知設備の感知器における火災の検出に併せスプリンクラーヘッドの感熱開放に因り放水
4.3.3.4 発信部
- 流水検知装置における発信部の設置規格
- 各階/放水区域毎に設置
- 流水/圧力検知装置より選定
- ラック式倉庫固有の規格
- 予作動式流水検知装置以外を選定
- 配管の系統毎に流水検知装置を設置
- 乾式/予作動式流水検知装置の規格
- 自動警報装置への発報要因
- 二次側の中空圧力に対し設定検知圧未満への低下に対し発信
- 動作推移
- スプリンクラーヘッドが開放
- 1[min]以内にスプリンクラーヘッド因り放水
4.3.3.5 受信部
- 受信に対する規格
- 表示装置の設置
- スプリンクラーヘッド/火災感知ヘッドの開放に対する視認内容
- 防災センター等内に設置
- 総合操作盤の設置に対し省略
- 一斉開放弁の規格
- 用途
- 接続状態
- 流路一次側に対し加圧充水
- 同二次側に対し中空/大気圧
- 開放推移の種類
- 閉鎖型スプリンクラーヘッド/感知器等の火災感知装置の作動に対し連動開放
- 遠隔操作に因る開放
- 手動開放を含む一斉開放弁の設置規格
- 放水区域毎に設置
- 加圧力は当該弁の最高使用圧力以下に抑制
- 起動操作部/手動開放弁
- 設置全高:0.8[m]以上/1.5[m]以下
- 設置環境:火災に際し接近が容易な位置
- 手動開放弁に対し開閉操作を150[N]以下に抑制
- 弁二次側配管における放水を遮断し当該弁に対する作動試験装置の併設
- 標示規格
- 種別/型式番号
- 製造者/商標
- 製造年
- 製造番号
- 内径/呼径/一次側使用圧力範囲
- 直管相当全長の圧力損失
- 流水方向の矢印
- 取付方向
- 弁開放用制御部の使用圧力範囲(制御動力に一次側圧力と異なる圧力の利用時)
- 制御動力用流体の種類(制御動力に一次側圧力と異なる圧力の利用時)
- 制御動力の種類(制御動力に圧力以外を利用時)
最終更新:2014年05月09日 10:35