闘技場
シリーズ全般に登場する施設。
一定額の賭け金を払うと対戦相手とのタイマン勝負が始まり、勝てば賭け金の倍額と経験値が貰える。
基本的に賭け金が高いほうが対戦相手も強くなる。
降参すれば掛け金は戻ってこない。受けたダメージもそのまま。
使える武器はシリーズによってルールが異なり、敵味方双方に自動で支給される場合と、自由に持ち込み可能な場合がある。
作品によりその他いろいろと細かい部分が違う(紋章では先攻後攻がランダムで決まる…GBA3部作のうち封印だけは支援効果が有効…など、挙げればキリがない)が、基本的な決まり事は大体こんな感じ。
1マップ内で稼げる経験値に限界があるFEにおける、初心者救済用のシステム…に見せかけて、負けると普通に死ぬあたり実にシビアである。
聖戦の系譜における闘技場だけはかなり独特なルールで、賞金と対戦相手が完全に固定されている他、7回勝利するとそのキャラは闘技場制覇となり、次の章へ進むまで相手が居なくなる。ちなみに戦闘の途中で使用武器の変更が出来たりもする。そして何よりもありがたいのが「負けても死亡扱いにならずHP1で退店するだけで済む」こと。また何も追求されないため気付きにくいが、賭け金無料で利用できる部分も嬉しい。要はメリットばかりで、システム&ゲームバランス的にもコレを前提として設計されている節がある。
地形効果によって互いに回避率20%の効果が発生し、時には互いに攻撃を回避してばかりの見世物になったり
祈りのスキル発動で相手の攻撃を避けつつ、確実に1ダメージを与えていく泥試合になったりすることもある。
また、レベルアップしても成長しない挙動が発生することもあり、対戦相手を倒す前に一度中断する等して調整する必要がある。
作品によっては、対戦相手として能力値が兵種限界を突破しているツワモノが現れる事もあり、いくら挑戦者が強くとも油断はならない。
GBA3部作のうち烈火・聖魔からは特定の条件化で対戦相手が強化される事があり、闘技場主のセリフも変化するが、条件がかなり特殊すぎて通常プレイで見た事のある人は稀であろう。
参加者は多種多様で、一般兵士はもちろんのこと、将軍、皇帝、女王といった高貴な方々まで参加しており、果ては火竜、氷竜、魔竜、飛竜、地竜などといった人外の姿も見られ、非常にカオスな空間となっている。
そんな彼等をも飼いならす受付のモヒカン男こそが、世界の真の支配者だと一部でささやかれている。
最終更新:2024年10月27日 04:54