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*E95 防御 **作戦 かすみ@FEG 空中戦である以上、地上戦のような防御行為は 不可能もしくは困難を極めるだろう。 また、敵の攻撃力よりもこちらの防御力が弱い場合、 防御できたとしても、相当のダメージを喰らうだろう。 よって、回避行動に全力を注ぐべきだと考える。 敵の攻撃の予兆はレーザー光や銃撃音、画像等で察知し、 機体の旋回で回避行動を行うことになるだろう。 そのために、コパイ一人を攻撃監視に当てる。 (過去の作戦を収めた作戦ライブラリより) 【陣形】 ・敵の攻撃を集中させないようにできる限り広く分散する。 ・四方八方にちらばることで間隔をできる限り広く取る。 ・分散移動することで敵の照準を絞りにくくする。 【操舵術】 ・一カ所に固まらないように分散して戦力の低下を防ぐ ・各員が常に情報リンクする事で、敵情報を速やかに伝達し、回避がスムーズにできる。 ・敵に接近して走り回ることで相手の視界から見えなくなり反撃を防ぐ ・部隊員と死角を補い合う ・力みすぎないよう心がける(動きに柔軟性がなくなるから) ・相手の勢いを意識する ・相手との間合いを意識する ・気を抜かない ・即座に行動できるよう自身の姿勢を意識し、常に維持する ・敵の攻撃を回避する時はただ後ろに下がるのではなく斜め前方か後方に移動して回り込みすぐに反撃できるように体勢を整える。 ・視界が不良でも、オペレートによって位置情報を連絡してもらうことで、統率の取れた防御動作が可能となる。 **SS&イラスト&RP SS かすみ@FEG K2@FEG イラスト とよのか苺@FEG 竜乃麻衣@FEG 「急げー 時間が無いぞー」  FEGでは現在急ピッチにてEXアメショーの改造、および新規建造が進められていた。NWにて宇宙港と貨物を打ち上げ機が建造されはじめ、これをキャッチした赤オーマが攻めてくるとの情報が秘書官の偵察により明らかになったため、その対応に追われていたのである。FEGはもともと宇宙対策を念頭においた藩国の運営が行われていたが、それでもまだまだ戦力としてはこころもとない状況であった。 これをなんとかすべく、現在藩王夫人指揮のもと、国内の整備班が必死で作業しているのである。 「対空機関砲装着よし!」 「増加装甲タイルの装着もOKです」  次々と用途ごとに特殊装備をつけていくアメショー。  結局のところ、対空戦闘においては敵よりも先に把握し、敵よりも先に撃つということに尽きる。そもそも空を飛ぶということはそれだけで大変なことなのだ。ちょっとしたことで飛行不能になり、墜落してしまう。そのリスクは地上戦闘とは比べ物にならない。そのため、機関砲で弾幕を張ることを想定していた、 「なんとか間に合いそうね」  ぽんぽんとスパナで軽く肩をたたきながら、藩王夫人が言う。  その目前には、一部の隙もないよう整備されたI=Dが並んでいる。 「はい。自分で言うのは問題があるかもしれませんが、こいつ等ならきっとやってくれますよ」  嬉しそうに自分が整備したI=Dをなでる整備員。 「油断は禁物よ。なんといっても相手は赤オーマ。並の相手じゃないわ」 「大丈夫ですよ。そのオーマ相手にこれまでも戦ってきたんですから」 「そうね。弱気になってるのかしら」  ふっと、微笑む藩王夫人。 「それに我々にはあの人がいますから」  思い浮かぶのは我らが藩王。これまでも、大変な戦いは何度もあったが、それをことごとく潜り抜けてきた。もちろん、それは皆で団結したからだが、その中心には間違いなく、あの人がいたのだ。 「どーかしらねぇ」  いじわるそうに微笑む。 「あー、またそんなこと言って。結婚するくらいですし、ほんとは信頼して・・・ 痛っ」  ぽかりと叩かれる。 「いいからさっさと仕事する」 「ぶー ぶー」 「怒るわよ?」  にっこり 「はい。整備に戻ります」  直立不動で敬礼した整備士はあせあせと作業に戻っていった。 「やれやれ。ほんと頼むわよ」  そういった相手は誰だったのか。  こうして赤オーマとの戦闘準備は進められていった。   竜乃麻衣はFEGに住む笑顔のかわいい柔らかな雰囲気を持った 女性だ。彼女はFEGの対赤オーマ戦に派遣されている   複数のチームのうちの一つのリーダーである。   彼女達はこの日のために急いで製造された対空アメショーで   防衛にあたっていた。そして間もなく敵と対面したのである。 &ref(http://tkt.lix.jp/bbsz/data/IMG_000337.jpg)   見たことのないその形に警戒感と危機感をもった竜乃。   その感覚は正しく、敵の機が怪しく光り始めた。レーザーが来る。予感した竜乃は回避行動を開始した。   他の機体も攻撃されているらしい。耳を澄ませば開きっぱなしになったチャンネルからみんなの声が聞こえてくる。   高渡@FEG:「ぎゃー当たったらマズイですってばー!!回避回避!」   風理礼衣@FEG:「後ろ、気をつけて!」   竜乃麻衣@「かすみさん、静葉さん大丈夫!?ちょっとどころか、かなり揺らすから気をつけて!」   風理礼衣@FEG:「急速旋回します」     九角アスラ@FEG「回避!当たるなよ。」   藤野俊彦@FEG「後方30度から攻撃!直撃まで10秒!回避機動開始」   風理礼衣@FEG:「急速降下します」   さるにぁ@FEG:「敵機からの攻撃確認、弾道計算!回避経路算出!避けて避けて避けまくりますよぉ!」   九角アスラ@FEG「当たったら終わりやで。ほらちゃんと見てろよ。」   さるにぁ@FEG:「イクトさん!遮蔽物使って敵の攻撃かわしちゃいましょう!」   竜乃麻衣@FEG「うわ…耐えられるかな…?ううん、耐えてみせる!」   橘嶺@FEG「なんか近づいてくる・・・?ってヤバイヤバイヤバイ!避けろー!!!」   藤野俊彦@FEG「大丈夫。避けきれます」   橘嶺@FEG「むぅぅ、この機体の装甲をなめるなよぉぉ!!」   風理礼衣@FEG:「やばい、回避だ」   橘嶺@FEG「危ない危ない、もっと注意して見張ってますー。ってアスラさん関西弁でちゃってますよ!」   小鳥遊敦@FEG「敵弾直撃コース…!時華さん、風理礼衣さん、対衝撃防御!歯食いしばって!」   さるにぁ@FEG:「ここが踏ん張り時!耐えてみせる!避けてみせる!!」 &ref(http://tkt.lix.jp/bbsz/data/IMG_000339.jpg)   地上故に遮へい物は豊富だが、上空の攻撃に耐えられるほどではない。レーザーの光を見ながら回避することにした。   「静葉さん右に動きます!手のレバーを押してください。」   「了解!」   静葉の操縦桿を握る手に汗がにじむ。   彼は戦闘の経験が少ない大族であるのだ。   緊張でからだが固い。震える手でレバーを押す。   少しの揺れの後で機体は右に向いて進み、敵の銃口から身をそらす。   「急いで前進!」竜乃の指示で機体は前に動いた。   機体のモニターに写る敵の姿。銃口をあげ、竜乃たちの機体に   狙いをつけている。まずい。その銃口に集まり始める光。   もしかしなくてもレーザーの発射前である。   「かすみさん、エンジン全開!」「は、はい!」かすみと呼ばれた人物は吏族故にない力を振り絞り、おりゃあ!と言ってペダルを 踏んだ。その瞬間、機体は持てる限りの力を出して全速力で前進。   続いて、方向転換の指示を出され、静葉とかすみは機体の向きを 操った。敵のレーザーが放たれる。そのレーザーを機体を 屈めながら、前進しながら、後に跳びながら回避し続けた。 &ref(http://tkt.lix.jp/bbsz/data/IMG_000344.jpg)  
*E95 防御 **作戦 かすみ@FEG 空中戦である以上、地上戦のような防御行為は 不可能もしくは困難を極めるだろう。 また、敵の攻撃力よりもこちらの防御力が弱い場合、 防御できたとしても、相当のダメージを喰らうだろう。 よって、回避行動に全力を注ぐべきだと考える。 敵の攻撃の予兆はレーザー光や銃撃音、画像等で察知し、 機体の旋回で回避行動を行うことになるだろう。 そのために、コパイ一人を攻撃監視に当てる。 (過去の作戦を収めた作戦ライブラリより) 【陣形】 ・敵の攻撃を集中させないようにできる限り広く分散する。 ・四方八方にちらばることで間隔をできる限り広く取る。 ・分散移動することで敵の照準を絞りにくくする。 【操舵術】 ・一カ所に固まらないように分散して戦力の低下を防ぐ ・各員が常に情報リンクする事で、敵情報を速やかに伝達し、回避がスムーズにできる。 ・敵に接近して走り回ることで相手の視界から見えなくなり反撃を防ぐ ・部隊員と死角を補い合う ・力みすぎないよう心がける(動きに柔軟性がなくなるから) ・相手の勢いを意識する ・相手との間合いを意識する ・気を抜かない ・即座に行動できるよう自身の姿勢を意識し、常に維持する ・敵の攻撃を回避する時はただ後ろに下がるのではなく斜め前方か後方に移動して回り込みすぐに反撃できるように体勢を整える。 ・視界が不良でも、オペレートによって位置情報を連絡してもらうことで、統率の取れた防御動作が可能となる。 **SS&イラスト&RP SS かすみ@FEG K2@FEG イラスト とよのか苺@FEG 竜乃麻衣@FEG 「急げー 時間が無いぞー」  FEGでは現在急ピッチにてEXアメショーの改造、および新規建造が進められていた。NWにて宇宙港と貨物を打ち上げ機が建造されはじめ、これをキャッチした赤オーマが攻めてくるとの情報が秘書官の偵察により明らかになったため、その対応に追われていたのである。FEGはもともと宇宙対策を念頭においた藩国の運営が行われていたが、それでもまだまだ戦力としてはこころもとない状況であった。 これをなんとかすべく、現在藩王夫人指揮のもと、国内の整備班が必死で作業しているのである。 「対空機関砲装着よし!」 「増加装甲タイルの装着もOKです」  次々と用途ごとに特殊装備をつけていくアメショー。  結局のところ、対空戦闘においては敵よりも先に把握し、敵よりも先に撃つということに尽きる。そもそも空を飛ぶということはそれだけで大変なことなのだ。ちょっとしたことで飛行不能になり、墜落してしまう。そのリスクは地上戦闘とは比べ物にならない。そのため、機関砲で弾幕を張ることを想定していた、 「なんとか間に合いそうね」  ぽんぽんとスパナで軽く肩をたたきながら、藩王夫人が言う。  その目前には、一部の隙もないよう整備されたI=Dが並んでいる。 「はい。自分で言うのは問題があるかもしれませんが、こいつ等ならきっとやってくれますよ」  嬉しそうに自分が整備したI=Dをなでる整備員。 「油断は禁物よ。なんといっても相手は赤オーマ。並の相手じゃないわ」 「大丈夫ですよ。そのオーマ相手にこれまでも戦ってきたんですから」 「そうね。弱気になってるのかしら」  ふっと、微笑む藩王夫人。 「それに我々にはあの人がいますから」  思い浮かぶのは我らが藩王。これまでも、大変な戦いは何度もあったが、それをことごとく潜り抜けてきた。もちろん、それは皆で団結したからだが、その中心には間違いなく、あの人がいたのだ。 「どーかしらねぇ」  いじわるそうに微笑む。 「あー、またそんなこと言って。結婚するくらいですし、ほんとは信頼して・・・ 痛っ」  ぽかりと叩かれる。 「いいからさっさと仕事する」 「ぶー ぶー」 「怒るわよ?」  にっこり 「はい。整備に戻ります」  直立不動で敬礼した整備士はあせあせと作業に戻っていった。 「やれやれ。ほんと頼むわよ」  そういった相手は誰だったのか。  こうして赤オーマとの戦闘準備は進められていった。   竜乃麻衣はFEGに住む笑顔のかわいい柔らかな雰囲気を持った 女性だ。彼女はFEGの対赤オーマ戦に派遣されている   複数のチームのうちの一つのリーダーである。   彼女達はこの日のために急いで製造された対空アメショーで   防衛にあたっていた。そして間もなく敵と対面したのである。 &ref(http://tkt.lix.jp/bbsz/data/IMG_000337.jpg)   見たことのないその形に警戒感と危機感をもった竜乃。   その感覚は正しく、敵の機が怪しく光り始めた。レーザーが来る。予感した竜乃は回避行動を開始した。   他の機体も攻撃されているらしい。耳を澄ませば開きっぱなしになったチャンネルからみんなの声が聞こえてくる。      高渡@FEG:「ぎゃー当たったらマズイですってばー!!回避回避!」   風理礼衣@FEG:「後ろ、気をつけて!」   竜乃麻衣@「かすみさん、静葉さん大丈夫!?ちょっとどころか、かなり揺らすから気をつけて!」   かすみ:「大丈夫、竜乃さん!これぐらいのゆれ平気です!」   風理礼衣@FEG:「急速旋回します」     九角アスラ@FEG「回避!当たるなよ。」   藤野俊彦@FEG「後方30度から攻撃!直撃まで10秒!回避機動開始」   風理礼衣@FEG:「急速降下します」   さるにぁ@FEG:「敵機からの攻撃確認、弾道計算!回避経路算出!避けて避けて避けまくりますよぉ!」   九角アスラ@FEG「当たったら終わりやで。ほらちゃんと見てろよ。」   さるにぁ@FEG:「イクトさん!遮蔽物使って敵の攻撃かわしちゃいましょう!」   竜乃麻衣@FEG「うわ…耐えられるかな…?ううん、耐えてみせる!」   かすみ:「これぐらい耐えて見せますよ!!」   橘嶺@FEG「なんか近づいてくる・・・?ってヤバイヤバイヤバイ!避けろー!!!」   藤野俊彦@FEG「大丈夫。避けきれます」   橘嶺@FEG「むぅぅ、この機体の装甲をなめるなよぉぉ!!」   風理礼衣@FEG:「やばい、回避だ」   橘嶺@FEG「危ない危ない、もっと注意して見張ってますー。ってアスラさん関西弁でちゃってますよ!」   小鳥遊敦@FEG「敵弾直撃コース…!時華さん、風理礼衣さん、対衝撃防御!歯食いしばって!」   さるにぁ@FEG:「ここが踏ん張り時!耐えてみせる!避けてみせる!!」   かすみ:「勝つまで倒れない!!」 &ref(http://tkt.lix.jp/bbsz/data/IMG_000339.jpg)   地上故に遮へい物は豊富だが、上空の攻撃に耐えられるほどではない。レーザーの光を見ながら回避することにした。   「静葉さん右に動きます!手のレバーを押してください。」   「了解!」   静葉の操縦桿を握る手に汗がにじむ。   彼は戦闘の経験が少ない大族であるのだ。   緊張でからだが固い。震える手でレバーを押す。   少しの揺れの後で機体は右に向いて進み、敵の銃口から身をそらす。   「急いで前進!」竜乃の指示で機体は前に動いた。   機体のモニターに写る敵の姿。銃口をあげ、竜乃たちの機体に   狙いをつけている。まずい。その銃口に集まり始める光。   もしかしなくてもレーザーの発射前である。   「かすみさん、エンジン全開!」「は、はい!」かすみと呼ばれた人物は吏族故にない力を振り絞り、おりゃあ!と言ってペダルを 踏んだ。その瞬間、機体は持てる限りの力を出して全速力で前進。   続いて、方向転換の指示を出され、静葉とかすみは機体の向きを 操った。敵のレーザーが放たれる。そのレーザーを機体を 屈めながら、前進しながら、後に跳びながら回避し続けた。 &ref(http://tkt.lix.jp/bbsz/data/IMG_000344.jpg)  

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