| 番号 |
SCP-710-FEZ |
| 通称 |
嫌われし虚言の王 |
| オブジェクトクラス |
畏怖状態:Safe? 念仏、興奮状態:Euclid 発狂状態:Keter |
現在、SCP-710-FEZに対する女性職員のあらゆる接触は許可されていません。
特に6歳から19歳の女性を対象の半径10m以内に近付ける事はあってはなりません。
この掟を破った者は即座にDクラス職員に降格となります。
対象はSCP-053(通称:幼女)とSCP-239(通称:ちいさな魔女)とSCP-166(通称:年頃のサキュバス)に興味を示していますが、接触は許されません。
SCP-239に対象を近付けた場合、この世界の終焉が来る事も考えられます。
特別収容プロトコル
SCP-710-FEZは9m×9mほどの窓付き(鍵は外側)の独房に収容します。
女性を付近に配置しない限り脱走を試みる様子はありませんが、念のため常にガスマスク着用の男性Dクラス職員を1名監視に付けて下さい。
対象がブツブツネバネバ・・・と独り言を発し始めたら念仏状態移行のサインです。より注意深く監視する事を推奨します。
対象が発狂して暴れ始めたら支給された無線で即座にシーバ博士に連絡して下さい。
説明
SCP-710-FEZはモコミチ博士とハチメガ博士がとあるネットゲームにて発見しました。
その異様な行動からハチメガ博士が捕獲許可をO5-司令部に要請、承認されました。
三日後、ハチメガ博士が██県██市柳崎4丁█の家賃8万のマンションでSCP-710-FEZを捕獲しました。
SCP-710-FEZはおおよそ30歳、身長が1.61メートル、体重が71.0キログラムの朝鮮系の男性と見られます。
髪は黒髪で全体的にボサボサしており、目は焦点があっていません。
普段は隠していますが、寝癖で髪が跳ねると後退した生え際(所謂ハゲ)が確認出来ます。
常に体に悪臭を漂わせているため、ガスマスクを着用せず近付く事は禁止です。
声も非常に汚く、短い期間に30分以上SCP-710-FEZの声を聴き続けると耳が腐り落ちる事が分かっています。
SCP-710-FEZの半径10m以内に6歳から19歳の女性が近付くと即座に反応し、興奮状態に移行します。
場合によっては女性の尿も要求します。
近付いた6歳から19歳の女性に求愛をしますが、拒否されると念仏または発狂状態に移行します。
発狂状態になると脱走を試み、女性職員を無理やり襲おうとします。
底無しの性欲を元に並外れた馬鹿力を発揮するため、発狂を始めたら大型動物用の麻酔銃を使用して対象を即座に眠らせて下さい。
SCP-710-FEZとの対話は可能とも不可能とも言えません。
真面目な対話を試みた職員の殆どが二度とSCP-710-FEZと関わりたくないと口を揃えて言い、場合によっては重度の精神的疲労を一時的に患います。
使用する言語は拙い日本語と韓国語ですが、何故朝鮮系である彼が日本語を喋れるのか、日本に住んでいたのかは不明です。
恐らくSCP-710-FEZの先祖に当たる人物の不法入国が[データ削除済み]
SCP-710-FEZは自らをG██ktと█本潤に似ていると言い張ります。
また様々な資格や年収、貯金を自慢しますが、調査したところそのような事実は存在しませんでした。
SCP-710-FEZの発言は92%が虚言である事が確認出来ています。
Dクラス職員(以下D-283)による初の接触
ハチメガ博士:目の前の独房が見えるね?
D-283:ああ。
ハチメガ博士:君にはその独房の中にいるSCP-710-FEZと接触して貰う。
ハチメガ博士:感じた事を我々に説明してくれればいい。
D-283:(南京錠を解除し部屋に入る)
D-283:(激しく咳込みながら)な、なんだこの臭いは!?
ハチメガ博士:どうした!
D-283:何かが腐ったような、発酵したような、とにかく酷い臭いだ!助けてくれ!
ハチメガ博士:やはりか・・・。
D-283は独房の中で失神。接触の際D-283が着用していた衣類は臭いがとれないため焼却処分。
SCP-710-FEZはD-283に興味を示さなかった。
Dクラス職員(以下D-283)による2度目の接触
ハチメガ博士:前と同じだ。今回はガスマスクを付けて貰う。
D-283:(南京錠を解除し部屋に入る)
D-283:興味を持たれてないみたいだが。
ハチメガ博士:(少しの沈黙の後)SCP-710-FEZを出来る限り称賛してみてくれ。
D-283:OK。
D-283:(SCP-710-FEZを褒め称える)
SCP-710-FEZ:(即座に反応し満悦な表情を浮かべる)
D-283:なんか喋りそうだぜ。
SCP-710-FEZ:(D-283を見下した発言と自画自賛の発言を繰り返す)
D-283:なんて声だ。声がネバネバしている、という表現が正しいか?とにかく耳が不快になる声だな。
ハチメガ博士:1時間ほど今の状態を維持してくれ。
20分経過、D-283が耳の異変を訴え始める。SCP-710-FEZは自画自賛を続けている。
D-283:なんだか俺の耳がおかしいぞ、膿んでるみたいだ。
ハチメガ博士:私の声は聞こえるか?続行してくれ。
25分経過、D-283の耳が青く変色する。SCP-710-FEZは自画自賛を続けている。
D-283:まだ続けるのか!?
ハチメガ博士:その通りだ。続行してくれ。
30分経過、D-283の耳が黒く変色し腐り落ちる。SCP-710-FEZは構わず自画自賛を続けている。
D-283:(泣き叫びながら)俺の耳が!俺の耳が!
実験は限界と判断。混乱するD-283と腐り落ちた両耳を独房から回収。
回収した両耳は完全に壊死。D-283の聴力が戻る事は永久になかった。
エージェントチエリと窓越しでの会話記録
エージェントチエリ:こんにちは。
SCP-710-FEZ:(興奮状態に移行した様子)
エージェントチエリ:あなたは・・・
SCP-710-FEZ:(言葉を遮り)尿が欲しい。
エージェントチエリ:何を言ってるの?
SCP-710-FEZ:尿が欲しい。加湿器で君の尿を部屋に充満させたい。
SCP-710-FEZ:(いやらしい笑みを浮かべる)
エージェントチエリ:(気分を害し)気持ち悪いわ。
エージェントチエリ:これ以上SCP-710-FEZと話したくありません。
エージェントチエリ:声も納豆みたいで不快だし、会話はこれで終了します。
SCP-710-FEZ:(叫び声をあげ発狂状態に移行、独房を破ろうとする)
エージェントサーナと窓越しでの会話記録
SCP-710-FEZ:(興奮状態に移行しながら)名前は?
エージェントサーナ:サーナよ。よろしくね。
SCP-710-FEZ:年齢は?
エージェントサーナ:18歳。
SCP-710-FEZ:(いやらしい笑みを浮かべる)
SCP-710-FEZ:(飲みかけのミックスジュースを渡しながら)これ。
SCP-710-FEZ:(食べかけの飴玉を渡し)飴もぺろぺろして。
エージェントサーナ:(微妙な表情で受け取る)
SCP-710-FEZ:女は俺の声を聴きながら寝たいって言っている。
SCP-710-FEZ:年収も6000万あって俺は誰からも尊敬されている。
ここでサーナ博士が中断を要請、30分後会話を再開
SCP-710-FEZ:ゲームを一緒にやろう。
エージェントサーナ:いいわね。私も彼氏とよくVCしながらやるの。
SCP-710-FEZ:(衝撃を受けた表情で沈黙)
SCP-710-FEZ:俺の事が好きならそういう事言わない俺の事が好きならそういう事言わない俺の事が好きならそういう事言わない・・・
SCP-710-FEZ:(発狂状態に移行、独房を破ろうとする)
エージェントチエリ、エージェントサーナとの対話結果からこれ以降SCP-710-FEZへの女性職員の接触を禁止。
モコミチ博士とネットゲームでコミュニケーション
SCP-710-FEZ:タイマンだ。
モコミチ博士:分かった。
博士のキャラがSCP-710-FEZのキャラに勝利
SCP-710-FEZ:(舌打ちをする)
モコミチ博士:まだやるかい?
SCP-710-FEZ:当たり前だろ雑魚、はやくしろよ。
博士のキャラがSCP-710-FEZのキャラに勝利(2度目)
SCP-710-FEZ:半歩(反則行為)使うわ。これで負けないからもう1回こいよ。
博士のキャラがSCP-710-FEZのキャラに勝利(3度目)
SCP-710-FEZ:きたねーマネしてんなよもういいわ。やめるわ。
SCP-710-FEZ:(ネットゲームを閉じて念仏状態に移行、博士は呆れながら退避)
シ・ミコーン博士との独房内での会話記録
シ・ミコーン博士:(南京錠を解除し部屋に入る)
SCP-710-FEZ:(混乱した様子で部屋の隅に丸まり怯える)
シ・ミコーン博士:どうしたんだ?仲良くしよう。
SCP-710-FEZ:貴様は早死にする!貴様は早死にする!貴様は早死にする!
SCP-710-FEZ:(発狂状態とも興奮状態ともとれない様子で罵声をシ・ミコーン博士に浴びせる)
シ・ミコーン博士:どうも私は彼に嫌われてるようだね。早々に退散しておくよ。
シ・ミコーン博士:(博士は独房から退避、実験は中止)
シ・ミコーン博士がSCP-710-FEZから半径15m離れた時点で対象は落ち着きを取り戻しました。
対話の際の状態は発狂や興奮状態とは相違したものであり、財団は暫定的にこの状態を畏怖状態と名付けました。
実験中はSCP-710-FEZには極度のストレスがかかり、罵声を浴びせる以外の行為が出来ない事が確認出来ています。
O5-司令部の承認を得て、特例でエージェントチエリとシ・ミコーン博士を同時に対象に近付けました。しかしSCP-710-FEZは興奮状態ではなく畏怖状態に移行しました。
SCP-710-FEZとシ・ミコーン博士の双方に面識はなく、現在対象を畏怖状態に出来るのはシ・ミコーン博士のみです。
財団はこの事象について研究中ですが、未だに納得の行く結果は得られていません。
キノシタ・ワン博士の報告
友好関係を築ければと思い、なるべく優しく話を合わせてあげた。
分かり合えると思っていたんだ。これが間違いだったんだな。
これほどまでに疲れた会話ははじめてだ、これほどまでに気を利かせた会話ははじめてだ、これほどまでに苦痛な会話ははじめてだ!
まるで介護だよ、なあシーバ博士?
その後キノシタ・ワン博士は精神的な疲労が著しく、30日の入院。
シーバ博士の報告
SCP-710-FEZの知能指数を調査した結果、自称は140だったが結果としては約半分の71.0という結果であった。
普通の人間だと知能指数の差がありすぎてよっぽど気を利かせないと会話にならないだろうな。
あーそれとだ。SCP-710-FEZは自分を大きく、賢く、偉大に見せたいがために男性職員に話しかける。
だから会話を求められた職員は耳栓をして適当に相槌だけうっとけばいい。
友好的な会話を試みたキノシタ・ワン博士は・・・気の毒だった。ゆっくり静養してくれ。
グラファミ博士の報告
こいつは驚いた。
人間の三大欲求は知ってるよな?食欲に睡眠欲に性欲だ。
SCP-710-FEZは性欲が振り切っている。バケモンだぜこりゃあ。
もうここまで来ると人間じゃなくて猿として扱った方が良いんじゃないか?
シーバ博士の報告だと知能指数も71.0だろ?知能レベルも猿と同じぐらいじゃないか。
第1事案
SCP-079(通称:オールドAI)がエリア-02の館内放送をハッキング。
SCP-710-FEZの歌う██na ███vesの███リンを大音量ループで流す事件が発生。
約12分後に解除されたが、職員71名が嘔吐や怖気、微熱を訴えた。
最終更新:2017年12月02日 00:15