キーンコーンカーンコーン……
俺「ふあぁぁぁ……」
やっと昼休みか……どうにも英語ってのは眠くなるなぁ…
4間目の英語の終了と同時に大きく体を伸ばしてみる
皆よく、あんなちんぷんかんぷんな羅列を真面目に聞いてられるもんだねぇ…。
中島「 相変わらずだなぁ、お前」
お前にだけは言われたくない№1の登場か
俺「 お前にだけは言われたくねぇよ」
寝ぼけ眼を擦りつつ中島に何時も通りに返してやる
転校してきてからというもの毎日同じ事をこいつと言ってる気がするな…
中島「 ところで、購買部行くんだろ?早くしねぇとパンなくなっちまうぞ」
俺「 あぁ、そうだった!猫風やきそばパン(山) がなくなっちまう!!」
俺「 所で、中島猫風やきそばパンの(山) ってなんなんだ?」
中島「さぁな企業秘密らしいぜ、うし急ぐぜ!!」
俺「 おぅ!」



購買

俺「 中華さん、猫風やきそばパン(山) とコロッケとアルザビ印のコーヒー牛乳!」
中島「 俺も同じの!!」
目的のパンが残っているのを確認すると俺と中島がほぼ同じタイミングで注文をする
中華「 ワタシの名前は中華ないアルヨ!いい加減にオボエルネ!」
そういいつつも注文したものを手早く用意してくれる中華さん
戦場さながらの購買を一人で切り盛りしてるだけあって仕事のスピードは恐ろしく早いよなぁ…
チートかと思えるほどのスピードだぜ…
中華「 380円アルヨさっさと出すネ」
俺「 あ、はいはい」
そう云われて財布を取り出そうとポケットを探る。

カチャ

俺「 ん?」
財布を取り出そうとして何かが指に当たった
サイコロ……?
俺「 あ、これ…」
中島「 ん、なんでお前サイコロなんてもってんだ?」
手の平のサイコロを持って固まっている俺を中島が不思議そうに声をかけてくる
俺「 朝、拾ったんだよ」
中島「 ふ~ん」

選択肢

1. 今からあの女の子に返しにいってみるか ローラ好感度+2 
2. 放課後にでも返しにいくか ローラ好感度+1

1選択
俺「 なぁ中島、この学校に金髪碧眼の女の子って居るか?」
中島「 はぁ?なんでサイコロからいきなりんな話になるんだよ」
俺「 いいから、居るのか?居ないのか?お前のとりえと言ったら無駄な情報網とタフさ以外にないだろう?!」
中島「 ぐっ、この野郎さり気無く酷い事言い放ちやがって」
中島「 居るには居るぜ、今日1年に転校してきたローラって子が、確か海外からの転校だったと思うけど」
俺「 恩に着るぜ中島!」
そう言って俺はサイコロをもう一度ポケットにしまうとパンと牛乳を抱えて購買を後にする
中華「 待つネ!無銭飲食には死あるのみネ!!」
何やら中華さんが恐ろしい形相で叫んでいるが気にしないで走っていってみる
俺「 そこのアホ面がはらいま~~~す!!」
中華「ならOKネ!」
中島「 なっ!洲彬ぃぃぃ!!」
中華「 さぁ、さっさと払うネ!」
中島「俺はこんな役回りばっかりかぁぁぁぁ!!!」
最終更新:2008年11月10日 00:48