ピピピピピピ………

今日も今日とて目覚ましが五月蝿いな……



選択肢
1:誰にも俺の睡眠の邪魔は出来ない
2:大人しく起きる



俺はとりあえず目覚ましを止めてそこら辺に放り投げると
もう一度夢の世界のドアをノックした
なぁ~んて出来たらいいんだけどなぁ…

俺「今朝もつまんないニュースばっかりだなぁ…」
と、制服に着替え、新聞をみつつコーヒーを飲んでぼやいてみる
コーヒーはブラックに限るね、うん。
コーヒーを飲み終わり時計を見れば8時ちょい前
俺「さてと、そろそろ行くか」
鞄をひっつかんで家を出る、っと鍵を忘れずにっと


今年も河川敷の桜は綺麗だなぁ
って昨日も思ってたなそんな事…
あ~やだやだ平凡なのが一番だけど平凡すぎるのも考えものだな

俺「ん……何だあの女の子…」
何やら手元の紙と辺りを見回してるようだけど、ウチのガッコの制服だよなアレ……
綺麗な金髪のポニーテールだなぁ…けど、ウチのガッコに長髪金髪の子いたっけか
クラスの茜さんだったっけか、は肩位までだった筈だし
転校生かなんか…か?
なんか困ってるみたいだけど…


選択肢
1:声をかける
2:声をかけない




俺「やっぱ、困ってる人は助けないとな、うん」
そう決めて俺は金髪の子に近寄って声をかける
俺「君、うちの生徒みたいだけどどしたの?」

急に声をかけられてびっくりしたのか、金髪の子は一瞬ビクッっと肩を震わせてこっちを見る
うわぁ~綺麗な目だなぁ……宝石みたいだ
女の子は俺の方を見て首を傾げている
げげっもしかしたら日本語解らないのかな、

俺 「どぅ、どぅ~ゆ~すぴ~くじゃぱに~ず?」
???「ニホンゴ、スコシナラワカリマス」
と、口元に笑みをみせつつ彼女が答えた
おぉ、笑うともっと美人だ…ってそうじゃなくて
俺 「君、うちの学校の生徒だよね?」
あまり日本語が得意ではなさそうなのでさっきより幾分ゆっくりと喋る
???「ガッコウドコデスカ?」
おぉ、伝わったやるな俺
俺 「学校?それならそこの先を坂を上って行った所だよ」
指を指しながら伝えると
???「Oh! thank you!」
パァッと彼女の顔が笑顔に変わる
おぉ、さっきよりも眩しい笑顔だって、ハヤッもうあんな所いるし……。
っと、今何分だ時計時計~っと

…………8時25分?

俺 「うぎゃああああああ、シャントット先生に殺される!!」

結局その後全力で走ったけど目の前で校門の門は閉じられ
風紀委員長と担任に嫌味とお叱りを受けましたとさ。
トホホのホ…
最終更新:2007年01月02日 23:16