Hakkuru-Rinkuru : ……おっかしいなぁ。
ジュノからの飛空挺はとっくについたのに
院長が来る気配はまったくないじゃないか。
いったい、どうなってんだ~。
いきなり飛び出してってから数週間……。
やっと、たよりが来たと
思ったら、「荷物が多いから迎えに来い」
だなんてさぁ。
Kuroido-Moido : 我らが口の院の院長は、
約束を破る才能と約束を忘れる才能が、人一倍
長けてますからね。
我らに便りを出したことさえも
すっかり忘れているのかもしれません。
Hakkuru-Rinkuru : まったく困るなぁ。
あの人がいなくても、口の院はぜんぜん
困らないけどさ。アプルル
さんが問題さ。うるさくてかなわない。
Kuroido-Moido : あの方がうるさいために
院長はいつも不在なんだと思いますよ。
Hakkuru-Rinkuru : あーあ。こんな調子で
われらが院長は、本当にウィンダスを救えるのかね。
……って!
うわぁ、あそこにいるのは、守護戦士の……!
Kuroido-Moido : また、我らの院長がらみで
しょうか。なにか聞かれてややこしくなる前に
逃げ去ったほうがよさそうですね。
さぁ、さっさと退散しましょう。
Semih Lafihna : ……どうしたの、そこの冒険者?
大都市ウィンダスの広さに、途方にくれた?
見たところ、君はまだ
ウィンダスに来たばかりの冒険者……と
いったところでしょう?
○はい
Semih Lafihna : どう?
ウィンダスは、平和で美しい国でしょう?
○いいえ
Semih Lafihna : そう。なら、わかるでしょう?
ウィンダスが、平和で美しい国だということが。
Semih Lafihna : 他の2国は、いたずらに戦いを
繰り返し、無駄な血を流すのに忙しい……。
私は、セミ・ラフィーナ。
ウィンダスを司る、星の神子さまの守護戦士。
もし君が、ここウィンダスに
骨をうずめる気ならば、私が話を聞きましょう。
なにか尋ねたいことはある?
○もちろん、ショップでお買い物
Semih Lafihna : 買い物ね……。
ここ
ウィンダス港は、ウィンダスの中で
一番、店が多い区。
海沿いにいくと、
3そうの船が並んでいる桟橋があるわ。
3そう並んだ船の一番手前は
魔法屋「魔道具のクスス」。初期の魔法を
買い揃えたい人は、ここが一番。
そして、その次の2そうの船が、
武器屋「錫杖のホービバムビバ」と
防具屋「仕立てのグルナマグルナ」……。
魔道士の人もそうでない人も、
ここで、ある程度の装備を買い揃えることが
できるでしょう。
強い装備を手に入れるには、
もちろん多額のギルが必要よ。倒したモンスターが
落とした材料を売って、ギルを手に入れるといいわ。
○とりあえず、外に出てバトル!
Semih Lafihna : いきなり外に出るなど
お勧めできないけれど、君が腕に自信があるなら
止めることもないわね。
この道を登り詰めると、
西のゲートハウスに出るはず。
そこをくぐれば、街の外……
西サルタバルタになるわ。凶暴なモンスターも
いるけれど、自分の身は自分で守りなさい。
わかっているとは思うけれど、
戦う前に、相手の強さを「調べる」のを忘れない
ように。勝てない相手を見極めるの……
○何はなくとも、情報収集
Semih Lafihna : うわさ程度の話しか
しらないのだけれど……。
……それでも良いのならば、
力になりましょう。どんな情報が欲しい?
●人助け
Semih Lafihna : ……人助けと言えるかどうか
わからないけれど、手の院のカーディアン工房へ
行ってみるといいでしょう。
あそこは、いつでも
何らかの理由で困っているわ。
手の院のカーディアン工房は、
ミスラたちの区、
森の区にある……。
あの道をつきあたりまで進むと、
飛空旅行社の左手に、森の区へ続くアーチがあるわ。
カーディアンがなにかは、
手の院へ行ってからのお楽しみにしておきましょう。
それと、手の院の院長
アプルル院長に会ったら、口の院の
院長はいつ帰るかと尋ね……
●モンスター退治
Semih Lafihna : ……たしか、ダルメル牧場の
イル・ボージアがクロウラー退治を
訴えていた。彼女の元へ行ってみなさい。
ダルメル牧場は、ここ港の
隣……森の区にある。こちらの道をまっすぐ進み、
北側のアーチをくぐると、森の区に出るでしょう。
●楽して金儲け
Semih Lafihna : 戦闘をする必要がないのに
ギルが手に入るという点で「楽」だと言える
手伝いがある。
水の区にある帽子屋を訪れて
みなさい。そこの主人が世話してくれるでしょう。
水の区へ行くには、
そこの道を……。
●職さがし
Semih Lafihna : 職を探しているなら
ゲートハウスへ行きなさい。
君の後ろの坂を登っていけば
すぐにつくわ。
ゲートハウスとは、
ウィンダス国から発行される仕事……
ミッションを
扱っている特別な場所のこと。
ゲートハウスでミッションを
受けてやりとげると、君の働きに応じて
ランクポイントがついていく。
このランクポイントがたまれば、
君の国の中の地位……ランクが上がっていく。
ちなみに君は、まだランク1ね。
ミッションは一度に1つしか
請け負うことができない。与えられた仕事を
きちんとこなしていきなさい。
そうすれば、いつか私が直接、
君へミッションを頼むことになるかもしれない。
そうなることを期待しているわ。
君が、ウィンダスに不可欠な存在となることを。
○ここはどこ? わたしはダレ?
Semih Lafihna : ここは、ウィンダスの港。
ウィンダスの空の玄関といったところね。
たとえば、この広場の先を
ずっと東へ行けば、飛空挺がやってくる
飛空旅行社の建物があるわ。
飛空挺に乗るためには、
それ相応の肩書きか、多額のギルが必要になる
けれど……
……君も、飛空挺をいつか
利用するようにならないとも限らない。
その時は、ここからジュノという国へ行けるわ。
また、この港には、
たくさんの店がある。漁師ギルドを始めとして
魔法屋・防具屋・武器屋が並ぶ桟橋がある。
品揃えはそれほどでもない
ようだけれど、初心者なら十分でしょう。
……最後に、港にある
唯一の重要建物……。私の後ろにあるのが、
口の院の魔道院。
口の院は、ウィンダスの5院の
1つで、才能ある魔法使いや魔道士たちが所属する
魔道士軍……魔道士団で有名な場所よ。
魔道士団に所属するのは、
タルタルのエリートばかり……。
だからまた、手におえない輩も……。
Semih Lafihna : ……ん? あれは……!
Semih Lafihna : 話の途中だが、
行かなければ……!
あとの説明は居住区にいる
ジャック・オブ・クラブスに
尋ねなさい。
これを「トレード」で渡せば
いいものをくれるはず。ジャックをターゲットして
メインメニューでトレードを選ぶのよ。
では、ウィンダスの平和のため、
星の神子さまのため、存分に働きなさい。
そうしたなら、またきっと会えるでしょう……。
最終更新:2006年05月04日 19:15