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魔法使いが示した道は、お城に向かって真っ直ぐに、けれどお城に続く道は、無数の茨に覆われて。 立ちすくむお姫様。お城は見えるけれど、ただ、それだけ。進むことなど出来はしない。 けれどお姫様の窮地には何時だって騎士(ナイト)がやって来るもの。 騎士はお姫様の為に茨を刈り取り道を開きます。 お城に続く道を真っ直ぐ駆けるお姫様。門を通り、広間に入り、そこで皆から祝福されて、輝く星を手にするのでした。 現実は非常である、御伽噺とは違う。 「はう〜〜〜〜」 島村卯月は盛大に溜息を付く。せっかく取り戻した彼女の最大の魅力である笑顔も、再び曇ってしまう程に、卯月は落ち込んでいた。 自分だけの笑顔を見つけて、城のステージに上がろうと思った矢先に聖杯戦争なんて事態に巻き込まれたのだ。震えて泣いても誰も彼女を責めないだろう。 にも関わらず卯月が憂鬱な顔をするだけで済んでいるのは、側に彼女のサーヴァントが控えているからだった。 「まあ、そう落ち込みなさんな。私だってこう見えても伝説と呼ばれた時代に生きていたんでね。そうそう引けは取りはせんよ」 シンデレラの元に来たのは精悍な中年の男性。彼女には想像も付かぬ未来で“騎士”をやっていたらしいが、卯月にはサッパリだ。 「それで?お嬢さんは何の願いがあってこんな野蛮な争いに首を突っ込んだんだい?」 値踏みするような眼差し、下手な事を言おうものならその場で絶縁されるであろう事を卯月に簡単に理解させた、その口調。オーディションの時以上に緊張して卯月は答える。 「私の願いは……私が…私自身の力で…みんなと一緒に叶えるものです……こんなところで…他の人を傷つけてなんて……してはいけないんです!!」 精一杯の意志と覚悟を決めた答え。眼差しと言の葉に自分の思いの全てを込めて男にぶつける。 「ほう、それではお嬢さんは魔法だの奇跡だのに興味は無いと?」 僅かに関心を持った口調で漢が聞いてくる。 「もう、私は…プロデューサーさんに魔法をかけてもらいましたから」 「………それは興味深いな」 魔法という言葉に、男は嫌が応にでも思い出してしまう。男の人生が最も輝いていた時を、男と仲間達を宇宙の闇の中で照らし、輝かせた恒星を。その死に間に合わなかった冴えない魔法使いを。 「私は…もっとキラキラしたい。その為にも戻らないといけないんです!!お願いです!力を貸してください!!」 はあ、と男はため息を着いた。こんな健気な娘をこんな下らないことで死なせたくは無し。それに、一度救えなかったのだ。この娘を護れなければ、己の名は無能の代名詞となるだろう。 「………まあ、魔法使いとやらにもやらにも興味がありますしね……私も全力を尽くすとしましょうか」 【クラス】 ランサー 【真名】 ワルター・フォン・シェーンコップ@銀河英雄伝説 【ステータス】 筋力:D 耐久:D 敏捷:C 幸運:B 魔力:E 宝具:B 【属性】 混沌・中立 【クラススキル】 対魔力:ー ランサーは対魔力を持たない。 神秘無き時代の英雄の為このランク 【保有スキル】 勇猛:A 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。 独立不羈:B 誇り高く、実力のみを以って人を計り虚飾に惑わされず、権威や権力をものともしなかった精神。 同ランクの叛骨の相と貧者の見識を持つ。 騎乗:D++ 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。 兵器の類ならば常人以上の技量を発揮する。 軍略:C 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。 攻城:A 難攻不落を謳われたイゼルローン要塞を二度に渡って陥落させるのに貢献したことで得たスキル。陣地攻略戦に於いて大幅に有利な補正を得る。 ただし、このスキルは陣地内に侵入しない限り効果を発揮しない。 無窮の武練:B 一個連隊が一個師団に相当すると謳われた薔薇の騎士連隊において、地面か床に足をついている限りあれ程頼りになる男はいない。と言われた白兵戦技の功者。 如何なる状況下でもその戦闘能力は衰えない。 【宝具】 星海にて語られる英雄譚(銀河英雄伝説) ランク:E 種別:対英雄宝具 レンジ:ー 最大補足:ー 常時発動型宝具。 地球が人類から忘れ去られ、人々は宇宙に生き、神秘など死に絶えた時代に於いて語られる英雄達の伝説が宝具と化したもの。 人の作り出した道具が神話の神々の御業を再現する時代に於いて、神秘に依らず、只々自身の智慧と力のみで伝説を築き上げた英雄達の伝説は、人の子の力の絶対の肯定であり、神秘の否定である。 彼ら星海の英雄に神秘は届かず、否定される。 ガイアに近い英霊程、神秘の強い時代の英雄程、神秘と縁の強い英雄程、高い神性や魔性を持つ英雄程、その神秘に応じてステータスはそのままに、戦闘における攻撃と防御の数値が減少する。 また、ランクを問わず魔術の類や神性持ちのサーヴァントのカリスマを一切受け付けない。 この宝具は人の力で戦う人の子の英雄には何の効果も発揮し得ない。 破格の効果を持つ宝具だが神秘を否定する宝具の為にランクは最低である。 民主主義万歳(ビバ・デモクラシー) ランク:B 種別:対英雄宝具 レンジ:ー 最大補足:ー 常時発動型宝具。 民主主義を奉じて人類史上最大の征服者、皇帝(カイザー)ラインハルトに抗い続けた者達が持つ概念宝具。 皇帝特権をランク分減衰させ、王侯貴族に連なる者のカリスマをランク問わず無効化する。 三つの赤(ドライ・ロート) 薔薇騎士連隊を象徴する三つの赤。赤い薔薇と火と血。 その内の『火』の面である薔薇騎士連隊で運用していた兵器群が宝具かしたもの 装甲車、気体爆薬、ライフル銃、ブラスター、ハンドキャノンetcからなる。 未来の技術の為に性能は高い。 【weapon】 未来技術製のトマホークと装甲服。 【人物背景】 自由惑星同盟で帝国からの亡命者で構成された陸戦部隊、薔薇騎士(ローゼンリッター)連隊の第十三代目隊長。 白兵戦の巧者として、優れた陸戦部隊の指揮官として名を残す 毒舌家であり漁色家としても知られる 【方針】 マスターを護ってもとの世界に返す 【聖杯にかける願い】 無い。強いて言うならプロデューサーに興味が有る。 【マスター】 島村卯月@アイドルマスターシンデレラガールズ(アニメ版) 【能力・技能】 歌って踊れる。体力は標準以上。 【weapon】 笑顔 【ロール】 女子高生件アイドル 【人物背景】 笑顔が印象的なアイドル。属性キュート キラキラしたいという気持ちを大事に今日も頑張るアイドル 【令呪の形・位置】 右手の甲に靴の形 【聖杯にかける願い】 帰還のみ。輝くことも星を掴むことも自分の力で為すべきことだから。 【方針】 アイドルとして他人を傷つけることはしない。 【参戦時期】 アニメ版終了後。
魔法使いが示した道は、お城に向かって真っ直ぐに、けれどお城に続く道は、無数の茨に覆われて。 立ちすくむお姫様。お城は見えるけれど、ただ、それだけ。進むことなど出来はしない。 けれどお姫様の窮地には何時だって騎士(ナイト)がやって来るもの。 騎士はお姫様の為に茨を刈り取り道を開きます。 お城に続く道を真っ直ぐ駆けるお姫様。門を通り、広間に入り、そこで皆から祝福されて、輝く星を手にするのでした。 現実は非常である、御伽噺とは違う。 「はう〜〜〜〜」 島村卯月は盛大に溜息を付く。せっかく取り戻した彼女の最大の魅力である笑顔も、再び曇ってしまう程に、卯月は落ち込んでいた。 自分だけの笑顔を見つけて、城のステージに上がろうと思った矢先に聖杯戦争なんて事態に巻き込まれたのだ。震えて泣いても誰も彼女を責めないだろう。 にも関わらず卯月が憂鬱な顔をするだけで済んでいるのは、側に彼女のサーヴァントが控えているからだった。 「まあ、そう落ち込みなさんな。私だってこう見えても伝説と呼ばれた時代に生きていたんでね。そうそう引けは取りはせんよ」 シンデレラの元に来たのは精悍な中年の男性。彼女には想像も付かぬ未来で“騎士”をやっていたらしいが、卯月にはサッパリだ。 「それで?お嬢さんは何の願いがあってこんな野蛮な争いに首を突っ込んだんだい?」 値踏みするような眼差し、下手な事を言おうものならその場で絶縁されるであろう事を卯月に簡単に理解させた、その口調。オーディションの時以上に緊張して卯月は答える。 「私の願いは……私が…私自身の力で…みんなと一緒に叶えるものです……こんなところで…他の人を傷つけてなんて……してはいけないんです!!」 精一杯の意志と覚悟を決めた答え。眼差しと言の葉に自分の思いの全てを込めて男にぶつける。 「ほう、それではお嬢さんは魔法だの奇跡だのに興味は無いと?」 僅かに関心を持った口調で漢が聞いてくる。 「もう、私は…プロデューサーさんに魔法をかけてもらいましたから」 「………それは興味深いな」 魔法という言葉に、男は嫌が応にでも思い出してしまう。男の人生が最も輝いていた時を、男と仲間達を宇宙の闇の中で照らし、輝かせた恒星を。その死に間に合わなかった冴えない魔法使いを。 「私は…もっとキラキラしたい。その為にも戻らないといけないんです!!お願いです!力を貸してください!!」 はあ、と男はため息を着いた。こんな健気な娘をこんな下らないことで死なせたくは無し。それに、一度救えなかったのだ。この娘を護れなければ、己の名は無能の代名詞となるだろう。 「………まあ、魔法使いとやらにもやらにも興味がありますしね……私も全力を尽くすとしましょうか」 こうして未来から来た騎士は、現代の御伽噺の主人公(シンデレラ)の道を拓く事となったのでした。 【クラス】 ランサー 【真名】 ワルター・フォン・シェーンコップ@銀河英雄伝説 【ステータス】 筋力:D 耐久:D 敏捷:C 幸運:B 魔力:E 宝具:B 【属性】 混沌・中立 【クラススキル】 対魔力:ー ランサーは対魔力を持たない。 神秘無き時代の英雄の為このランク 【保有スキル】 勇猛:A 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。 独立不羈:B 誇り高く、実力のみを以って人を計り虚飾に惑わされず、権威や権力をものともしなかった精神。 同ランクの叛骨の相と貧者の見識を持つ。 騎乗:D++ 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。 兵器の類ならば常人以上の技量を発揮する。 軍略:C 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。 攻城:A 難攻不落を謳われたイゼルローン要塞を二度に渡って陥落させるのに貢献したことで得たスキル。陣地攻略戦に於いて大幅に有利な補正を得る。 ただし、このスキルは陣地内に侵入しない限り効果を発揮しない。 無窮の武練:B 一個連隊が一個師団に相当すると謳われた薔薇の騎士連隊において、地面か床に足をついている限りあれ程頼りになる男はいない。と言われた白兵戦技の功者。 如何なる状況下でもその戦闘能力は衰えない。 【宝具】 星海にて語られる英雄譚(銀河英雄伝説) ランク:E 種別:対英雄宝具 レンジ:ー 最大補足:ー 常時発動型宝具。 地球が人類から忘れ去られ、人々は宇宙に生き、神秘など死に絶えた時代に於いて語られる英雄達の伝説が宝具と化したもの。 人の作り出した道具が神話の神々の御業を再現する時代に於いて、神秘に依らず、只々自身の智慧と力のみで伝説を築き上げた英雄達の伝説は、人の子の力の絶対の肯定であり、神秘の否定である。 彼ら星海の英雄に神秘は届かず、否定される。 ガイアに近い英霊程、神秘の強い時代の英雄程、神秘と縁の強い英雄程、高い神性や魔性を持つ英雄程、その神秘に応じてステータスはそのままに、戦闘における攻撃と防御の数値が減少する。 また、ランクを問わず魔術の類や神性持ちのサーヴァントのカリスマを一切受け付けない。 この宝具は人の力で戦う人の子の英雄には何の効果も発揮し得ない。 破格の効果を持つ宝具だが神秘を否定する宝具の為にランクは最低である。 民主主義万歳(ビバ・デモクラシー) ランク:B 種別:対英雄宝具 レンジ:ー 最大補足:ー 常時発動型宝具。 民主主義を奉じて人類史上最大の征服者、皇帝(カイザー)ラインハルトに抗い続けた者達が持つ概念宝具。 皇帝特権をランク分減衰させ、王侯貴族に連なる者のカリスマをランク問わず無効化する。 三つの赤(ドライ・ロート) 薔薇騎士連隊を象徴する三つの赤。赤い薔薇と火と血。 その内の『火』の面である薔薇騎士連隊で運用していた兵器群が宝具かしたもの 装甲車、気体爆薬、ライフル銃、ブラスター、ハンドキャノンetcからなる。 未来の技術の為に性能は高い。 【weapon】 未来技術製のトマホークと装甲服。 【人物背景】 自由惑星同盟で帝国からの亡命者で構成された陸戦部隊、薔薇騎士(ローゼンリッター)連隊の第十三代目隊長。 白兵戦の巧者として、優れた陸戦部隊の指揮官として名を残す 毒舌家であり漁色家としても知られる 【方針】 マスターを護ってもとの世界に返す 【聖杯にかける願い】 無い。強いて言うならプロデューサーに興味が有る。 【マスター】 島村卯月@アイドルマスターシンデレラガールズ(アニメ版) 【能力・技能】 歌って踊れる。体力は標準以上。 【weapon】 笑顔 【ロール】 女子高生件アイドル 【人物背景】 笑顔が印象的なアイドル。属性キュート キラキラしたいという気持ちを大事に今日も頑張るアイドル 【令呪の形・位置】 右手の甲に靴の形 【聖杯にかける願い】 帰還のみ。輝くことも星を掴むことも自分の力で為すべきことだから。 【方針】 アイドルとして他人を傷つけることはしない。 【参戦時期】 アニメ版終了後。

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