ロールプレイ
ロールプレイとは,役割を演じるなどと訳される。ゲームの中のキャラクターにプレイヤー自身がなりきり,演じること。しかしながら,日本ではRPGがコンソールゲームの主流でありながら,独自のRPG文化を築いてきたため,これを誤解する人が多い。例えば,日本製のRPGでは,大抵主人公がおり,これを操作しゲームを進めていくが,この際のゲーム内の主人公とプレイヤー自身という2つの間においては一致しないことが多い。日本で言うロールプレイでの大きな誤解は,なりきりである。なりきりとは,既存のゲームやアニメなどのキャラクター名を使用し,そのキャラクターになりきることである。本来のロールプレイの意味とは,これらは区別される。有名な言葉に,真のRPGとはプレイヤー自身が創っていくものだ,との格言がある。ことβに於いては,役割を演じるという観点からは,比較的やりやすかったといえる。例としては,3カ国を回る行商人や,ネームドの被害を最小限に抑えるための討伐グループの結成,地図無しの地域での行き先案内人など。本来のロールプレイの意味として,ゲーム内のキャラクターにプレイヤー自分自身とその役割を与え,尚且つそれを演じて,振舞っていくのが,本来の意味で,決して既存のキャラクターに成りきることとは根本的に違うことを留意する必要がある。
最終更新:2007年03月30日 02:51