- Named Monster ねーむど もんすたー 名詞
ネームドモンスター,通称Named,ネームド。
直訳すれば,名付けられた
モンスター,
つまり固有の名を持つモンスターの総称。
固有名を持つと同時に,二つ名が与えられる。
これら固有の名を持つモンスター達は他の雑魚モンスターと違い,
攻撃方法が多彩で,
単純な物理攻撃以外にも範囲魔法や状態異常の魔法を繰り出し,
ジョブ固有である
2時間アビリティまで駆使する。
特に物理攻撃に関して極悪振りを発揮し,
同時に2回攻撃や,ダメージが雑魚モンスターなどと比べ半端ではなく,
一発で300から500ダメージなどを食らうため,ガルカの戦士であっても2,3回,
攻撃を食らっただけで即死亡という問答無用ぶりだった。
このため,如何に物理攻撃をストップさせるかが戦略の要であった。
通常立ち向かう為には,3パーティ以上つまり最大6人*3PTの18人またはこれ以上
(フルアライアンスの外野の人々のサポート,辻ケアル,レイズなど)
のフルアライアンスが最低限不可欠で,細かな段取りや打ち合わせなどの戦術が要された。
この際にプレイヤーとの間のコミュニケーションの便宜のため,
ネームドモンスター討伐専用のLSが各地で結成された。
場合によってはフルアライアンスで挑んでも全滅するほどの強敵である。
全てのネームドモンスターはアクティブなため,ネームドの視界内に入れば問答無用でプレイヤーを襲ってくる。
基本的にネームドの追撃から逃れることは不可能,
これは
シーフのとんずら,
エルメスの靴を駆使しても例外ではない。
そのため,一度発見されれば,
エリア外まで
トレインさせ,逃げるか,死かのどちらかである。
また,ネームドモンスターの内いくつかは
外見が通常の雑魚敵と同じ(モルボル系,Beak系)でありなおかつ
通常のフィールド上(ロランベリー,ソロムグ,バタリアなど)を
何気なく他の雑魚に紛れ闊歩しているため,
旅の心得の無い者がネームドが迫っているのを気付かず瞬殺されたり,
雑魚敵と誤って釣ってしまいそのまま逆に餌食になったりと
極悪な存在をアピールしていた。
基本的に通常のプレイヤーはネームドを視認したら,
Shoutでネームドの位置を周りに知らせ逃げるしかなかった。
もし,うっかり,攻撃を受けてそのままエリア外にトレインした場合,
エリア切り替え付近にいるプレイヤーも巻き込み周辺一体を,
死体の山と化すこともしばしばだった。
よって全てのβプレイヤーに恐れられていた
FF11β版でのボス級の存在といっても過言ではない。
そして,末期には,これらネームドモンスターを
打倒するLSやフルアラで挑むつわものが現れ,
逆にネームドを取り合いになる事態になった。
また,ネームド戦中に見学者や外野のプレイヤーが興奮するあまり実況中継する場面
(主に所属のLSに向けて)も見られた。
その際,巻き添えを食らって自滅する輩や,
どうしても多人数が一挙に集中してしまうため,ラグが相当に酷く,
自分が巻き添えを食らって死んでいるのに気付かない者もいた。
撃破後には,見学者からは打倒したプレイヤーに向けて,感謝の言葉が向けられた。
通常フィールド上を闊歩するネームドに関しては,
多くのプレイヤーによって恐れられていたが,
逆に常に緊張感が味わえ,
またいつかこれを打倒すると言う意思が多くのプレイヤーにあり,
これを理不尽だと嘆くものは少なかった。
以下に,ネームドモンスターの特徴を列記する
(全てのネームドモンスターには当てはまらないことに留意)
- ネームドに発見され追尾された場合,エリア外への逃亡を謀るか殺されるかのどちらかしか振り切ることは出来ない
- 無謀にもターゲットし救援を出した場合,ネームドの挙動パターンが崩壊し見境ない殺戮者と化す
- アーリマンなどと違ってレアアイテムを落とすために救援での撃破は避けるのが望ましい
- シーフのとんずらやエルメスの靴を駆使しても,逃れることは出来ず,同等の速度で追尾してくる
- 地形を利用して回り込んでも,執拗に追尾してくる
- 一度ターゲットされれば,最後と言っても過言ではなく,
距離を離せたと思いきや不気味なことにネームドの間近に吸い寄せられたり,
いつの間にかネームドが背後にいたりと挙動自体が謎に包まれていた
- 一部のネームドは他の雑魚モンスターと同じ姿形をしている(雑魚と見分ける方法は,ターゲット指定しての名前確認のみ)
- 範囲魔法,及び状態異常を放ってくる
- 全てのネームドはアクティブである
- プレイヤーに倒されるまで,通常フィールド上の一定範囲内を闊歩し,さ迷い歩いている
- 倒された後,再び沸く周期は長いもので24時間(リアルタイム)である
- 2時間アビリティを繰り出してくる
- レアアイテムを高確率で落とす
- 2回攻撃をしてくる
- 物理攻撃が半端ではなく極悪
- 撃破にはフルアライアンス以上が必須
- ネームドを誘導しての意図的なMPKが可能
- 時間の待ちが存在するため,トラブル回避やログアウトによる,回避は不可能
- エリア外までトレインさせ逃亡した場合,ネームドの挙動は境界線で数秒間留まり,
その後自分の行動範囲内へと戻っていく(決してエリア境界線上で消滅したりはしない)
306 名前:自分と同じ強さな名無しさん 投稿日:2003/02/24(月) 18:58 ID:4rPgcgSU
なあなあ、今思うとβのソロムグやバタリアやロランベリーって物凄く
理不尽で危険な場所に思えるのだが。
10台のPTが6人でレベル上げできてた狩り場レベルだろ?
今で言う砂丘やブブリムみたいな所に35のフルアラでも全壊しそうな
モンスターが闊歩してたわけだよな。
漏れβやってないからわからんが、その辺の文句とかそういうのは無かった
のかな?
今の製品版だったら物凄い要望メールが行く状況だと思うのだが。
307 名前:自分と同じ強さな名無しさん 投稿日:2003/02/24(月) 19:16 ID:KFmfLH6o
306
もちろん多少の苦情はあったとおもうよ。とくにソロムグの
Skewer Sam。
姿形がそこらへんにいるレベル上げ用モンスターと一緒で(Beak系)
間違って釣ってしまったり、エリア境界まで引っ張られて修羅場になったことも。
でも、どっちみちLv10台ではソロムグ、バタリア、ロランベリーは
危険な場所なわけで。それにNM狩りLSが出来始めてからは
いつもPOPしている、というわけではなくなったから。
308 名前:自分と同じ強さな名無しさん 投稿日:2003/02/24(月) 19:18 ID:KFmfLH6o
307
あ、Beakはサポアイテムも落とした。自己補足ー。
309 名前:自分と同じ強さな名無しさん 投稿日:2003/02/24(月) 22:13 ID:RLXbyBmc
307
エリア境界まで引っ張られて修羅場になったことも。
Samはコレあったね…JM前が死体の山だった。
310 名前:自分と同じ強さな名無しさん 投稿日:2003/02/24(月) 22:37 ID:jw.z51qw
それが面白かったといってみるテスツ
311 名前:自分と同じ強さな名無しさん 投稿日:2003/02/25(火) 00:15 ID:YdZakBho
俺もそういう理不尽なゲームなのかと思って
ハァハァしてたよ。
そういう、意味わかんない方が海外のゲームっぽくていい。
最終更新:2007年03月05日 05:03