TITLE:用語−「ロッド」(竿) ■用語トップ &star
カッコつけて「ロッド」なんて呼んではいるが、わかりやすく言うと「竿」のこと。釣り道具の中でもメインとなるもののひとつ。一言で「ロッド」といっても、種類は様々。あまりにもたくさんの種類やある対象魚への専用設計があるのはメーカーの思惑だろうが、適当に選べばよいというものでもない。
「ロッド」の種類を表す基準は、自分の中では大きく分けて4つ。4つじゃないぞ、なんて突っ込みは置いておいてひとまず種類についてまとめてみる。
対応するリールによってロッドの種類も変わる。これが重要で一番分かりやすい違い。それぞれの対応リールの特性などは、リールの項目で詳しくまとめるとして、互換性は無いので慎重にリールにあわせたものを選択すること。
スピニングリール用のロッド。フィニティメンバーはみんなこれ。というか、隊長の使っているのがこれで、他のみんなにはベイトリールのことを詳しく教えてくれなかった・・・。 ロッドの下にリールをぶら下げる形で取り付ける。
ベイトリール用のロッド。自分的にこっちのリールの方が見た目の感じが好き。「スピニングを使っている人がベイトに変更すると、使いにくいよ。」と隊長に吹き込まれ全員未挑戦。 ロッドの上にリールを載せる形で取り付ける。
餌釣り用のもの等で、現在守備範囲外なので詳しいことは書けませんが、挑戦する機会があれば追加していこうと思います。
長さを表す単位はft(フィート)。長いとルアーを遠くに飛ばせるが、周りに樹木や橋などの障害物が有る場合使いにくい。短いと距離は出しにくいが、木々の生い茂る渓流に攻め込む時に抜群の機動力を発揮する。それ以外に、大物を引き上げるときに長いもののほうが上げるのが簡単。
ヘビー級ロッドは、太いライン、重いルアーに対応しており、遠投に適していて大物も釣り上げることが容易。ラインから伝わる感度を犠牲にして、大物とパワーファイトするときでもしっかり戦える。 ライト級ロッドは、細いラインと軽いルアーでしか対応できないが、扱いやすくルアーから返ってくる反応が細かく伝わってきて、アタリの感触もつかみやすい。ロッド自体が柔らかく、カンタンにしなるので小物でもファイト感覚が楽しめる。 対応ライン強度はlb(ポンド)または号、ルアーの重さはg(グラム)で表される。詳しいことは、ラインやルアーの項目を参照。
ロッドを分解しないでそのまま持ち運ぶタイプ。継ぎ足しと比べると使われるジョイント部品の分だけ軽くなる。しかし、持ち運びや収納に困る。 連結部のしなりにくい部分が無いため、ロッド全体がムラの無いしなりを見せる。
いくつかのパーツに分かれていて差し込むように継ぎ足して組み立てるタイプ。連結芯を中に入れてピースを結合するスピゴットジョイントと、片方のピースに差し込むようにして結合するプットオーバージョイントの2パターンがある。 (というか、これしか知らない・・・。他にもあったら教えてください。)
ピースが中に入っていく形で収納されるタイプ。釣り場での移動時にもササッと縮めることができるので機動性抜群。
ロッドのしなり方。ロッドの曲がる支点位置のこと。ロッドのパワーごとに適切なテーパーが設定されていて、ライト級はファースト寄り、ヘビー級はスロー寄りになっている。
ロッドの先端部分だけ極端に曲がる。細かなアクションを付けやすい。
ロッドの先端に近いところに支点がある。
ロッドの中間寄りに支点がある。
ロッドの手元寄りに視点がある。遠投に向いている。
ルアー用ロッドの素材では、現在一番メジャーなもの。軽さと高い感度が特徴で、製法で低弾性から高弾性まで対応できるようです。低弾性になればなるほど、重くなりますが粘りがまします。高弾性は軽く固く仕上がりますが折れやすくなります。
昔からあるガラス繊維素材のことで、重量はありますが粘りがあり、グニャグニャするような柔らかさで、人気があるようです。
金属繊維素材。重量はありますが感度が高くパワーもあり、ロッドの根元部分などに使われているようです。
&attachref ↑SHIMANOのトラウトロッド「カーディフストリームリミテッド」のイメージです。
2ピースのスピゴットジョイントタイプ・一部グラスコンポジットの高弾性カーボン・ウルトラライト・スピニングロッドです。グリップはコルク製です。 このロッドの詳細はSHIMANO様のサイトでご確認ください。 &attachref ↑SHIMANOのバスロッド「ファーレンハイト」シリーズのイメージです。
カーディフとの違いは、ベイトロッド(下二つ)、グリップがEVA製です。 このロッドの詳細はSHIMANO様のサイトでご確認ください。
イメージの右上部分。手で握るところ。直接触れる部分なので実際に握ってみるのと、ロッドを振ったときに伝わる感覚を確かめておいた方がイイと思います。 素材は圧縮コルク製が多く、軽くて汚れても水拭きでも落ちます。何年かに一度は紙ヤスリで削るとピカピカになります。それ以外では、ゴム製(EVA)のものがあり、スポンジのような感じのものから少し固めのものまであるようです。 ベイトロッドには、突起部があります。
グリップ部分にあるリールを固定する部分。ベイトは上向、スピニングは下向きに取り付けます。
グリップの終端部分に取り付けられた部品。
ロッドのメインとなる棒。
ブランクについたラインを通す輪。そのガイドをブランクと繋ぐ部分はフレームといいます。
炭化ケイ素(Silicon Carbide、化学式SiC)。炭素(C)とケイ素(Si)の1:1 の化合物で、天然では、隕石中にわずかに存在が確認される。鉱物学上「moissanite」(モアサナイト)と呼ばれ、また、19世紀末に工業化した会社の商品名から「カーボランダム」と呼ばれることもある。 ダイヤモンドの弟分、あるいはダイヤモンドとシリコンの「あいのこ」的な性質を持ち、硬度、耐熱性、化学的安定性に優れることから、研磨材、耐火物、発熱体などに使われ、また半導体でもあることから、電子素子の素材にもなる。(Wikipediaより) ラインとの摩擦を常に耐えなければならず、耐高熱・耐磨耗に優れたこの素材が良く使われています。
セラミック製。SICより軽いのが特徴。 ただし、耐久度は落ちるので数年で磨り減ってしまうこともあるようです。
低価格ロッドに多く使用される。
なんか、ものすごく高そう。
低価格ロッドに多く使用される、昔ながらの素材。
高級ロッドの主流素材。軽量で頑丈な上に錆び難い特徴があります。
ロッドの先端部分。折らないように注意が必要だっ!