CoC戦闘ルール(補足)
行動順の決定
戦闘開始時に各キャラクターの行動順番を決定する。
行動はDEXの高い順番に行う。
同値の場合、1D100を振り、高い方が先に行動を行う。
この順番は戦闘中にDEXが変動しない限り、変更しない。
防御行動:受け流し
近接攻撃に対しては[受け流し]を宣言し、判定に成功する事で攻撃を回避することができる。
この際、受け流しに使用できる技能は以下の通り。
素手の攻撃にのみ使用可能
対応する武器を使用する事で、白兵攻撃全般に使用可能
受け流しに成功した場合、受け流したダメージと同時の耐久力を、受け流しに使用した武器から減少する。
この結果、耐久力が0になった場合、その武器は破壊され、余剰分のダメージを装備者が受ける事になる。
(ただしマーシャルアーツを使用した武器の受け流しの場合、余剰ダメージは受けない)
攻撃行動:ノックアウト
《こぶし(パンチ)》《頭突き》《組み付き》《頭突き》《杖》による攻撃時、
[ノックアウト]を宣言して攻撃する事で、対象を気絶させる事ができる。
攻撃を行うキャラクターは、そのままダメージロールを行う。
この際、攻撃したキャラクターは、ダメージロールの結果と[HP]で対抗ロールを行う。
対抗ロールに成功した場合、対象となったキャラクターは気絶し、ロールで出た値の1/3だけダメージを受ける。
抵抗ロールに失敗した場合は、ダメージをそのまま対象へ与える。
攻撃行動:組み付き
≪組み付き≫技能により、相手を押さえ込み行動の自由を奪うことが出来る。
行動を行うキャラクターは≪組み付き≫による判定を行い、
対象となるキャラクターは≪組み付き≫又は[受け流し]により回避を行う事ができる。
≪組み付き≫が成功した場合、攻撃者は対象を捕まえた事になる。
ここからは以下の行動を行う事ができる。
攻撃者と対象のSTR対抗ロールに成功する事で、
相手がSTR対抗ロールによる振りほどきロールに成功する、もしくは組みつきを解除するまで
対象をしっかり押さえ込んで動けなくする。
この行動は自動的に成功する。
2ラウンド続けて≪組み付き≫に成功する事で、武器を取り上げる事ができる。
[押さえ込み]が成功している状態でのみ使用可能。
≪組み付き≫に成功する事で、対象に[1d6+db]のダメージを与える。
防御側はSTR対抗判定で脱出可能。
宣言した段階で対象は[窒息]によるルールを適用する。
攻撃者はこれ以上≪組み付き≫による判定を行う必要はない。
防御側はSTR対抗判定で脱出可能。
窒息について
窒息が発生したキャラクターは、最初のラウンドは【CON】×10による判定を行わなければならない。
次のラウンドでは【CON】×9、その次のラウンドでは【CON】×8と、判定値がターンごとに下降していく。
(最低値は【CON】×1)
この判定に失敗した場合、キャラクターは1D6のHPを失う。
マーシャルアーツについて
マーシャルアーツは戦闘系の格闘・白兵技能と組み合わせて使用する。
この際の『組み合わせて使用』というのは、一度の判定ロールで二つの判定値を使用する、という事である。
例:キック(80%)+マーシャルアーツ(50%)
1D100⇒40 キック・マーシャルアーツ成功
1D100⇒60 キックのみ成功
マーシャルアーツ及び格闘・白兵技能に成功した場合、使用した武器の攻撃力を倍にする。
(例:1D6+2⇒2D6+4)
またこの攻撃の対象となったキャラクターが[受け流し]を行う際には、
《マーシャルアーツ》を組み合わせなければならない。
また《マーシャルアーツ》と《パンチ(こぶし)》《キック》による[受け流し]を組み合わせる事で、
《ナイフ》お呼び、小さな棍棒類からの攻撃に対しても[受け流し]を行う事ができる。
ベーシックルールとの違い
[貫通]ルール
攻撃時の回避・受け流し制限ルール
受け流しの対象宣言ルール
《マーシャルアーツ》を《武道》準拠へと変更。白兵武器にも適用する変わりに特殊攻撃は全て削除。
最終更新:2014年04月03日 00:39