※背景・導入・神社までは作成済み。
 ここから作成するのは神社からの状態とイベント、及び進行について。

●登場人物

◆関係者
赤埴 菫(あかはに すみれ):赤埴神社の巫女
ちちおや:医者 PCに医者がいないから医者を割り当てる。先祖がこの村出身。
むすめ :癒し系 精神的ショックにより言葉が話せない
リョウシ:村の猟師 猟銃を持っている。 こんな所にいられるか!と外に出て死ぬ。第二犠牲者。

◆巻き込まれた人物
ジャーナ:火祭りの取材にきたジャーナリスト。特タネを求めて死ぬ。第一犠牲者。
アイボウ:ジャーナリストの相棒。男女の関係。第三犠牲者。
いっか :父母子の普通の一家。山にあるキャンプ場にやってきて巻き込まれた。生存可能性あり。
おくびょ:臆病な人枠。アイボウの死体発見時の同行者枠。及び発狂枠。

●アペンド(本来であればいるはずの無い人物)
アン・シャトレーヌ:ご存知、銀の黄昏錬金術師会のマスター:教授枠
ターニャ・オロコロ:エキストラ
七海千秋     :エキストラ 導入時のPCの行動によっては登場しない。


●イベント

◆猜疑の初対面

                                  • ここからPC分断イベント-------------
◆娘の発作
 医師の娘が発作を起こす。
 PCが同行するのであれば、同行してもよい。

◆トイレタイム
 医師が2Fに上がった後、 一家の子供がトイレに行きたいという。
巫女さんがトイレへ同行し、誰か他に行く人がいるかを尋ねる。
PCがトイレに行くのに同行するかは自由。
トイレには『猟師』『臆病』『アン』『ターニャ』『千秋』以外が全員いく。

◆集会所へ残りし者
『アン』と『ターニャ』は『巫女がいないうちに書庫に行く』、と言って礼拝堂を去る。
この時、『千秋』がいれば『アン』が『千秋』を誘う。
『千秋』と親しいPCがこの場にいなければ、或いは何も言い含められていなければ、『千秋』は『アン』についていく。
この場にいるのであれば、そのPCへ行動を尋ねる。(PCを優先する)
ついていかなければ、残りのPCは礼拝堂に『臆病』と『猟師』で残る事になる。

                                • 分断内訳処理-----------------

◆娘の介護
 PCが『医師』と『娘』に同行した場合、部屋に入って『娘』を寝かせると、
 『医師』は『娘』を落ち着かせるために二人きりにしてほしいと言う。

 PCは部屋を出ざるを得ないだろう。
 部屋を出て下に戻ろうとすれば、階段の手前で。
 部屋の前にいれば、待機中に断末魔と悲鳴が上がる。


 ※『医師』と『娘』を部屋に二人きりにする為のイベント。
  同時にPCを一時的に分断するイベントでもある。

 ※※あくまで強行に部屋内に残ろうとするのであれば……?


◆トイレ組の行方不明者

トイレに行った人員の中から、『ジャーナリスト』が行方不明になる。
トイレに行った人員が帰還してPCが相談をしていると、断末魔と共に停電が発生する。

※『ジャーナリスト』が行方不明になった理由は?
 トイレにPCが二人行った場合は、ジャーナリストから目が離れない可能性がある。
 その為、ここのロジックは綿密に組む必要がある。

 トイレに行くのは、『一家父』『一家母』『一家息子』『ジャーナリスト』『相棒』『巫女さん』
 の6名+PC 性別の編成としては、男3 女3
 巫女さんが外に残るので、中に入るのは男3女2

 トイレの形式は男女別の集団トイレとする。
 つまり男女別に大小トイレが複数ある。
 この時………巫女さんはトイレの入り口で見張りをする。
 PC一人は巫女さんと一緒にいる事を望むかもしれない。
 二人の場合、もう一人はトイレの中に入るだろう。
 つまりトイレの中の男女どちらか、あるいは巫女さんがフリーになるタイミングが存在する。
 巫女さんがフリーになった場合は、最初にトイレを出た人が犠牲になる。

 結果、『ジャーナリスト』か『相棒』のどちらかが行方不明になる。
 この時、行方不明になる方法としては。
 どちらかにシャッガイからの昆虫による精神干渉により、トイレの窓から外に出てもらい、
 行方不明になってもらう。

※※もしここにPC3名が割り振られ、外・トイレの中・外と割り振られた場合……
  あるいは何かうまい発想により、男女トイレの中をカバーし、かつ全員同時にトイレから出るようにした場合は?
  →死亡予定だった『ジャーナリスト』か『相棒』の生存チャンスが発生する。


◆礼拝堂に残りし者
 礼拝堂には『臆病』と『猟師』が残る。
『猟師』はにやにやと猟銃を撫で回して酒を飲み。
『臆病』は『猟師』の態度と言動に怯えて後からトイレに行く。
『猟師』はその後、酒を探しにいくとかで何処かへ行く。
PCが『猟師』についていこうとした場合は、猟銃を向けられ信用ならないと告げられる。
ついてきたら迷わず撃つと告げられる。
引き止める言葉は意に介さない。

  • ついていこうとした場合は「隠れる」判定が必要になる。失敗した場合は、『猟師』に撃たれる。
  • 成功した場合は、猟師は台所へと向かい………
 猟師はここで襲われて死亡する。

◆書庫に集いし者
 この場には『アン』と『ターニャ』がいる。
 ここにPCが来るという事は、『千秋』もおそらくいるだろう。(来ているのならば)

 『アン』とはここでPCとしっかりと話す事ができる。
 (彼女はあの場にいる人間を信用しておらず、礼拝堂で込み入った話をする事はない)

 彼女についていったPCにもよるが、PCについては基本的に信用している。
 彼女自身がPCと面識がある、ないしは千秋との面識がある事が、彼女の信用の理由になる。

 彼女の協力を得る事を求めるのであれば、『★アン=シャトレーヌの信頼』を得る必要がある。


                                              • ここでPCが一旦、全員集合する--------------------------
◆悲鳴と停電


◆仮初の休息
犯人と思わしき人物が死んだ事により訪れる、一時的な安息。



◆第一犠牲者
 『ジャーナリスト』か『相棒』が第一犠牲者(候補)
彼らのうちどちらかは、トイレの中で眼を離す事で死亡する。
犯人は家屋から生えた触手。
伸びた触手は犠牲者を捕まえると窓から引きずり出し、外へ放り出した。
その後、魔女に操られている『猟師』の手により射殺され、頭部を切断された。
助けるには、彼らから目を離さないより他はない。
なお、巫女をフリーにした場合。
彼らのうちどちらかが、真っ先にトイレから出る。
そこを巫女に捕まり、近くの部屋に放り込まれる。以後、外に出されて同じ運命をたどる事になる。

→この事より。
 猟師をフリーにしなければ、回避可能でもある。
 猟師を追跡すれば、彼(彼女)の殺害現場に出るのだから。


◆第二犠牲者
『猟師』が第二犠牲者。
停電の直前の銃声と断末魔は彼のものである。
だが彼の死因は自殺である。
魔女の下僕である彼は、魔女の命令に逆らえない。
自ら首をねじ切るような動きを強要されたのだった。
彼を止めるのは、動作を完了する前に気絶させるより他はない。

◆第三犠牲者
 『ジャーナリスト』か『相棒』で第一犠牲者ではなかった方が犠牲者。
停電の後、住居に彼女は逃げ込み、二重人格を発症した『医師』により殺害される。
犠牲を止めるには、停電の際に『事務所』へ行くより他はない。(或いは住居に留まり続け、出て行く医師を追跡する)

◆第四犠牲者
 第三犠牲者の発覚後。集会所で集まった際に聞こえる音により『臆病』が発狂し、殺人癖を発症する。
彼が子供を切りつけ、また他の人間を切りつけようとしたところで、多重人格を発症した『医者』に刺される。
彼を助けるには、医者に刺された後、トドメを刺される前に医者を止めるしかない。
刺された後、直ちに応急手当を行えば生存する。
応急手当を後にしてしまえば、傷口が瞬く間に化膿して死亡してしまう。



※殺害現場を妨害する形で犠牲を抑えた場合は……
 その場合、巫女は殺害犯の身柄を拘束した後、その場にいる生存者に部屋で休むように告げる。
タイミングとしては、第一・第三犠牲者を助けることができた場合の処理になる。


★アン=シャトレーヌの信頼
『アン』と『ターニャ』は書庫に行った後は、書庫に基本的に留まっている。
彼女の協力を得るには、彼女の信頼を得る必要がある。

 ◆信頼ポイントの裁定基準
  ○信頼度1(仮認)
  ・今のこの村で傷口がすぐに化膿する事に気づいているか?
  ・村の住人が互いに殺しあった結果による村の惨状である事に気づいているか?
  ○信頼度2(本認)
  ・現在、神社の境内内にいるモノの存在には気づいているか?(根拠を提示せよ)
  ・かつてこの村で起きた事件を知っているか?
  ・この事件に巻き込まれるべくして巻き込まれた関係者は誰か?またその根拠は?
  ○信頼度3(信頼)
  ・アンが絶不調なのに気がつく。(大規模な天候変動を行った為に衰弱)
  ・アンとの関係が良好である。
  ・幽霊の少女との関係が良好である。
  ・事件の首謀者と原因を断つ魔法を所持している。


 ・信頼度1クリアにより得られる情報
  →外の吹雪と大雪については考えなくていい。アレは村の住人の全滅とは無関係だと教えてくれる。
   さらに問い詰めれば、ここで起きた事を外に出さない為の風と氷の結界だ、と答える。
   (行ったのは『アン』)
   またそれにより、彼女たちを監視してるモノがおり、迂闊に動けない現状である。
   その為、自分達がここに来る事で事態が動く事を告げ。PCへ事態の調査を頼む事になる。

 ・信頼度2クリアにより得られる情報
  →『アン』がこの場所へ来た目的、及び起きた事を話してくれる。
   『妖蛆の秘密』の魔導書の存在、その魔導書が持つ特性。
   そしてこの地に眠る神格である『膿の母』について話してくれる。
   半ば目覚めかけた神格を眠りにつかせるために、このあたり一体を吹雪で包んだ事も話してくれる。
   何者かについて尋ねれば、答えてくれる。信頼に値する、と認めたからだ。

 ・信頼度3クリアにより得られる情報
  →ここまで情報が集まっていれば、後はボスだけだろう。
   信頼度が3まで行った上で、彼女に協力を頼むと。彼女とターニャが力を貸してくれる。
   といっても直接的な戦闘行動は行わない。(というか行えない)
   彼女たちが協力してくれるのは、『火産神の審判』という儀式の手助けである。
   とはいえ、アンは吹雪の維持で手一杯なので………『ターニャ』が手を貸してくれる。



《火産神の審火》使用の際の想定
PCは5人。
誰も欠けないとして、PC3名が対峙。
他PC2名が大三角の補助に回るとして。どう分けるかが問題。
PCは襲撃される可能性がある事には注意すべき。
順当に考えれば、PC2人+千秋。
最良の条件を整える事ができれば、補助の人員にはターニャが護衛につく。

PC4名の場合は……生存NPCが鍵になる。
生存NPCに協力してもらう事は可能。
ただし魔法のまの時もしらない一般人なので……
《説得》が必要になる。


キーアイテム・魔法

《火産神の審火》 消費MP5
火産神の神炎を一定時間招来し、術者で囲まれた範囲内を焼き尽くす魔法。
儀式魔法に分類され、発動方法により補正が入る。

○共通前提
 ・術者3名により、対象を三角の形に囲む。
 ・対象を直接囲んだ者3名がラウンドの終了時に魔法を使用を宣言し、全員がPOWの対抗判定で勝利する。

○魔法補助要素
 補助0:術者3人で対象を囲う。
 補助1:術者の三角を囲う形で大三角の魔法陣を作成する。
     魔法陣の作成には、この大三角の点となる箇所に赤水晶を配置してMPを2消費する
 補助2:赤水晶を配置した大三角の点となる箇所に祈祷者を配置し、MP2を消費して祈祷の祝詞を唱える。
     このコストは1ラウンドにつき消費する。

○魔法補助効果
 補助0:POWの対抗判定に+20%の修正を得る。
 補助1:POWの対抗判定に+30%の修正を得る。
     又は対象を3人の術者で囲む必要がなくなる。(ただし補助0の補正もなくなり、魔法の対象が単体になる)
 補助2:詠唱したラウンドでの魔法発動時、
     POWの対抗判定に+50%の修正を得る。

○まとめると…
 ①術者3人で囲う → +20% 対象:術者3人に囲まれた範囲全体
 ②術者3人で囲う 大三角作成済み → +50% 対象:術者3人に囲まれた範囲全体
 ③術者3人で囲う 大三角作成済み 祈祷者がいる → +100% 対象:術者3人に囲まれた範囲全体
 ④術者一人 大三角作成済み → +0% 対象:単体
 ⑤術者一人 大三角作成済み 祈祷者がいる → +50% 対象:単体

『大いなる者の赤水晶』
 透き通るような赤色を持つ水晶。。
ドリームランドに存在する水晶であり、炎の魔法を使用する触媒となる。
特殊魔法の触媒、及び儀式魔法の準備に使用される。

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最終更新:2014年04月16日 18:36