★『分かたれし夜』より前に地下祭殿へ足を踏み入れた場合
地下祭殿の中央には魔法陣があり、その中央に魔導書『妖蛆の秘密』が置かれている。
これは地上で死亡した人間の魂(POW)を、復活のために吸い上げている。
この本にはジュリアの魂が封じ込められており、手にした者の体をのっとる事が
可能である。
(ただし真白の体はのっとれない。格が違うから)

魔導書は単独では抵抗できない。
ただし、魔導書と接触した場合は分かる。
この場合、巫女さんが急いでこの場所へやってくる。
巫女さんは殺意に満ちている為、戦闘は避けられない。

この時点で『火産神の審火』を取得している場合、本に対して使用可能である。
これによりPOWの抵抗判定を行う場合、行使判定に+50%を得る。

(例)
POW11のキャラが3人で本を囲んだ場合…
 50-35+20=35%
POW11のキャラが3人で儀式込みで本を囲んだ場合…
 50-35+50=75%



●地下本殿
広さは地上の境内の半分ほどの大きさ。位置的には境内の中央。
部屋の中央には大きな土色の水晶の柱が一つ。
中に女性が体を丸めて眠りについている。
よく見なければ、反射して彼女の姿を見ることができない。
また水晶を囲むように、赤い柱が3本立っている。
本殿内部は洞窟。ただし洞窟内部は中央の水晶から広がるように、
床と天井、そして壁が土色の水晶で覆われている。
ただし、柱の内側の地面、そして柱の内側は焼け漕げたように黒くなっている。

柱の内側・水晶を囲むように魔法陣が一つ描かれている。
この魔法陣は、《膿の神の覚醒》の魔法陣。膿の神を目覚めさせる為の儀式術式である。
魔法陣は焼け焦げた水晶の上から書かれている為、割と最近書かれているように見える。
魔法陣からすぐ外に、魔導書【妖蛆の秘密】が置かれている。


◆神事の意味
 神事とは、地下本殿の『柱の内側に火を灯す』、
もしくは『柱の内側に灯されている炎の儀式コスト』儀式の事である。
つまるところ、《火産霊の浄炎》の起動・維持に必要な儀式を指す。



◆OPで渡された赤水晶
PCへ赤水晶を渡したNPC二人は、それぞれ別の理由で渡している。
  • 八坂蘭子の場合
  彼女は《火産霊の浄炎》の為に赤水晶を渡している。
 マーリンでありニャルラトホテプである彼女は、《火産霊の浄炎》が強制終了した事を察知したからだ。
 しかり膿の神が目覚める気配は無く、何らかの事態により儀式が終了した彼女は、
 儀式に必要な祭具として、PCへ赤水晶を託す。

  • 天道の叔父の場合
  彼は最近、赤水晶を用立てて欲しいとの旨が書かれた、神主から手紙を受け取り、
 該当する赤水晶を探し出して天道へ届けるように頼んだ。
 なおこの手紙は、神主の手紙を、意識をわずかにつないだ巫女さんが投函したもの。

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最終更新:2014年04月30日 14:48