WinXPとWin7で家庭内LANを構築したときの作業内容
ワークグループ作成
両方の端末に同じ名前のワークグループを作成する。
ユーザ作成
WinXPとWin7で同じユーザ名、パスワードのアカウントを作成する。
(匿名アクセスにする場合は不要)
Windows Firewallの設定
Win7
- [コントロールパネル]-[ネットワークとインターネット]-[ネットワークと共有センター]を開く
- 「アクティブなネットワークの表示」のネットワークの場所の設定を「社内ネットワーク」に変更(デフォルトは多分「ホームネットワーク」。「ホームネットワーク」はWin7同士で利用可能)
- [共有の詳細設定の変更]の以下の項目を選択状態にする
- 「ファイルとプリンターの共有を有効にする」
- 「パブリックフォルダーの共有」内の「共有を有効にして、ネットワークアクセスがある場合はパブリックフォルダー内のファイルを読み書きできるようにする」
- 「パスワード保護の共有を無効にする」(パスワードがブランクのユーザを使用する場合)
- 「ホームグループ接続」内の「ユーザーアカウントとパスワードを使用して他のコンピュータに接続する」
NetBIOS over TCP/IP
ネットワークの「TCP/IPのプロパティ」から[詳細設定]-[WINS]で「NetBIOS設定」の「NetBIOS over TCP/IP を有効にする」を選択状態にする
サービス
以下のサービスを有効にする
- Computer Browser
- Server
- Workstation
ローカルセキュリティポリシー
[管理ツール]-[ローカルセキュリティポリシー]の設定内容を確認する。
うまくいかない場合に怪しいのは以下の辺り。
- [ユーザー権利の割り当て]内の以下の項目
- 「ローカルログオンを許可/拒否」
- 「リモートデスクトップサービスを使ったログオンを許可/拒否」
- 「ネットワーク経由のアクセスを拒否」(匿名アクセスを有効にする場合はここから「Guest」を削除する)
- 「ネットワーク経由でのアクセス」
- 「セキュリティオプション」内の以下の項目
- 「ネットワークアクセス:ローカルアカウントの共有とセキュリティモデル」(匿名ユーザを使用しない場合は「クラシック」、匿名ユーザを使用する場合は「Guestのみ」)
- 「アカウント:ローカルアカウントの空のパスワードの使用をコンソールログオンのみに制限する」を無効にする(パスワードがブランクのユーザを使用してリモートデスクトップ接続を行う場合)
- 「アカウント:Guestアカウントの状態」(匿名ユーザを使用する場合は有効にする)
レジストリ設定(管理共有へのアクセスを可能にするための設定)
Win7
[HKEY_LOCAL_MACHINE]-[SOFTWARE]-[Microsoft]-[Windows]-[CurrentVersion]-[Policies]-[System]に以下の項目を作成する。
名前:LocalAccountTokenFilterPolicy
種類:DWORD(32ビット)
値:1
※このページを参考にして行った操作については責任は負いません。レジストリの操作は自己責任でお願いします。
最終更新:2012年04月18日 14:16