アブラハヤ

アブラハヤ(油鮠、Phoxinus logowskii steindachneri )はコイ目コイ科に属する淡水魚。 鱗が小さく、体表のぬめりが強いことからアブラの名がある。近縁種にタカハヤ Phoxinus oxycephalus jouyi がいる。

分布

日本海側では福井県、太平洋側では岡山県以北の本州に分布する。

形態

全長は15cmほどになる。体色は黄褐色で鱗が小さく、不明瞭な小黒斑が散在する。体側に黒色の縦帯があり、タカハヤと比べ明瞭である。

生態

山地の湖沼や河川の中上流域の淵や淀みに生息する。 雑食性で底生生物や流下物、付着藻類などを食べる。 産卵期は4月から7月であり、淵や平瀬の砂礫底に多くの個体が集まり集団産卵する。幼魚は浅く流れのゆるやかな所で群れて生活し、成長すると淵や淀みに移動する。

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最終更新:2011年02月01日 21:44
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