アモチゼーション

アモチゼーション(Amortization)とは、部分償還、固定資産の減価償却を指す。
元本や債務などを定期的に償還することなどを指す。

債券投資などにおいて額面金額よりも高い価格で取得した場合、償還する際に額面と取得価額の差額にあたる金額の損失(償還差損)が発生する。
償還時にその損失を一度に計上せずに、所有期間に応じて均等に分散して計上すると同時に債券の帳簿価格をその分引き下げることをいう。

例えば、額面100円(残存期間5年)の債券を105円で取得した場合には、5年後に5円の償還差損が発生することになるが、これを保有期間(5年)で割り、毎年1円分の損失を計上し債券の取得価額から控除することをアモチゼーションと呼ぶ。
このほか、企業が保有する固定資産を減価償却することも、アモチゼーションと呼ばれる。

対義語:アクリーション(Accretion)

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最終更新:2008年05月23日 14:46
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