―世界の終焉で―
著者 名無し
君と僕はいつも一緒だった
遊ぶときも、寝るときも、怒るときも、笑うときも
ずっと、ずっと、ずっと一緒だった
あるとき君は突然姿を消す
…僕は君を探す
ずっと君と一緒だったから、これからもずっと
一緒がいいと思ったから
ぼくは君を見つけた
そしてこう言った
「ずっと、ずっと一緒がいいから・・・
だから行かないで・・・」
君はにっこり笑って言った
「わかった、じゃあずっと一緒にいよう」
僕は嬉しかった
これからは一緒にいようって約束した
約束したはずなのに・・・
それから、すぐに僕も姿を消す
きっと君は僕を探すだろう
僕が君を探したように、君も探すだろう
でも、君が僕を見つけることは絶対にないだろう
もし、また会えるがあるときは
そのときは
『世界の終焉で会いましょう』
最終更新:2008年06月25日 18:46