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新-386

【9月21日】 『自分にはないもの』

サウラー 「今度、ウエスターと二人で旅行に行ってみようかな? あ、いや、やはりやめておこう」
ウエスター「聞こえたぞ! サウラー。俺ならいつでもオーケーだ。何なら今から行くか?」
サウラー 「耳がいいなら最後まで聞いたらどうだ! やめておこうと言ったんだ」
ウエスター「フン、そんなこと言って、実は俺がうらやましいのだろう。素直じゃない奴だ」
サウラー 「君の目には、世界はどう映っているのか。それを知りたいと思うことはあるよ」



【9月22日】 『月とうさぎ』

祈里 「今夜は十五夜。きれいな月が見れるといいなぁ」
ラブ 「うさぎ うさぎ なに見てはねる~♪ 十五夜お月さま 見てはねる~♪」
美希 「そういえば、そんな唄もあったわね」
せつな「うさぎは月に憧れてるのね」
祈里 「うさぎに例えた、人間が憧れてるんだと思う」
せつな「人が直接見ることのできる、一番大きな星なのよね」
ラブ 「そっか~、太陽はまぶしくて見れないよね」
祈里 「月は、太陽の光を受けて夜空を照らしてるのよ」
せつな「私も月のように、ラブの……」
ラブ 「せつな、何か言った?」
せつな「月が綺麗ね、って言ったのよ」



【9月23日】 『あなたはどんな秋?』

クローバー「今日は秋分の日!」
祈里 「秋ってなんだか、ロマンチックな季節よね~」
ラブ 「食欲の秋! スポーツの秋! 行楽の秋! 楽しいことがいっぱいだしね」
祈里 「もう、ラブちゃんムードぶちこわし」
美希 「でも、~の春とか夏とか冬とか言わないわよね。どうして秋だけそんな呼び方するのかしら?」
ラブ 「そっか。水泳の夏とか、スキーの冬とか、言わないよね」
せつな「どことなく悲しい季節を、楽しく過ごすために作られた言葉なのかもしれないわね」



【9月24日】 『とっておきのスペシャルドリンク』

美希 「アタシが作る、スペシャルドリンクは美容にとってもいいのよ」
祈里 「わたしも栄養ドリンクはよく作るのよ。美希ちゃんのレシピ興味あるな」
美希 「大して珍しいものは使ってないわよ?」
祈里 「マムシとか、スッポンとか、ヤツメウナギとか?」
美希 「キャアッ! ないない、そんなの入れないわよ!」
祈里 「じゃあ、ムカデとか、ヤモリとか、ミミズとか?」
美希 「ゴメン、聞いてるだけで気持ち悪くなってきたわ……」
祈里 「冗談よ。今度、一緒に作りましょう」
美希 「いいけど、家から変なモノ持ってこないでね」



【9月25日】 『四つ葉を見つけた子ですから』

せつな「今日はきのこ狩りに行くの。私、精一杯がんばるわ!」
ラブ 「いっぱい採って、美希たんやブッキーにも配ろうね!」
圭太郎「この辺りは松林だ。種類も豊富だが、毒を持つキノコもあるから気をつけるんだぞ」
ラブ 「あっ! これマツタケじゃない? 幸せゲットだよ!」
圭太郎「それはニタリ(マツタケモドキ)だな。高価ではないが、食べられるキノコだよ」
ラブ 「そうなんだ~、残念」
あゆみ「もう、ラブったら。そんな簡単に見つかるなら、あんな値段するものですか」
せつな「これもニタリなのかしら?」
圭太郎「……………………」
あゆみ「……………………」



【9月26日】 『ブッキーのダンス服』

祈里 「せつなちゃんすごーい! ダンスがどんどん上達してるね」
せつな「きっと、ブッキーが作ってくれたユニフォームのおかげよ」
美希 「わかってるじゃない! オシャレは人を成長させるのよね」
せつな「そういう意味ではないのだけど……」
ラ・祈(どちらにしても、あたしたちより上手になった理由にはならないと思う……)



【9月27日】 『選ばれないから愛されてる』

シフォン「プリプ~! シフォンといっしょにあそぼ~」
ラブ  「あたしと遊ぼうっ! こっちにおいで、シフォン」
祈里  「わたしと遊びましょ。いらっしゃい、シフォンちゃん」
美希  「アタシと遊びましょう。お着替えに絵本にヌイグルミもあるわよ」
せつな 「私と遊びましょう。シフォンの行きたい所に連れていってあげる」
シフォン「キュア~? らーぶぅ? いのり? せつな?」
美希  「気のせいかしら? シフォンの背中しか見えない……」



【9月28日】 『スウィーツな男』

タルト「タルトって名前、可愛いやろ? 甘いマスクのわいにピッタリや」
せつな「甘いマスクってなあに?」
祈里 「多くの人に好まれ、受け入れやすい顔立ちってことよ」
せつな「なるほど、フェレットにはピッタリね」
タルト「だ~か~ら! もう、動物ネタはええっちゅうねん」
美希 「他にも、考え方とか見通しとか、色々と甘いのよね」
ラブ 「もう! タルトをイジメちゃダメ。甘いって、優しいって意味もあるんだよ」



【9月29日】 『週末の過ごし方』

祈里 「週末はサンドイッチを持って、動物園に行こうかなぁ」
美希 「それはまたにして、冬物の新作見に行かない? 美味しい紅茶のお店も見つけたの」
祈里 「いいよ。じゃあ、来週はわたしに付き合ってね」
タルト「ここまで趣味も性格も違うのに、仲がええって信じられへんなあ……」
ラブ 「せつな、あたしたちもお出かけしよっか?」
せつな「ええ、いいわ。どこに行くの?」
ラブ 「せつなは行きたいところある?」
せつな「私は、ラブと一緒ならどこでも」
タルト「こっちは、えらいわかりやすいなあ……」



【9月30日】 『心の隙間』

せつな「四葉町に広がる夕焼けって、とっても素敵なのよ」
美希 「アタシは、小さい頃は、あんまり夕焼けが好きじゃなかったな」
せつな「確かに、なんとなく儚くて、寂しいような気がするわね」
美希 「それもあるけど、遊びの終わりを告げる合図のようなものだったから」
せつな「もっと遊びたかったの?」
美希 「みんなはお母さんが迎えに来てくれるでしょ。アタシのママは美容師だから、ね」
せつな「……家まで送っていくわ、美希」
美希 「チョット! もう平気よ、小さい頃のお話よ」
せつな「いいの! 私がそうしたいんだから」
美希 「ゴメン。せつなの方がずっと寂しい思いしてきてるのに」
せつな「私こそ平気よ、今の幸せなら負けてないもの」
美希 「アタシだって負けないわよ。でも、ありがとう」



新-441
最終更新:2011年10月08日 23:57