【11月11日】 『ただ、一瞬のために』
ミユキ「十二月のコンサートに向けて、毎日トリニティで特訓してるのよ」
タルト「ミユキはんらでも、そないに練習せんとあかんのやろうか?」
祈里 「プロだからこそ、練習は欠かせないのよ、タルトちゃん」
タルト「せやけど、同じ練習ばっかりで、退屈するんやないか?」
ミユキ「同じじゃないのよ。少しづつイメージに迫って、完成に近づいて行くの」
ラブ 「作り上げる喜び、練習だって楽しいんですよね!」
美希 「完璧は一日にして成らず」
せつな「精一杯頑張るのみよね」
【11月12日】 『ありのままに受けとめて』
サウラー 「イチョウ並木は、黄色いじゅうたんの上を歩いているみたいだね」
ウエスター「おう! これを見せたかったんだ。綺麗だろう」
サウラー 「夕日を浴びて、落ち葉もキラキラと光ってるよ」
ウエスター「それに積もってる上を歩くと、フワフワして気持ちいいぞ」
サウラー 「四季とはいいものだね」
ウエスター「なんだ? 今頃気が付いたのか? 俺はずっと前から知ってたぞ」
サウラー 「時々君が、実はとても聡明な人間なんじゃないかって、錯覚することがあるよ」
【11月13日】 『似ている二人』
タルト「うぅ~! だんだん寒なってきたけど、みんな風邪ひいてへん? 気ぃつけてな」
ラブ 「タルトこそ風邪なんじゃ? なんだか顔色悪いよ」
タルト「それが朝から寒気がしてなあ……、体が震えるんや。はくしょん!」
せつな「やっぱり風邪ね、横にならないと」
祈里 「大変! 家から薬持ってきてあげるね」
美希 「これで、ラブに続いて二人目の風邪ひきさんね」
せつな「ラブもタルトも、人一倍元気そうなのに……」
ラブ 「あ~、今、二人して、馬鹿は風邪ひかないんじゃなかった? とか思ったでしょ!?」
美・せ『思ってないわよ』
ラブ 「そっか、ゴメン」
美・せ(顔に出てたかしら……?)
【11月14日】 『タコ尽くし?』
せつな「秋祭りに行きましょ、美希!」
美希 「オーケー! でも、タコ焼きだけは勘弁して~」
せつな「そういえば、ラブたちには秘密なんでしょ? バレないように気をつけないと」
ラブ 「美希たん、たこ焼き食べようよ!」
美希 「ゴメン、アタシそれ苦手なのよ」
祈里 「美希ちゃん、タコせんとタコの軟骨食べよ♪ それと、ハイッ! タコのお面」
美希 「……………………」
せつな「本当にみんな知らないのかしら?」
【11月15日】 『健やかな成長を祝って』
ラブ 「今日は七五三のお祝いだね! あたしもお祝いしてもらったなぁ~」
せつな 「女の子は三歳と七歳の時よね。ラブは両方祝ってもらったの?」
ラブ 「うん、そうだよ。写真見る?」
シフォン「らぶ、かわいい」
ラブ 「ありがとう。シフォンはいくつなんだろう?」
シフォン「キュア~?」
タルト 「三歳くらいとちゃうかなあ……よう知らんけど」
あゆみ 「みんなで、シフォンちゃんのお祝いに行きましょうか?」
ラブ 「やったね! シフォン。美希たんに頼んで、晴れ着用意してもらおうか?」
せつな 「どうして、私まで着物を着るの?」
あゆみ 「せっちゃんもお祝いしたことないんでしょ? 一緒にして、みんなで記念写真を撮りましょう」
【11月16日】 『し・あ・わ・せ・の合言葉』
せつな「ダンスのステップが、どんどん難しくなってきたわ。精一杯頑張ろうっと!」
ラブ 「トリニティの振り付けと同じだもんね。そりゃあ難しいはずだよ」
美希 「同じじゃないみたいよ。ミユキさんが四人用に書き直してくれてるから、もっと……」
祈里 「わたし、できるかなあ……」
ミユキ「こーら、弱気にならない! できないと思ってたら教えないわよ」
ラブ 「こんな時は、いつもの口グセで元気出そうよ。みんな、いくよっ!」
ミユキ「ハイ、休憩時間お終い。時間ないんだから、さっさとレッスン再会するわよ」
四人 『はぁ~い!』
【11月17日】 『せつなとシフォンの観察日記』
シフォン「シフォン、公園でどんぐり、いっぱい、集める~」
美希 「はりきってるわね、シフォン。でも、どんぐりって使い道ないのよね……」
祈里 「アクセサリーにしたり、コマにしたり。一応食べる方法もあるらしいけど」
美希 「それはちょっと……」
ラブ 「いっぱい拾って、心の中の宝箱にしまっておけばいいんだよ」
祈里 「ラブちゃん、いいこと言う!」
ラブ 「えへへ~って、せつなまで夢中で拾ってる!?」
せつな「たくさん拾って、庭に植えてみようと思うの」
ラブ 「ドングリって、植えて、芽が出るものなの?」
祈里 「難しいけど、無理じゃないと思うよ」
せつな「精一杯、頑張って育てるつもりよ」
【11月18日】 『謎の質問のお葉書、その②』
美希 「アタシ、チーズケーキを作るのが得意なの! ママも大好きなのよ」
せつな「ここで質問のお葉書よ。『どうして美希には、取ってつけたような設定が多いのですか?』ですって」
美希 「だから、そんなお葉書はどこから来るのよ……」
せつな「他には、タコが恐いってことかしら。チーズケーキ、確かに美希がお菓子を焼くイメージはないわね」
美希 「アタシは何でも得意なのよ。二話で完璧な朝食作ってたでしょうがっ!」
せつな「私はその頃はイースだったし、映画でタマネギ刻んで泣いてた記憶しかないわ」
美希 「グッ、わかったわよ。明日、家に来て。とっておきのチーズケーキ焼いてあげるから」
せつな「楽しみにしてるわ。催促したみたいで悪いけど」
【11月19日】 『寒い夜は』
ラブ 「ホットココアで、寒いの寒いの飛んで行けぇ!」
せつな「良い香りね。立ち昇る湯気を見ているだけで、とっても幸せ」
ラブ 「でもちょっと冷めちゃったね」
せつな「そうね、温め直してくるわね」
ラブ 「まって、いいから動かないで。せっかくせつなの身体があったかいのに」
せつな「誤解されるようなこと言わないでったら! 同じ毛布被って、リビングでドラマ見てるだけよ」
ラブ 「誰に向って言い訳してるの? せつな」
【11月20日】 『ふわふわでもこもこ』
祈里 「最近、寒くなってきたわね。お気に入りのセーターを着ようかな」
祈里 「えへへ、似合うかな? 美希ちゃんたちに見せに行こうかな」
ネコ 「ニャー~」
祈里 「きゃっ! ちょっと、今はダメ、セーターが汚れちゃう」
イヌ 「ワン! ワン! ワン!」
祈里 「ダメだったら、お散歩は後で着替えてからね」
動物達「ガリガリ、スリスリ」
祈里 「もうっ! そんなにセーターが好きなら、みんなにも着せちゃうよ?」
動物達「シーン……」
祈里 「わたしので遊ぶのは好きだけど、自分で着るのは嫌なのね……」
最終更新:2011年12月01日 01:04