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新-575

【11月11日】 『ただ、一瞬のために』

ミユキ「十二月のコンサートに向けて、毎日トリニティで特訓してるのよ」
タルト「ミユキはんらでも、そないに練習せんとあかんのやろうか?」
祈里 「プロだからこそ、練習は欠かせないのよ、タルトちゃん」
タルト「せやけど、同じ練習ばっかりで、退屈するんやないか?」
ミユキ「同じじゃないのよ。少しづつイメージに迫って、完成に近づいて行くの」
ラブ 「作り上げる喜び、練習だって楽しいんですよね!」
美希 「完璧は一日にして成らず」
せつな「精一杯頑張るのみよね」



【11月12日】 『ありのままに受けとめて』

サウラー 「イチョウ並木は、黄色いじゅうたんの上を歩いているみたいだね」
ウエスター「おう! これを見せたかったんだ。綺麗だろう」
サウラー 「夕日を浴びて、落ち葉もキラキラと光ってるよ」
ウエスター「それに積もってる上を歩くと、フワフワして気持ちいいぞ」
サウラー 「四季とはいいものだね」
ウエスター「なんだ? 今頃気が付いたのか? 俺はずっと前から知ってたぞ」
サウラー 「時々君が、実はとても聡明な人間なんじゃないかって、錯覚することがあるよ」



【11月13日】 『似ている二人』

タルト「うぅ~! だんだん寒なってきたけど、みんな風邪ひいてへん? 気ぃつけてな」
ラブ 「タルトこそ風邪なんじゃ? なんだか顔色悪いよ」
タルト「それが朝から寒気がしてなあ……、体が震えるんや。はくしょん!」
せつな「やっぱり風邪ね、横にならないと」
祈里 「大変! 家から薬持ってきてあげるね」
美希 「これで、ラブに続いて二人目の風邪ひきさんね」
せつな「ラブもタルトも、人一倍元気そうなのに……」
ラブ 「あ~、今、二人して、馬鹿は風邪ひかないんじゃなかった? とか思ったでしょ!?」
美・せ『思ってないわよ』
ラブ 「そっか、ゴメン」
美・せ(顔に出てたかしら……?)



【11月14日】 『タコ尽くし?』

せつな「秋祭りに行きましょ、美希!」
美希 「オーケー! でも、タコ焼きだけは勘弁して~」
せつな「そういえば、ラブたちには秘密なんでしょ? バレないように気をつけないと」
ラブ 「美希たん、たこ焼き食べようよ!」
美希 「ゴメン、アタシそれ苦手なのよ」
祈里 「美希ちゃん、タコせんとタコの軟骨食べよ♪ それと、ハイッ! タコのお面」
美希 「……………………」
せつな「本当にみんな知らないのかしら?」



【11月15日】 『健やかな成長を祝って』

ラブ  「今日は七五三のお祝いだね! あたしもお祝いしてもらったなぁ~」
せつな 「女の子は三歳と七歳の時よね。ラブは両方祝ってもらったの?」
ラブ  「うん、そうだよ。写真見る?」
シフォン「らぶ、かわいい」
ラブ  「ありがとう。シフォンはいくつなんだろう?」
シフォン「キュア~?」
タルト 「三歳くらいとちゃうかなあ……よう知らんけど」
あゆみ 「みんなで、シフォンちゃんのお祝いに行きましょうか?」
ラブ  「やったね! シフォン。美希たんに頼んで、晴れ着用意してもらおうか?」
せつな 「どうして、私まで着物を着るの?」
あゆみ 「せっちゃんもお祝いしたことないんでしょ? 一緒にして、みんなで記念写真を撮りましょう」



【11月16日】 『し・あ・わ・せ・の合言葉』

せつな「ダンスのステップが、どんどん難しくなってきたわ。精一杯頑張ろうっと!」
ラブ 「トリニティの振り付けと同じだもんね。そりゃあ難しいはずだよ」
美希 「同じじゃないみたいよ。ミユキさんが四人用に書き直してくれてるから、もっと……」
祈里 「わたし、できるかなあ……」
ミユキ「こーら、弱気にならない! できないと思ってたら教えないわよ」
ラブ 「こんな時は、いつもの口グセで元気出そうよ。みんな、いくよっ!」
ミユキ「ハイ、休憩時間お終い。時間ないんだから、さっさとレッスン再会するわよ」
四人 『はぁ~い!』



【11月17日】 『せつなとシフォンの観察日記』

シフォン「シフォン、公園でどんぐり、いっぱい、集める~」
美希 「はりきってるわね、シフォン。でも、どんぐりって使い道ないのよね……」
祈里 「アクセサリーにしたり、コマにしたり。一応食べる方法もあるらしいけど」
美希 「それはちょっと……」
ラブ 「いっぱい拾って、心の中の宝箱にしまっておけばいいんだよ」
祈里 「ラブちゃん、いいこと言う!」
ラブ 「えへへ~って、せつなまで夢中で拾ってる!?」
せつな「たくさん拾って、庭に植えてみようと思うの」
ラブ 「ドングリって、植えて、芽が出るものなの?」
祈里 「難しいけど、無理じゃないと思うよ」
せつな「精一杯、頑張って育てるつもりよ」



【11月18日】 『謎の質問のお葉書、その②』

美希 「アタシ、チーズケーキを作るのが得意なの! ママも大好きなのよ」
せつな「ここで質問のお葉書よ。『どうして美希には、取ってつけたような設定が多いのですか?』ですって」
美希 「だから、そんなお葉書はどこから来るのよ……」
せつな「他には、タコが恐いってことかしら。チーズケーキ、確かに美希がお菓子を焼くイメージはないわね」
美希 「アタシは何でも得意なのよ。二話で完璧な朝食作ってたでしょうがっ!」
せつな「私はその頃はイースだったし、映画でタマネギ刻んで泣いてた記憶しかないわ」
美希 「グッ、わかったわよ。明日、家に来て。とっておきのチーズケーキ焼いてあげるから」
せつな「楽しみにしてるわ。催促したみたいで悪いけど」



【11月19日】 『寒い夜は』

ラブ 「ホットココアで、寒いの寒いの飛んで行けぇ!」
せつな「良い香りね。立ち昇る湯気を見ているだけで、とっても幸せ」
ラブ 「でもちょっと冷めちゃったね」
せつな「そうね、温め直してくるわね」
ラブ 「まって、いいから動かないで。せっかくせつなの身体があったかいのに」
せつな「誤解されるようなこと言わないでったら! 同じ毛布被って、リビングでドラマ見てるだけよ」
ラブ 「誰に向って言い訳してるの? せつな」



【11月20日】 『ふわふわでもこもこ』

祈里 「最近、寒くなってきたわね。お気に入りのセーターを着ようかな」
祈里 「えへへ、似合うかな? 美希ちゃんたちに見せに行こうかな」
ネコ 「ニャー~」
祈里 「きゃっ! ちょっと、今はダメ、セーターが汚れちゃう」
イヌ 「ワン! ワン! ワン!」
祈里 「ダメだったら、お散歩は後で着替えてからね」
動物達「ガリガリ、スリスリ」
祈里 「もうっ! そんなにセーターが好きなら、みんなにも着せちゃうよ?」
動物達「シーン……」
祈里 「わたしので遊ぶのは好きだけど、自分で着るのは嫌なのね……」



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最終更新:2011年12月01日 01:04