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「ブッキーありがとっ!サイズもピッタリだよ~。家でもずっと着ちゃうからねっ!」


私をダンスユニットに誘ってくれたラブちゃん。嬉しかった。すっごく嬉しかった。
子供の時からずっと、ラブちゃんは私を大事にしてくれた。


「ラブの洋服のサイズ?えぇ。わかるわよ。    あら~?祈里ちゃん、もしかしてラブにプレゼント~?」
「あっ!あ、あの・・・、えっとぉ、・・・ハイ。。。」
ラブちゃんのお母さんと話すのも何故か、緊張しちゃうんです。



ダンスの練習着をプレゼントしよう!そのアイデアが出るまで実は、相当の時間がかかっちゃいました。
最初はドレスなんて豪華な物を考えたけど、これは・・・ダンス違いでした・・・。おっちょこちょいですね。
途中なんかペアルックまで考えちゃう始末・・・。恥ずかしい


「そうだ!買ってプレゼントするよりも作って渡したら、ラブちゃんきっと喜んでくれる!」
ルーズリーフに書いたアイデアを全部消して、〝手作り練習着〟に大きく◎。


それから毎日、学校・ダンスレッスン・おうちのお手伝い・プレゼント製作と怒涛の日々が待っていました。
かなりハードなスケジュールで大変だったけど、不思議と私は頑張れたんですよ~。
これもラブちゃんのお陰かもしれないって。やっと恩返し出来るって。


あ、プレゼントって何をあげようかなーとか、どれを買おうかなーとか思ってる時がイチバン楽しかったりしませんか?
相手の気持ちを考えたりとか、もらったらどんな反応するのかなーとか。


ピンクの生地を切ったり縫ったりするのが本当に楽しかったです。思い出す度にほっぺが赤くなっちゃって。
ラブちゃんの喜んでくれる顔、それだけで私は十分でした。

「ラブちゃん!あの・・・、コレ。」

「お?何々~???開けちゃってもイイ?」


「一生懸命作ったの。どう・・・かな?」



「どれどれ~?    おぉ~!!!!!!!コレって練習着!ブッキー作ってくれたの!?」


「うん。ラブちゃんの好きなピンク色だよ。着てくれたら・・・、嬉しいな。」


「くは~、嬉しすぎるよブッキー!早速着ちゃってもイイ!?」


「うん・・・。」
この時のラブちゃんの笑顔、喜んでくれたあの表情。一生忘れないと思う。



「ブッキーありがとっ!サイズもピッタリだよ~。家でもずっと着ちゃうからねっ!」


「私こそラブちゃんにお礼したい。誘ってくれて本当にありがとう。本当に・・・嬉しかった!」


「ブッキー・・・。」



こうして私の人生、初めてのプレゼントは無事に成功しました。作って良かった~。


あ、いけないいけない!「大好きな人」へのです。
最終更新:2009年08月23日 11:40