ここはクローバータウン。幸せが集う町。
そして数年前、人々を不幸にする謎の集団から伝説の戦士が守った町でもある。
今は不幸と言う文字は存在せず、ただ幸せな一時があるだけ。
「ママー!お母さーん!みさとちゃんと遊んでくるねー!」
「うふふ、愛那ったら美里ちゃんとほんと仲良しね」
「そうだね。なんだか以前のあたし達みたい」
「む。それじゃ今は仲良しじゃないみたいじゃない」
「タハー、ごめんごめん。今も前と変わらず…ううん、前よりずっと大好きだよ!」
「も、もう!愛那の前で恥ずかしいじゃない」
「ママとお母さんを見てるとあたしまで幸せになっちゃうみたい。どしてかな?」
「愛那も、美里ちゃんと仲良くしてれば分かるわよ」
「あいなちゃーん!遊ぼー!」
「あ!みさとちゃんだ!じゃあ行ってきまーす!」
「愛那!幸せゲットだよ!」
「精一杯、遊んでらっしゃい」
「はーい!」
とある家族の何気ない風景。
そこから湧き出る幸せの泉。
様々な場所で湧き出るその泉はクローバータウン全体を覆うように広がっている。
いつしか町が幸せの湖と呼ばれる日がくるのかもしれない。
「みさとちゃん!あたしみさとちゃんが大好きだからね!」
「ありがとう、私もあいなちゃん大好きだよ!」
最終更新:2009年09月16日 22:26