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「それでね、せつな」
「何?ラブ?」
「あたしからやっといて何だけど、この姿勢、いつまで続ければいいのかな?」

勿論背中合わせの体育座りのことである。
先に立とうとしたらせつなに止められたので、まだこの姿勢のままだったりする。

「うーん、まだだめ……私がこうしていたいから」
「……えー、あのー、あたしそろそろ実はトイレに行きたいなーなんて思ってたりするんだけど、
 それでも、ダメ?」

そう言って真剣な顔で懇願するラブだが、

「ダメ。
 さっき付き合ってあげたのだから、その分は付き合って貰うわ」

せつなの返事はつれなかった。

「……ど、どうしても?」

ラブの顔には既に脂汗が浮かんでいる。

「うん、どうしても」

応えるせつなは一見笑顔に見えるけど、目元が笑っていない。
口元がちょっとだけ釣りあがっているのは、
このまま許さなかったらどうなるのかしら?という期待の表れなのかもしれない。
ちょっと怖い。

「あーもう、今日のせつなはほんとにほんとに意地悪だーーーーっ!!」



その後、限界が来る前にちゃんと許してもらったことは
ラブの名誉の為にもここに記しておく。


おわり、おわり。
最終更新:2009年09月23日 00:26