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「ちょ~カッコイイ~!」

アタシの前に突然現れたコ。東せつなさん。

体育の時間なんて、東さんのスマッシュにもぅメロメロ~。
思わずアタシはラブと手を繋いじゃったりして、もぅ大はしゃぎ!

数学の時間なんか、あっとゆーまに問題解いちゃうんだもん。
嫌でも気になっちゃう、東さんの事っ!


掃除の時間、ゴミの捨て場所がわかんなかった東さん。この時、声かけたのが最初で。
好きな食べ物何?って男子が聞いたら

「ドーナツとー、アイスクリームとー、ケーキとコロッケとハンバーグと、肉じゃがとー」
もぅ胸キュン!東さんカワイイ!って思ったら、ラブが教室でケンカしてたっけ。



ケンカか…。
最近してないな~。


~それから数日後~

「ね、ラブ。東さんとはどーゆー関係なの?」
「友達!」

「そ、そうかなぁ…。クラスのみんな、まるで恋人同士みたいだってウワサしてるよ?」
「じゃ恋人!」
フリーズしちゃったよアタシ。ラブと東さんは女の子同士でしょっ!


あ、アタシにもこんな時があったんだっけ…。


はぁ…。
何で引越しちゃったのかな。遠くもないけど、すぐには会えないし。
ラブと東さんが羨ましいな~。


~翌日~

「東さん!」
「何?」

「ラブと一緒に住んでて楽しい?」
「えぇ、とっても。」

「家ではどんな事してるの?」

「うーん……。」



「ラブと同じ事!ずっと一緒よ。」
言葉出なかった。またフリーズしちゃった、アタシ…。
どう見たって、ちょ~愛し合ってる二人だよー。


戻りたいな~、過去の自分に。
ラブと東さんみたいに、毎日が輝いてたあの頃に。


~放課後~

「由美ちゃん、このあと用事あるかしら?」
「え?」
「良かったらドーナツ食べに行きましょ?」
「ア、アタシっ!?」
「えぇ。」
お邪魔虫じゃないかなぁ…。

「ラブ…は?」
「課題があるんですって。」
「そ、そう…。」
ラッキー!東さんと二人っきりだ~!


ん!?
何考えてるのアタシ。バカバカバカバカ…


~カオルちゃんのドーナツショップにて~

東さんて不思議な魅力があるな~。
吸い込まれちゃうってゆーのかなぁ。
これじゃ、ラブも好きになっちゃうよ~。

「?何か付いてるかしら?」
「わっ!?いえいえいえいえ…」
ダメだ~。完全に東さんのトリコになっちゃってる~。
早く食べて帰らなくちゃ…。

「ね、由美ちゃん。」
「ハ、ハイ!」
「これから仲良くしましょうね。」
不意に出される右手。小さいけど、女の子らしい柔らかそうな手。

「う、うん。」
アタシも握手に応じちゃう。


それから1時間もオシャベリしちゃって。
すっごく楽しい時間だった。
久しぶりに〝シアワセ〟を感じちゃったかも~!



「おーい!由美ー!せつなー!ってアレ…」
どう見ても恋人同士じゃん。何で寄り添って楽しくドーナツ食べてんの!?
対面でイーじゃんか!


さては由美…


〝とぉっ!〟

「きゃっ」
「わわわわわ」
「ラブちゃんただいまとうちゃくぅー!」

「遅いわよラブ。もうドーナツありません。」
「ゴ、ゴメンネ~。全部食べちゃった…。」
「んなこたぁどーでもイイですっ!」

「え?」

「由美ー。まーさーかー」
「へ?」
「せつなの事、好きになったとかー!?」


図星…。


「由美には先輩がいるでしょうがー。」
「先輩?」
「そ。由美には彼氏がいるの。カッコイイ超イケメンの。」
「そなの?」

「う、うん…。」
ホントは今、微妙なカンケイなんだけどね…。
ここで説明してもあんま意味無さそう…カナ?

「ダメだよー浮気しちゃ。せつなはあたしのなんだからっ!」

「うきわ?」

「ぷっ…」
東さんてギャグセンスもあるの~!?


「わかってるって。やっぱり二人は恋人なんじゃない。」
「あ…」
「恋人?」

「東さん聞いてよ。ラブはね~、人の世話ばっかり焼いて自分は後回しなんだよ~、いっつも。」
「?」
「かもねー、あは。」


「アタシが先輩と付き合えたのはラブのお陰なの。」
「にゃはー。恋のキューピットさんなのだ!」
「キューピーさん?」


「え、えっと…。ま、まぁ今度はラブが幸せになってもらいたいし。」
「由美…。」

「じゃ、ここにいる3人はみんな幸せなのね。」
「そーゆー事っ!」


「うん…。」


幸せか~。二人を見てたら何かだ恋しくなってきちゃったな~。



「あ、東さん。ちょっと…」
「何かしら?」

「ラブをヨロシクね。」
そう言って今度はアタシが右手を差し出す。

「はい、ざんねーん」
「ちょっとラブ~。邪魔しないでよ~。」

「じゃ、3人で握手ね。これからも仲良くしましょう。」


東さんてほんと不思議なコ。ラブ、頑張ってね!
最終更新:2009年10月02日 01:27