せつながラブと同じ中学に入学し、ラブがみんなにせつなを紹介する。
群がるクラスメートに戸惑うせつな。フォローするラブ。
そんな感じでラブはせつなにつきっきり。
「おいラブ。今日の約束忘れてねーだろうな。」
「はいはい、わかってるって。でね、せつなは・・・。」
「ホントにわかってんのかよ・・・。」
案の定大輔との約束を忘れ、せつなと帰宅するラブ。
次の日、怒ってラブに詰め寄る大輔。
タハハ忘れちゃった~と笑うラブにぶち切れ、もういいと出て行く大輔。
「あ、待ってよ」
大輔を追いかけるラブ。
何だかんだで仲直り。
「ごめんね、大輔。(せつなー、どこ行ったの?)」
「もう約束、忘れんじゃねーぞ。」
それを物陰から暗い目で見つめるせつな。
大輔と親密に話すラブを見て、せつなは胸が苦しくなる。
ついラブを避けてしまい、二人の間には気まずい雰囲気が流れる。
(私、どうしたらいいの?この胸の痛みは何?)
(せつな、どうして私を避けるの?あたしのこと、嫌いになっちゃったの?)
すれ違う二人。
せつなはラブの前で涙を流す。
「ごめんなさいラブ。ラブが他の子と仲良くしているのを見ると、どうしても我慢出来なくなるの。
おかしいよね、こんなの。私、どうしちゃったんだろ・・・。」
「せつな・・・!」
お互いの存在がどれだけ大切か、離れていた時間が教えてくれた。
抱き合う二人。重なる唇。
その夜・・・ラブの部屋で。
「ラ、ラブ。こ、これでいいの?」
「うん。とってもキレイだよ、せつな。」
「や、やだ。恥ずかしいからあんまり見ないで。」
「だって~。せつな、とっても可愛いんだもん。もっと恥ずかしがるせつなの顔、見たいな。」
「も、もう!ラブったら!」
「・・・好きだよ。せつな。」
「ラブ、わ、私も・・・。んっ・・・あ!」
最終更新:2010年01月11日 21:38