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6-904

―――幸せの一時はどうして過ぎ去ってしまうの―――


私はラブの愛を望んでいた。
けれど私は…ラブに……何も…


「嫌っ!私だけ…。一人だけなんて……」

間違いに気付いた。
私だけ幸せになっても嬉しくない。


いつも一緒に。
ずっと一緒に。


(勝手ね、私って)


望んでいた事をラブはしてくれただけなのに。
それに事足りず.....



「ラブも………気持ち…良く…」
恥ずかしくて言葉を濁す私。

臆病者。
許してね、ラブ。


―――愛してる



せつなの言葉に、あたしのカラダは過敏に反応する。
お腹の下が凄く熱くて。


(これが〝濡れる〟って事なのかな)


「カラダ、冷えちゃうね…」
そう言ってあたしはまた、せつなを抱きしめる。

恋しくて。
愛おしくて。

せつなの手で――――気持ちイイ事を.....


でも…言えないよ。
だって


「あたし、女のコだから。」

恥ずかしくてせつなの顔は見れなかったけど、掴んだその手をそっと………招き入れて。


「ん....だ、…だめ……」

声………出ちゃうって思った。どんなにガマンしても。
大好きなコに触られてる。それもお互い裸で、指はあたしの一番大切な所を……。



再び、せつなはシャワーのレバーを降ろす。二人だけの世界を作るために。
ラブも自分と同じ女の子なんだ。気持ち良ければ感じる。哀れもない姿であろうとも。

甘味でとろけそうな蜜の味。
口に含んだまま、小振りな胸の頂点を舌先で虐める。
「んぁぁはぁ!!!せ、せつ…」

明るくて優しくて素直なラブが――――


ついさっきまで私を愛してくれていたラブ。
そんな彼女を………汚してしまっているかのように。

今の私に出来る事。
―――それは


「我慢しなくても………いい…から。」
耳元でも聞こえないくらい小声で呟いて。

耳たぶを柔らかく噛みながら、ふっと息を吹きかける。
今にも崩れ落ちそうなラブを壁に押し付け、濃厚な口付けを交わす。


「くぅはっ.....」

「私だけのラブ。これからもずっと…」


「お…、おねが……い。ぅ、んっ!」


もう立ってるのも辛くて。

せつなの唇。息。胸。足。
あたしに触れてる全部が熱くて溶けてしまいそうだった。

次第に早まる指の動き。込み上げてくる欲情。
このまま朽ち果ててしまうのではないかと思う程の感情。


「―――ダメ!!!イっちゃ―――ぅう!」
「なって!気持ち良くなって!!私の―――私だけの―――ラブ!」
「ん―――イヤぁぁぁぁ!あぁぁぁ―――!!!!!」



快楽はこうも人のカラダを蝕むのか。
甘味と言うにはあまりにも危険すぎる果実。

14歳の少女に神が与えた――――運命。

出会えた事の喜び。
分かち合えた幸せ。

一人じゃない。いつも一緒。
そう…
二人なんだ。



「今度は……ベッドで…ね?」

「…えぇ。」



夢なら覚めないで。

だって、二人はずっと―――――愛し合っているから。


~END~
最終更新:2009年11月18日 23:27