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大きい方のカレンダーの最後の絵、あれが美希せつ画に見えてしまうのなら
あなたは立派な美希せつ党員です


美希 「あなたはサンタ、アタシは着ぐるみですか、動物の」
せつな「ピッタリね」
美希 「ああピッタリね」
せつな「完璧よ!」
美希 「完璧ね!!」


幼いイメージが二人には無いと言われ

せつな「クスッ・・・」
美希「何よ」


もしも二人が姉妹なら

妹とケンカになっても、ロクに謝ってもらったことなどなく
それでも何だかんだで、唇を尖らせたり、ふくれっ面になりながら
結局自分が折れることになる損な役割のお姉ちゃん
そして、それを承知していて図に乗って甘え倒す妹

せつな「まったくその通りね 苦労するわ」
美希 「代弁どうも」


がばっ!!

ラブ「!? みっ、美希たん!?」
美希「スンスン」
ラブ「あ・・・ダメ、美希たん
   あたしたちは漢・・・じゃない女同士v」
美希「・・・違う」
ラブ「はい?」


美希「(あいつ・・・居候のくせにラブと違うシャンプー使ってやがるな)」


噂のアイス屋さんへ

「アイス?いいな」
「せつなも食べる?」
「うん欲しい」
「じゃ、あーんして」
「あーん」
ちゅぷん
「くっ口移しでとは言わなかったわ」
「美味しいんだからいいじゃない」
「…もっかいちょうだい」
「ふふ」


せつな「何故かあちこちで、私と美希が姉妹みたい、って言われてるみたいだけど
    うん、まあ、それはいいとして・・・美希の方がお姉さん、っていうのはどして?
    チームのまとめ役だから? ・・・偉そうなだけよ
    大人びてるから? ・・・ああ見えて結構子供なのよ
    図体が大きいから? ああそれだったらw」

美希 「・・・ちょっと、せつな、それアタシのドーナツなんだけど」

せつな「お姉さんなんだからガマンしなさい」



せつな「しっかり者、のようで実はヌケたところの多いお姉ちゃん」

美希 「カタブツで、不器用、ぶっきらぼう、そしてKYの・・・って
    ちょっと、自分で突っ掛けておいて拗ねないでよ・・・

    カタブツで、不器用、ぶっきらぼう、そしてKY・・・
    だけど正直で優しい妹」

せつな「しっかり者、のようで実はヌケたところも多くて・・・
    一言も二言も多いお姉ちゃん」


美希 「やれやれ・・・クリスマスも営業か・・・」

せつな「文句言わないの 
    私たちだっていつまでもプリキュアというわけにはいかないでしょ」

美希 「アタシ、一応モデルの仕事があるんですけど」

せつな「来期のおもちゃのバレ画像が出たとき
    何故か私とあなたの絵柄のアクセサリーが載ってて
    すごく複雑な気持ちになったわ・・・」

美希 「人の話聞いてないわね 
    つーか、そこは素直に喜んどきなさいよね ま、ヌカ喜びだったわけだけど

    それにしても・・・何でアタシ、こんな格好なわけ? どして?」

せつな「完璧よ、トナカイさん
    さぁ行きましょ、美希 出番だわ」

美希 「おいサンタ、ヒゲ忘れてるぞ」



美希とせつなは何故かハプニングがお似合い

せつな「そうね、目の前に生ダコ突きつけられたりね」
美希 「あの大将、一体どこにあんなものしまってたのかしら・・・って
    今さらイヤなこと思い出させないでよ」
せつな「次の映画は海が舞台だそうね」
美希 「今から不安にさせないでよ」



戦士として鍛えてきた肉体もベッドの上では役立たず

美希「はい、いい子いい子~」
せつな「(もうっ、調子に乗るなっ)」
最終更新:2009年12月09日 22:13