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祈里「この時期に運動会やるんだね。」
美希「アタシたちの頃は10月だったのに。」

空はあいにくの曇り空。
それでも子供たちは一生懸命、競技に・応援にと白熱している様子。
それを見守る親もまた、一心不乱に。まるで自分が参加しているかの如く。

美希「ほらっ!ガンバレ!!諦めちゃダメー!!!」
祈里(くすくす…。美希ちゃんママだね)

教育ママと呼ばれてそうなイメージ。そんな姿を想像した祈里。
自然と笑みがこぼれてしまう。

わたしは優しいおかあさんを目指そう。
でも、運動会や授業参観はおめかしをちゃんとしてね。
もちろん、黄色いフリルの付いたお気に入りのお洋服を着て。

いつになるのかな?
それもまた楽しみだし、しあわせだよね?

美希「ブッキー?ちょっとブッキーってば」
祈里「あっ、なになに???」

日中のほんの一時。
通りすがりの少女たち。

―――しあわせのかたち―――
最終更新:2011年03月02日 23:48