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避2-154

「私たちの色があるのね」
「うん!」


学校の帰り道
水路に咲く色鮮やかな花

梅雨の訪れと共に輝く


朝露や夕立に濡れより一層生える色彩



「あじさいってゆーんだよ」
「綺麗な花なのね」



夏が確実に近づいて来る

変わる景色に少女たちは歓喜して

青空と緑の木々
桃色と赤色のあじさいの花



「あたしね…」
「何?」



あどけない表情から一転
歩を止めてあじさいの花を見つめる


振り向く彼女

受け止める彼女



ほんの数秒の出来事


「―――――」
「―――――」



太陽の日差しが眩しい
今は互いを吸収し合って成長して行く時



あじさいの花は輝く

二人の少女に微笑みながら



~END~
最終更新:2010年06月22日 01:14