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避2-316

エンジェルは本編でも見れて嬉しかった
美希たんの羽には、スタッフの美希たんいじりの余りの念の入れように、
笑いを通り越してもはや尊敬の念だったけど



美希 「ま、まあ、シャープな羽のフォルムは完璧なアタシに相応しいわ」
ラブ 「だ……大丈夫だよ、美希たん。尖ってるとか、心が鬼だからなんて思ってないよ!」
美希 「ラブはそういう風に思ってたのね!」
祈里 「美希ちゃん、後で泣いていいからね……」
美希 「泣かないわよ!」
せつな「一人だけ技がフランス語だったり、羽が違ったり、本当は違うプリキュアなのかも」
美希 「せつなにだけは言われたくないわよ!」
せつな「でも、美希のそんなところが好きよ」
美希 「どうしてもアタシをお笑いキャラにしたいわけね……」



「勝ち気で、自信家で、ちょっとドジで、
アロマとか女の子らしくて華やかなものが好きで、
独りよがりなとこもあって、
思ったことはハッキリ言わずにいられない、
強がりだけど本当は弱虫な、
そんな美希ちゃんが私は大好き」

「い……祈里~~~」
「あらまあ……泣き虫も追加だよ?」



美希の主役回って、
イケメンとデートしたけど弟だってオチの話と
オーディションを途中で断念する話と
自分だけキュアスティックもらえない話と
タコにおびえる話と
クローバーボックス失くしちゃう話よね。

大丈夫よ、元気を出して!そんな役回りの人も必要よ。


ちょっとせつな。こっちに来なさい……。


ラブ(ほんとにドジなのはあたしなんだけどなー)



せつな「ごめんなさい、美希。私……調子に乗りすぎたわ」
美希 「いいのよ、本気で怒ってたわけじゃないし」

せつな「私ね、憧れてたの」
美希 「せつな?」

せつな「あななたちの他愛ないやり取り。心許した者同士のふざけあいに」
美希 「アタシたちは――せつなにだって!」

せつな「でも――私にはふざけてこないじゃない!」
美希 「それは――」

祈里 「それはね、誤解されて本気で傷つけちゃうのが怖いからなの」
せつな「ブッキー! それにラブも」

ラブ 「焦ることないよ、せつな。あたしたちはずっと一緒なんだから」
祈里 「うん、気を使うのもふざけるのも、どっちも好きだからだよ」

美希 「でも、せつなったらずいぶん慣れてたじゃない? そっちが本性だったりして」
せつな「フンだ! 美希こそ弄られてる時が一番可愛いわよ」

ラブ 「あはは……また始まっちゃった」
祈里 「案外、この二人が一番早く馴染めるのかもね」



美希(なんかアタシ遊ばれてるかも…)
せつな(ラビリンスに連れていきたいわ…)

ラブ「せつなイキイキしてるよ」
ブッキー「ある意味美希ちゃんの勝ちかもね」



~~縁日の夜店にて~~


祈里 「見て見て美希ちゃん。プリキュアのお面がたくさん」
美希 「ほんと、しかもベリーのお面が一番たくさん。わかってるじゃない!」

祈里 「でも、付けている子供達はピーチとパッションが多いみたい」
ラブ 「あはは……たまたまじゃないかな?」
せつな「なんだか恥ずかしいわね」

祈里 「わたしのは並んでもいないし被ってる子も見ないね……」
美希 「あ、あっちに並んでるわよ、ブッキー」

通行人A「おっちゃん、パインのお面全部くれ」
店主さん「全部かい? 兄さん、毎度」

せつな「あれって大人買いっていうのよね。私、初めて見たわ」
祈里 「あはは――嬉しいような嬉しくないような……」
美希 「確かに……なんに使うのか聞くのが怖いわね」

店主さん「さあ、安いよ! 安いよ!」
美希 「おじさん……ベリーのだけ値引するのやめて……」
最終更新:2010年10月11日 22:56